平成25年5月12日(日)
午前6時起床。快晴。
昨晩、ホテルに戻ったのは午後10時くらいだったかな。それからipadとにらめっこ。つまらぬ時間を過ごしました。就寝は午前2時くらい。それから1時間おきにウトウトしては覚めの連続。睡眠不足でした。宮崎日日新聞を見ました。一面が昨日の演奏会を報じていました。ちなみにこの地方紙、Kに言わせると、骨のある記事を載せるそうです。読み応えがあるとのこと。
午前7時前、着替えてランシューズを履きました。宮崎駅で右に折れ、大淀川を渡りました。河口近くなので、川幅が広い。右岸を上流に向かいました。堤防脇の住宅は高級感がありました。部屋からの眺めがよいであろうことを、羨ましく思いました。ジョグのおっさん数人とすれ違いました。犬を連れて散歩の人もちらほら。ハイティーンと思しき女性がしゃがんでスマホをいじっている光景も。朝帰りの顔つきをしていました。対岸を見ると、宮崎の絵はがきに必ずといっていいほど登場するホテルシーン。上流に架かる橋を渡り戻し、再度宮崎駅へ。まだ走りたらなかったので、線路沿いを北上しました。宮崎工業高校のラグビー場があったので、その中を周回しました。隣に野球場がありました。学生時代、小樽に似た球場があったのを思い出して、懐かしかったです。走った市内はこんな感じです。
ホテルに戻り、シャワー。朝ご飯を食べましたが、バイキングのレベルが低く、がっかりしました。部屋に戻り、再度ベットの上に。1時間ほどウトウトしました。チェックアウトは午前11時前でした。
Kが平和台公園に行ってみたいといいました。そうしました。取り付け道路の写真です。どうですか、この緑。
石を寄せて作った大きな塔がありました。正面に大字で「八紘一宇」とありました。昭和16年に建立したとの説明書きがありました。その趣旨やら何故ここが平和台なのかということは、それはそれとしておきましょう。初夏の燃え立ちと青い空が、いかにも宮崎であることを印象づけられるの感でした。Kはジャケットを脱ぎました。
埴輪公園を見ていて、空を舞う白いハトに気づきました。近くにゲージがあり、飼育しているようでした。
宮崎県庁の駐車場に車を突っ込み、昼をしました。
このあたりはクスノキがおおい。枝にヤドリギのような植物が根を張り、花を咲かせていました。
昼ご飯は、宮崎の名物「冷や汁」でした。これ、なかなかいけます。夏の食べ物です。
コンサートは午後3時からでした。会場は昨日と同じでした。今日は小ホールの方でした。早めに行くと、今日は仮設のカウンターがテラスの外にありました。ワインやシャンパンを飲む人がいました。私たちはアイスコーヒーにしました。
今日の演奏はミッシャ・マイスキーでバッハの無伴奏チェロ1,4,5番。印象は、一言で言うとメリハリをつけすぎの感がありました。これでもかという感じの大きな音を出していました。壮絶感のある演奏なのですが、曲特有の哀しい透明感を感じない。持っているCDの解説に、彼はつまらぬことで収容所生活を送った経験があると書いてあります。そのことから想像をふくらませると、この演奏は然りということになるのでしょうか。私は、イメージが違いました。でも好き好きなのでしょう。アンコールが3曲ありました。2番のプレリュード、アルマンド、クーラントです。プレリュードは渾身の名演奏でした。今日一番の出来と思います。写真は休憩時間のステージです。外は南国の輝くばかりの陽光でしたが、この一角だけは異次元の空間でした。
コンサートが跳ねて、階段を下っていたら、CD買い上げの人を対象にマイスキーがサイン会をするとの手書き看板が出ていました。惹かれましたが、そうしませんでした。
真っ直ぐ、大分・佐伯向け。写真は西都市あたりです。九州山地と東側の裾野です。農業県であることが判ります。
道中の2時間半は、Kとこの二日間の反省会をしました。
午後8時帰宅。グロッキー。
今日の一句
宮崎の空に響けよマイスキー
今日の写真は自分への土産、樫樽貯蔵の焼酎です。道の駅日向で買いました。味はというと、まあまあです。
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