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ヨシムラは渡辺篤/酒井大作ペアと秋吉耕佑/加賀山就臣ペアか？

テーマ：鈴鹿８耐(390)

カテゴリ：鈴鹿８耐

ヨシムラジャパンにこの前の鈴鹿300kmのレポートがりました
どうやら渡辺篤/酒井大作ペアと秋吉耕佑/加賀山就臣ペアの二組になりそうですね。

今年は、かなり期待できそう！！

ヨシムラジャパンレースリポート
2007 鈴鹿300km耐久ロードレース
開催日/予選：6月9日(土)、決勝：6月10日(日)

　鈴鹿8時間耐久ロードレースの前哨戦とも言える鈴鹿300km耐久ロードレースが開催。ヨシムラスズキwithJOMOは2台体制でこの大会に渡辺篤/酒井大作ペアと秋吉耕佑/加賀山就臣ペアという最強の布陣で参戦。今年で30周年を迎える鈴鹿8時間耐久ロードレースで優勝する為にも、負けられない大会となった。

予選レポート：
　公式予選はA組/B組へ分けて午前、午後の2セッションで争われる事となった。渡辺/酒井ペア、秋吉/加賀山ペアはB組でのタイムアタックとなった。
　公式予選1回目、A組はドライコンディションの中スタート。トップタイムは中須賀(ヤマハ)の2分09秒102となった。ところがA組の予選が終了する頃に天候が急変。B組の予選は降雨の中スタートとなった。路面コンディションが完全にウェットに変わる前にタイムアタックをする為、各チーム一斉にコースインしたが降雨はすぐに激しさを増し、B組は中須賀のトップタイムを更新出来ずに1回目の予選が終了。

決勝レポート：
　鈴鹿は決勝当日の朝方まで雷雨の影響を受けていたが、その後の急激な天候回復により決勝はドライコンディションで行われた。13時50分カウントダウンでスタート。前日2分08秒645のスーパーラップを叩き出しポールポジションからのスタートとなったヨシムラスズキwithJOMOの秋吉/加賀山ペアは、ホールショットを奪った阿部(ヤマハ)をシケインで抜き去り、トップを走る清成(ホンダ)に次いで2番手でオープニングラップを終了。その後、清成はペースを2分09秒台に上げて後続を引き離しにかかったが、秋吉だけはこのハイペースの中、気迫の走りで清成を追撃し3番手以下はこのハイペースについていけない。レースは2人の一騎打ちの様相を見せはじめた。
　そしてついに10周目のMCシケインで秋吉が清成のインを刺し、この日初めてトップに立った。秋吉はこのまま独走態勢に入ろうとし、自己ベストをマークするが清成も負けじとこの日のファステストラップとなる2分09秒095をマークする走りで猛追。18周目ダンロップコーナーでは清成がアウトから秋吉をかわして再び首位に立った。そしてこの熾烈なトップ争いが続いたままレースは中盤に突入し、両者にピットインの指示が入った２５周目。ここで秋吉のマシンがバックストレートでまさかのエンジンストップ。そのままパートナーの加賀山に代わることなくレースを終える結果となった。清成/レイペアはその後も集中力を切らさず走り続け、トップでチェッカーフラッグを受けた。
　一方、予選Bグループを2分11秒436の５位で通過し、決勝を10番手からスタートした渡辺/酒井ペアは堅実な走りで順位を上げた結果、波乱のレースを１時間56分33秒030の５位でフィニッシュした。

ライダーズコメント：（渡辺選手）
　「事前テストでは、大作も僕も9～10秒で周回できるセットアップが出来ていました。もう一段ステップアップさせ更に高度なマシンに仕上げようとしている最中です。予想以上にペースは上がりませんでしたが、これも8耐へ向けての重要なテストだと思って辛抱して走り続けました。もちろん5位なんて順位は悔しいし、現時点のセットが上手く決まれば、トップ争いの後ろあたりではレースできたと思うんですが、グッとこらえて、この悔しさを8耐へつなげたいと思います。」

ライダーズコメント：（酒井選手）
　「篤さんからバトンをもらって、とにかく順位を上げてこようと思って走っていました。マシンは耐久仕様の試行錯誤の最中です。これが決まれば、僕らの#12号車はものすごく速くなると思うし、篤さんと僕のコンビは速さも安定感もあって、いいバランスのコンビだと思います。マシンもライダーも、もっと自由度を高め、何があっても対処できるような強いマシンを仕上げてきます。」

ライダーズコメント：（秋吉選手）
　「ほぼぶっつけ本番だったので、やっぱり燃費は心配でした。あのペースじゃなきゃ勝てませんから、あのペースで周回できるマシンに仕上げたいです。でも、ヨシムラの速さはアピールできたと思います。マシンは心配ないし、ユッキーとのコンビは本当に心強い。8耐は#12号車と優勝争いをしてヨシムラ1-2で決めたいです。」

ライダーズコメント：（加賀山選手）

加藤陽平監督コメント：
　「#12号車は事前テストでは9～10秒台で周回できたのですが、決勝レース中にマシンにトラブルを抱えてしまいペースを上げられませんでした。また#34号車ですが、結果としてはリタイアとなってしまいましたが、予選での驚異的なタイムや決勝レースでも9～10秒台で周回でき、マシンの速さは十分に証明する事が出来ました。今後は8耐へ向けて300km耐久で得た2チームのデータを比べ、8耐までにマシンのセットアップを更につめたいと思います。そして8耐決勝ではトップでチェッカーを受けたいと思います。」

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