23w2d（妊娠6ヶ月）PM10:00

入院３日目。
張り止め薬の副作用が治まり、少し入院生活にも慣れ。なんかベッドの角度とかもいじってみたりして。

明日、週一回のシャワーを浴びよう。そして、週末を迎えて、夫と娘にお見舞いに来てもらおう…！とウキウキな夜でした。

しかし、何か下腹部を中からグリグリされている感覚が来て…ナースコールしようか、迷っていると、丁度、担当の医師が
「体調はどうですか？気になって…」と回診に来てくれました。

それで、相談したんだったかなんだったか、とにかく回診用のエコーで見てもらいました。

すると…
「あ、え、これ、産まれかけてる気がする…！」

急に慌ただしくコールをし始める先生。
「ちょっと、危ないかもしれないので、胎児の肺の機能を高めるためにステロイドを打ちますね。」

これは、まずいんだ。
と、思い、とにもかくにも、
「お願いします。」
と答えました。

たちまち、看護士さん達がやってきて、あれよあれよと張り計測機やらつけられ、張り止めと、ステロイドの筋肉注射をされ。
痛かったですけど、気持ち的にそれどころではありませんでした。
それで、なんとか、張り…つまり、子宮収縮が治まったようでした。

「明日の朝、色々な先生と見ましょう。とりあえず朝までフルフラットで過ごしてください」

「フルフラットで」

「トイレどうしたらいいでしょうか」

謎に冷静だったわたし。

「フルフラットで」

「フルフラットで。」

「ベッド上でしてもらうので、ちょっと準備します」

ベッド上…どうすれば…と思っていると、看護士さんたちがやってきて説明してくれました。

「ベッド上でトイレって、やったことある？…ないよね〜。一回やってみる？難しかったらとりあえずカテーテル入れるのもできるし」

か、カテーテル！？

ということで、看護士さん付き添いの中、ベッド上でトイレデビューしました。
恥ずかしいとかは、言ってる場合ではありません。

…やってみる。

…むずい！

どこにどう力を入れたら良いやら、わからーん！

この日は結局、カテーテルを挿して尿を抜いてもらいました。

夜中。じっと横になりながら、寝るに寝れず、もう産まれてきちゃうのかなぁ…と名前を考えたりしていました。

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