韓国ーオーストラリア 遠恋

韓国ーオーストラリア 遠恋

ガツン!と飲酒運転



その車、ただの車ではない! その友達も、Jpレストランでご飯を食べてたら、急に近寄ってきた日本人に「明日日本に帰るから車貰って」といわれるがままに貰ったのだ。


*$1000以上の駐禁(未払い)
*片方のサイドミラーはどこえやら・・・。
*エアコンなし(ここAUS)で夏のエアコンなしの車は拷問になっているようなもの!


まーいいや何がどうあれ、私たちにとっての初!車!
それと同時に、ぶくぶくと横に成長していったのだった。そう!太ったのは車のせい。 日産パルサ!


日産パルサを運転して、3ヶ月後、パルサとさっさとお別れ。
今度はサイドミラーが両方ついている車を$2500で購入!ランサー


パルサは友達に$220で売った(大いに勉強させてもらってこの値段!安い!)


ランサー、見かけもいいし、年のわりには、ナイス!


そう・・・私が、ぶつけるまでは・・・。


その日、日韓ワールドカップの真っ最中、一緒にいるとなぜか喧嘩になるため、私は友達の家でサッカー観戦。というよりも、飲みにいったのだ。
日本が負けて、韓国が勝ったでの、ますます飲む飲む。


結局は家に帰らないといけないと思い。 帰宅。
駐車場まではよかった。無事についた。余裕だ! バックパーキングができないので、そのまま前止め。
車を止めて、ドアを閉めて、歩き出した私。


ずううううううううガチッ


といって車が動いて、止まった。 


サイドブレーキをかけてなかった・・・。 ヤバイ!
車のフロントは駐車場の壁に触っていた。 このときはただ触っている程度だった・・・。

いっそいで、エンジンかけて、後ろへバック!

人間酔っ払って、パニクっているとき、意思とは反対に行動する。
バックに入れたと思ったギアはまんまとファーストに・・・。

バンバンアクセルを踏んで、ギーギーなっているのに、気づかない私。


あああああああ前がへこんでしまった・・・。
さだごろうに言うか言わないか?! 

怒られると思って家についたら、韓国勝利にちょーご機嫌なさだごろう


「日本残念だったねーひよろんも赤いTシャツ着ていけば日本もかったのにねー」

ムッカアア、特にサッカーに興味があるわけないが、お祭り好きな私。
この日ばかりは、愛国心の塊になっていたのに、その一言。


        言うのやめちゃえ!


とっ悪魔のささやき。


だまってシャワーを浴び、そろそろ寝るかと思ってベッドへ。



        このまま黙っているつもり?



とっ良心をとがめる声が・・・。



ものは考えよう、相手がご機嫌なときに言ってしまえばいいのだ



     「車ぶつけたよ、かなり前がへこんでるよー おやすみー」



     「えっ?どこで? いつ?誰の車に?誰も怪我してないの?」



     「ただ駐車場の壁にちょっとだけ、ガツンと」



     「そう、今度から気をつけてねー、やっちゃったもんはしょうがないから」




意外な答え。なんてこ心の広い人なんだ、やっぱり大好き!




そして次の日



「なんでこうなんの? 注意してないからだよ、あああ価値が下がった! $1000でも売れないんじゃない?」




ちっさいヤツ!




事あるたび、言われつづけた! 




しかーし立場が逆転した日が来た!




さだごろう!飲酒運転で捕まる! しかも罰金$880


オーストラリアでは運転暦の長さによって、RP,GPそして最後にシルバーライセンスになる。韓国で2年くらい運転してた、さだごろうのレベルはGP。 0.2ポイントくらいまでは飲酒運転OKレベル。



その日、さだごろうは、大いに飲み、大いに歌って、らんらん気分で運転していたそうな。 パトカーがスーーーーっと近寄ってくるのが気づくまでは・・・。 警察に行って、事情聴取、アルコールレベル0.88ポイント!



さだごろうのおかげで、!初めてこっちの裁判所に行ってきた。
まあああこれでもかっていうくらいの飲酒運転でこられた方方



裁判!こわい! 待つこと3時間、法廷時間2分!




罰金$880と6ヶ月の免停!



さだごろうの一言



「ひよろん明日から運転頼むね・・・」



これでイーブンだ! 飲酒運転はほんとやめよう!と心に誓う!



それから6ヵ月後、免許の更新に行ったさだごろう、試験場の人がひとこと「あなたの運転記録は0からよ」とRPの免許証を貰ってきた。



あの日、酒さえ飲まなければ、今はもうシルバーライセンスだったのに、


そしてはずかしいRPプレートを車に張らなくてもよかったのに・・・。





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