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タミフルについて
タミフルしかないんだけどね…
今年も予防接種を受けていたのもかかわらずインフルエンザにかかっちゃいました。
普段あまり熱を出さない娘が明け方熱い!ありゃりゃーって感じで、朝一に病院へ行きました
念のため「インフルエンザの検査」しようねってことで、待つこと5分
「A型が陽性」ですとのことでタミフルを処方されました。
うーん、最近タミフルは賛否両論あるよねーと思い少し調べてみました。 きっと私だけでなく不安に思っているママがたくさんいると思うのでお役に立てたらいいなーと思います。
あくまで私が個人的に調べたことなので詳しくはお医者さんや薬剤師さんに ご確認してくださいね。質問されてもわかんないので(笑)
ちなみに私は副作用を考えてもインフルエンザを制圧する方を選びました。重篤な副作用は怖いけど高熱も子供にとっては怖いので…。現時点では一番有効なお薬なので。選択の余地が無いってのも困るんだけど仕方ないかなー。
*はひいろの個人的つぶやきです。
製品名 : タミフル(一般名は リン酸オセルタミビルカプセル というそうです)
製薬会社名: 中外製薬
*現在はロシュ社から中外製薬が輸入しています。
鳥インフルエンザ、新型インフルエンザの懸念から近々国内生産できるように検討中のようです。
やっぱり輸入頼みじゃ、いざって時、手に入らないってこともありますもんね。
本当に新型インフルエンザに効くのかっていうのは、わからないらしいんですけどね。
分類 : 処方薬
*お医者さんに行かないともらえないんだね。
種別 :A型、B型インフルエンザ感染症治療薬
主な作用
→ 呼吸気道の粘膜細胞の中に取り込まれたインフルエンザウイルスは、
細胞内で複製されて増殖し、細胞から遊離され、またそれらはほかの細胞に
取り込まれて細胞内で複製されるというしくみで増殖を続け、インフルエンザ
症状がひどくなります。この薬は細胞内のウイルスが細胞の外に遊離されるとき、
ウイルスの表面タンパク(ノイラミニダーゼといいます)と特異的に結合して、
その活性を抑え込んでしまうので、ウイルスは細胞内に閉じ込められて細胞の外に
遊離できなくなり、ウイルスの増殖が阻止されてインフルエンザの改善が得られるのです。
この薬はA型、B型インフルエンザのノイラミニダーゼに効くのでA型、B型インフルエンザに
限って有効です。またその臨床効果は感染2日間以内の早期でないとよく効きませんし、
当然のことながらほかの型のインフルエンザ、細菌感染症には効きません。
また予防的な使用は推奨されていません。
*というようなことだったんですが、私的には疑問が2つ。
1つは予防的な使用は推奨されないということだけど、貰ったんだよね、パパとママの分も。
通常の半分量で5日分。害はなかったけどね。
A型とB型に限って有効ってことなんですが、鳥インフルエンザや新型インフルエンザに効くんだろうか?
ということ。タミフルの増産は行われてるけど過信は出来ないんだなーと感じました。
やっぱり予防はシンプルに手洗い・うがいなんでしょうね。
副作用など
→ 主なものは腹痛、下痢、吐き気。量が多すぎると、ふらつく様なめまい感があります。
また、肺炎、意識障害などの精神症状が現れることがあります。妊娠中、授乳中の婦人、
1才未満の小児での安全性は確かめられていません。主に尿中に排泄されるため、高齢者や、
腎不全の人では十分な注意が必要です。腎臓の悪い人では急性腎不全をおこしたり、
また過敏な人では血小板減少などが起こることがありますので注意してください。
*てな感じで書いてあったんだけど、下記のように箇条書きになっている説明もありました。
これだけ箇条書きになってるの見ると怖い薬に見えるのは私だけでしょうか?
・うずきと痛み (Aches and pains )
・アレルギー反応によるショック(Allergic reactions sometimes leading to shock)
・喘息-既往症として喘息がある方の悪化(Asthma - aggravation of pre-existing asthma )
・気管支炎(Bronchitis )
・肺感染症(Chest infection )
・結膜炎(Conjunctivitis )
・皮膚炎(Dermatitis )
・下痢(Diarrhoea )
・不眠(Difficulty sleeping )
・めまい(Dizziness )
・耳感染(Ear infection )
・耳の異常(Ear problems )
・多形性紅斑(Erythema multiforme)
・頭痛(Headache )
・肝炎(Hepatitis)
・消化不良(Indigestion )
・肝異常(Liver problems )
・リンパ節症(Lymphadenopathy )
・吐き気(Nausea )
・鼻血(Nose bleed )
・発疹・吹き出物(Rash or rashes)
・鼻水(Runny nose )
・静脈洞炎(Sinusitis )
・スティーブンス・ジョンソン症候群、または、皮膚粘膜眼症候群(Stevens Johnson syndrome )
・風邪症候(Symptoms of a cold )
・疲労感(Tiredness)
・腹痛(Tummy pain )
・蕁麻疹(Urticaria )
・嘔吐(Vomiting )
*今回のインフルエンザで我が家の娘は、結膜炎、鼻血になりました。これは「これ!」という副作用としては初
だったように思います。この中で????だったのは、づずきと痛み、下痢、めまい、頭痛、消化不良、吐き気、
嘔吐、鼻水、腹痛、風邪症候群ってやつ。どうやって、インフルエンザとタミフルの副作用の判断をつけるん
だろうって思いませんか。凡人の私には理解出来ませんね…。
*こういう解説もあったけど、こういうの見たら怖くて飲めないよねぇー。どうしようー。
(1)重大な副作用
1) ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、顔面・喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2) 肺炎(頻度不明):肺炎の発症が報告されているので、異常が認められた場合にはX線等の検査により原因(薬剤性、感染性等)を鑑別し、適切な処置を行うこと。
3) 肝炎、肝機能障害、黄疸(頻度不明):AST (GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-Pの著しい上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
4) 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(頻度不明):皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)等の皮膚障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
5)急性腎不全(頻度不明):急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
6)白血球減少、血小板減少(頻度不明):白血球減少、血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
7)精神・神経症状(頻度不明):精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等) があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、観察を十分に行い、症状に応じて適切な処置を行うこと。
8)出血性大腸炎(頻度不明):出血性大腸炎があらわれることがあるので、血便、血性下痢等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
* どうしてこんなにすごい書き方するんだろう?知らない単語の羅列を見るだけでめまい。
幻覚
とか言われるとねー、怖いよねー。
用い方と注意 カプセル剤とドライシロップ剤があります。
*子供のはドライシロップでした。
味はついてたけど、そのままでは超まずい。
ハーゲンダッツのチョコ味のアイスに混ぜると喜んで飲みましたよ。
1日2回5日間服用。
*大人も子供も同じでした。
*なんか「タミフル」ってもしかして怖い薬なのかしらー。他にインフルエンザに効果があるものってないのかなーと思って調べてみました。
インフルエンザの抗ウイルス薬
は、五種類がありました
1.Tamiflu-タミフル:リン酸オセルタミビル
2.Relenza-リレンザ:ザナミビル
3・Amantadine-アマンタジンは、一般名(Amantadine Hydrochloride)で、商品名はアマゾロン(Amazolon)、シンメトレル(Symmetrel )他。
4.Rimantadine-リマンタジンは、一般名(Rimantadine hydrochloride)で、商品名はフルマジン(Flumadine)、日本では未発売(Forest社)。
5.Ribavirin-リバビリンは、一般名(RN CAS Registry Number (R): 36791-04-5)で、商品名は、Ribazid, Virazole 、Rebetol、Copegus, Desiken, Ribaviran, Ribavirinum, Tribavirin, Trivorin, Viramid, Virazide, Ribavirin など。エアロゾール・タイプでFDA未認可。
*あったんだけど、他のもやっぱり副作用はあるのよね。
薬である以上あるんでしょうけど…。こんなのばっか見てると薬が飲めなくなりそうだよねー。
リレンザの副作用として
(1) 重大な副作用
1)アナフィラキシー様症状:口腔咽頭浮腫等のアナフィラキシー様症状(頻度不明)が起こることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2)気管支攣縮、呼吸困難:気管支攣縮、呼吸困難(いずれも頻度不明)が起こることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
アマンタジンは ・異常筋運動(Abnormal muscle movement)
・興奮(Agitation)
・くるぶし腫脹(Ankle swelling)
・不安感(Anxiety )
・食欲減退(Appetite - decrease or loss of appetite )
・行動変化(Behaviour changes)
・肌色の変色(Changes in your skin colour)
・注意散漫(Concentration - poor concentration)
・錯乱状態(Confusion)
・便秘(Constipation )
・てんかん(Convulsions )
・協調困難(Coordination - difficulty with coordination )
・精神錯乱(Delirium )
・うつ病(Depression )
・下痢(Diarrhoea )
・排尿困難(Difficulty passing urine )
・見当識障害 (Disorientation)
・目まい (Dizziness)
・口渇(Dry mouth)
・失神(Fainting)
・発熱(Fever )
・妄想・幻視(Hallucinations )
・頭痛(Headache )
・心臓不整脈(Heart arrhythmia )
・心拍数の増減(Heart rate - increase or decrease in heart rate )
・不眠症(Insomnia )
・無気力( Lethargy )
・立ちくらみ(Light-headedness )
・低血圧(Low blood pressure)
・躁病(Mania )
・躁鬱(Mood changes )
・筋肉痛(Muscle pain )
・吐き気(Nausea )
・緊張感(Nervousness)
・悪夢(Nightmares )
・光過敏症(Over-sensitivity to daylight )
・動悸(Palpitations )
・精神疾患(Psychosis)
・発疹・吹き出物(Rash or rashes )
・言語不明瞭(Speech - slowing or slurring of speech )
・発汗(Sweating )
・疲労感(Tiredness )
・身震い(Tremor )
・尿失禁(Urinary incontinence)
・視力困難(Vision - difficulty with vision )
・嘔吐(Vomiting )
・歩行困難(Walking difficulty )
・衰弱(Weakness )
リマンタジン(商品名Flumadineなど)の副作用<br> ・腹痛(Abdominal pain)
・不安感(Anxiety )
・便秘(Constipation )
・食欲減退(decreased appetite)
・目まい (Dizziness)
・眠気(Drowsiness)
・口渇(Dry mouth)
・頭痛(Headache )
・不眠症(Insomnia )
・立ちくらみ(Light-headedness )
・吐き気(Nausea )
・嘔吐(Vomiting )
・緊張感(Nervousness)
5.リバビリン(Ribavirin)(商品名Virazole等)の副作用
・細菌性肺炎(Bacterial pneumonia)
・血液における未熟赤血球数の増加(網状赤血球増加症)(Increase in the number of immature red blood cells in the blood (reticulocytosis)
・赤血球数低下(貧血)(Lowe red blood cell count (anaemia))
・気胸(Pneumothorax)
・肺機能悪化(Worsening lung function)
*書いてるうち怖くなったよー。で、すごく疲れたよー。ざっくり紹介しただけなのにこんなに疲れたぁー。
ので抗ウイルス薬(Antiviral Drugs)の副作用についての詳細は、下記のサイトをご参照ください。
1.「Antiviral Drugs and Influenza 」(抗ウイルス薬の使用法などの概説)
2.「Antiviral Drugs and Influenza -pdf版」(1.のpdf版)
3.「Antiviral Drugs: Summary of Side Effects 」(抗ウイルス薬の副作用の概要と関係リンク)
4.「Prevention and Control of Influenza」(インフルエンザの防御とコントロールについての総合解説)
5.「Background Information for Clinicians: Antiviral Agents for Influenza」(抗ウイルス薬の処方についての総合概説)
6.「Resistant influenza A viruses in children treated with oseltamivir: descriptive study.」(河岡義裕博士などによる、日本の子供のタミフル耐性についての研究論文)
7.「 Wikipedia, Oseltamivir」(タミフルについての一般知識)
8.「New Product Bulletin: Tamiflu (02-00)」(タミフルについての詳細な解説書)
9.「PUBLIC HEALTH BULLETIN」(48ページにわたる、タミフルについての総合解説。副作用(side effect)については、本文本体のページで、12-14ページ、pdfページでは、16-18ページに記載。)
10.「Oseltamivir (Systemic) 」(タミフルについての概要と関係文献リンク)
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