宇宙は本の箱

     宇宙は本の箱

語りつぎ・・・言いつがいけり



      それが真実ならば。

あれらの日々の思い

      それが真実ならば!

  ここはひのもと。

     そこはひだかみ。

       語り継ぐ者のありてこそ。

         書けと言われたその事を、書き続ける者のあればこそ。




たましいの、生き様の、

   近くても遠い弟子。

      遠くても近い弟子。



      師弟は三代の縁。


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8月8日の夜、正確には9日の朝、夢を見た。
夢日記に記していた。
曲がりくねった山道を走り神社についたら、大勢が集まっていたからなんだろうと思ったけれど、あとで知れば、それは先生のお通夜かお葬式の光景で、では私の本体は夢で葬儀に行ったのだ。あの山道は清見インターからの道だったのか。。。
そしてその夢のそれらの言葉は、そこに来られた人達の話声なのだった。

先生が逝かれてちょうど一ヶ月目の昨日、夢を見た。
糞袋だったら分かりやすかったのだけど、籠から抜け出た鳥は不死鳥だった。
朝目覚めてから、先生は今からいよいよ色んな事をされるのだと思った。
そうして、そこにおられたある人の声を否定され、六次元の証明されるのだと思った。

この体は糞袋じゃ。穴のあいた所はみな体の中の糞を出す為にあるんじゃ。
目糞、鼻くそ、耳くそ、屁糞。
この体がなくなったらワシは本当の自由自在じゃー。
『おまえたち、困った時は ワシを呼べ!
 ワシはどこからでも来てやるぞー』


先生が一等教えたかったのは、はるか昔、池に浮かぶ月を囲んで皆で瞑目した『御魂鎮め』の心。
大自然に感謝し、ご先祖様に感謝し、国を思い、地球を思い、勤勉に誠実に生きる事。
死しても子孫を思い、国を思う。
先生の言葉には、声には、誠・実があった。
決して知らない事を知ったふりはなさらなかった。
確信ある事は、静かに、けれども誰よりも強い声で言われた。

先生は、福来博士の残された『慈悲心・菩提心・神通力』を生きられた。
先生を見ると、縄文のこころがそこにあるように思われて、
先生はこの日本最後の縄文人の生き残りだと思う事さえあった。。。
先生の教えの究極は、『美しい縄文人の心を生きよ』という事なのだったと、今更ながら思うのだ。

縄文の時代から絶ゆる事無く受け継がれてきた純朴な魂の行方。
先生は全国に散らばった弟子たちが、その心を生きてくれると信じておられた。
人は二度とは生まれ変わらない。生まれ変わりのように思うのは記憶の念写による。
人は二度とは生まれ変わらないから、どんなに苦しくとも安易に死んではならない。
死魂招聘。


『お前たち、本当に困った時はワシを呼べ!』








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