ススメ!ニャンたま保険倶楽部2

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どのくらい補償額があればいいの?



(1)時価払いか新価払いか
(2)一部保険になっていないかどうか
(3)補償額の決め方(評価の仕方)

(1)新価払いか時価払いか

まず聞きなれない言葉かもしれませんね、「新価」という言葉。「時価」は分かりますかね。

○時価・・・年数によって「時価」はだんだんと減っていきます。
○新価・・・年数によって減りません。「今建て直したらいくらか」というのが「新価」ということです。

火災保険に入る目的は、「事故があったときに建て直しができるかどうか。修理にかかった費用が全部補償されるかどうか」ということが一番大切です。
ところが「時価」で火災保険に入ってしまうと、いざ事故があったときに、建て直しや修理の額が「時価」しか出ない。
つまり古い物件ほど、年数の分が「減らされて」しまうことになります。
ということは、火災保険は「時価払い」のものに入ってしまうと、いざ事故にあったときに大変な損をしてしまうということです。
ですから、火災保険はちゃんと「新価払い」をしてくれるような設計にすることが大切です。

よく「うちはもう古いからそんなに価値がないよ。」という人がいますが、「新価払い」で入っておけば、建物の古い・新しいに関係なく、「建て直しに必要な額」を設定しますので、ちゃんとその額が出るのです。
逆に古いからといって、「時価払い」にしてしまうと、全焼のときはまだしも、ボヤで修理となったとき、修理額も「時価の分が減らされる」ことになってしまいます。

ですから、火災保険は必ず「新価払い」にした方がよいのです。
次は、
(2)一部保険になっていないかどうか です。

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