心理学は人を救うか？
否！
そんなのがフロイド先生 知った頃。
今は悩める者達は圧倒的にユングだろう。
フロイドもユングも好き。読んだ書物の片鱗も脳味噌には刻まれてないけれど、精神分析学、深層心理学はその元をユダヤに発する、要するにお得意分野だと、そういうことだけは学んだ。微細を極める。
安岡先生は、西洋哲学はやればやるほど心が渇いていく、そんな時、子供の頃に習った孔子を書写され、お湿りということを悟られたが、それは、ある時期以降はなんなく分かることだったが、『魂の殺人』『ナルシシズムの病』、もっともっと簡単な二時間もあれば読めそうな本などなど、自分が読んで感銘した本を、読んで欲しそうに持ってきていた悩める人達を、こんな雨の日には思い出す。
健造先生はいつも言われていた。
西洋心理学では日本人の心の病は治せない。
肉食動物と草食動物では腸の長さが違い、言葉も違う。
彼らの言葉は言いたいことを一番に持ってくるが、日本人は最後に持ってくる、と。
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