ほす日記α

ほす日記α

何もない詩




上がり坂を登っていた 下を向いて考えた

カラになった胸の奥 空き缶を蹴り飛ばす


今ではもう 失うことが怖い

なんてネガティブになれたら 誰かと空回り


君の声が僕の胸に 満ちて心を奮わすなら

全てのこと 明日は晴れ 道端に咲く花たち

だけど僕には何もないさ


曲がり道を曲がっていた 遠心力に振られる

外灯の灯りだけが 僕らを映し出している


夜に消えた太陽さえ 誰かと空回り 


君の声は優しすぎて 僕はそれに甘えていたんだ

砂の上の楼閣のように もろく崩れて行くだろう

だから僕には何もないさ


君の声が僕の胸に 満ちて心を奮わすなら

全てのこと 明日は晴れ 道端に咲く花たち

だけど僕には何もないさ


君の声は優しすぎて 僕はそれに甘えていたんだ

砂の上の楼閣のように もろく崩れて行くだろう

だから僕には何もないさ

だけど僕には何もないさ



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: