梅林庵

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2012年10月17日

カンパチとバッハ

(4)

カテゴリ：音楽

平成24年10月17日(水)

　今日は弊社の運営する航路の事務所に行きました。月1～2回足を運び、朝礼をします。事務連絡のほか、安全航行はもとより、お客様に対する心配り、接遇、マナーのことを話します。取り立てて話のないときは、人間関係を良好に保つ際の些細なテクニックを3分スピーチします。もちろん新聞やものの本からの受け売りです。盗作話ですから内容には自信がありますが、もともと毛の三本足りない私です。自分の話として語る資格はありません。「どのくちがいーよるんか、どのくちが」と言われそうです。若い人、私よりも年配の人、それぞれいますが、全員男性だから色話のほうがいいかな。でも朝礼でエロ談義はまずいわな。
　閑話休題、ここで人事考課も済ませました。事務所への道中、土砂降りでした。駅前の道路は冠水していました。もちょっとで室内に水の入ってくる深さになりそうでした。バイクに乗った郵便配達の方が難儀していました。車を降りて少し歩いただけで、すねから下がずぶ濡れになりました。
　帰社して終日会議。
　午後6時前、雨は上がっていました。今日は練習をやめて、久しぶりつね三に突っ込もうと思いました。暖簾の前まで歩きました。ガビョーン。本日臨時休業の張り紙。大将、よりによってなぜ？まいったな。ということでまっすぐ帰宅。妻不在、英会話かな。勝手口に大きなカンパチがありました。父が島のAさんにいただいたものでした。早速おろしました。トラがまとわりつきました。中落ちのところを切ってやりました。写真は切り身にし、塩を打つの図です。あらは妻が煮付け、あとの半身は刺身に。明日、父と義母宅へ彼女が届けます。

　包丁を持っての仕儀は「いいちこ」のロックを飲みながら。なんだか板さんになった気分でした。興がのりました。始末を終えてタンノイの部屋へ。今日はバッハをギターで。アリリオ・ディアスです。シャコンヌや無伴奏チェロ。深い。それにもましてレコードの暖かみ。空気が変わります。この感じ、わかるかな。わからないわな。
　ということで今日の写真はディアスのレコジャケです。EMIレーベル。セラフィムの天使です。