【なさけない話】 2004年8月19日 |
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こやじはうちに海苔がないという。 ほんとの海苔がみたいという。 ぽちは驚いて海苔をみる。 たしかに今日の海苔は、 おかず海苔じゃない、しけってもいた。 とどめは夜、寝る前に、 こやじは絵本を出してきて、 おにぎりの写真が載ったぺぇじを、 「そら、これがほんとの海苔だ」という。 なさけない海苔の話である。 |
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【木曜日のココロ】 2004年9月16日 |
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玄関のたたきをはいた。 フローリングえをふいた。 カーテンを1部洗い。 台所の吊り下げ棚を整理。 仕事の請求書をポストに落とす。 洗濯物をたたむ、たたむ。 1日、何もしないでいるわけじゃない。 なのに、達成感はあまりない。 毎日の家事は、波打ち際の砂の山? 作るはしから、くずれていくから? 昨日なら子供の遊び場で遊んでいる時間、 こやじさんは昼寝に費やした。 夕方、長めの散歩と考えていたら雨となり散歩中断。 エネルギー消費のため、部屋で、こやじさんはまわる、まわる。 見ていたママは、胸の赤ランプが点滅するのだが、パパは宴会。 帰りは遅いぞ。 週末まで、あと1日。 今週しようと思って、できていないことたちが、 「どうなるの?」って心配してる。 1つずつ。1つずつね。 1日に自分の思うことが、ひとつできれば、今はいいんだ。 |
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【いつもよりまわっております~~】 2004年9月25日 |
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久しぶりに街に出てみた。 目的は、ボーネルンド。 シグのミニカーを1台買った。 それより、こやじさん。 おとなしくしていられない。 最初は、まわりを偵察。 だいたいを把握。 すると、店内をぐるぐるまわりだす! こやじさんは他のお客さんの間を、するりと走り抜ける。 追いかけず陳列台の向こうへ先回りしたつもりでいたら、 そこに、こやじの姿なし。 オットが店の奥の方を見ている。 「そっちにこやじさんいる?」 「ううん」 「店内さがして」 ぽちは店の外へ。 こやじさんを見失ったとき、親子連れが店の外へ出た。 それについていったとも考えた。 結局。 こやじさんは、ぽちが見落とした場所にいて、オットにつかまえられた。 ほんとに数秒たりとも、目も手もはなせない。 その後の電気店でも、ぽちがつなごうとする手をふりはらう、こやじさん。 えり首つかむと、床に突っ伏す。 放っておいたら、駆け出すし。 陳列台のまわりを、ぐるぐるまわる。 頭痛い。 |
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【風邪薬を飲んでくれない】 2004年9月30日 |
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知り合いママさんによると、 アイス+薬+ココア
で飲んでくれた、という。 うちは、前回の風邪のとき、 アイス+薬 を見やぶられちゃってねー。 ダメもとで試すことに。 だけど、ココアがなかった。 それで、きな粉。 こやじさんは恐る恐る、一口。 うれしそうな顔じゃない。 でも、また口を開けた! 気に入った? そして。 1回分の薬入りアイス、完食! これでようやく一安心。 |
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【バースディケーキ】 2004年10月9日 |
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もうすぐ、こやじさんの2歳の誕生日。 今日は、ぽち実家で,早めの誕生日のお祝い。 バースディケーキにともされたろうそく2本。 「ふう~、ふう~、ね」 と言うと、 こやじさんは口をつぼんでみせる。 ろうそくは、ぽちが吹き消す。 「あ、あ」 こやじさんは煙の行方を追っていた。 去年もそうだった。 こやじさんにもケーキをあげろと、ぽち母があまり言うので、 ちょっぴりあげることにする。 まず、飾りのいちご。 たべてまちゅ。 ケーキのスポンジのところ。 …もどってきまちた。 |
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【はじめてのたくじしょ】 2004年10月16日 |
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午前中、こやじさんを託児所に預けてみた。 はじめての託児。 無料解放日に遊びに行っているところ。 靴をぬいだこやじさんは、さぁっと託児所内へ1人で入っていった。 オットとぽちが、あとからついてこないのを 何も不思議と思っていないようだ。 もう車のおもちゃで遊んでいる。 先生の手を、そろ~っとにぎろうとしているしなぁ。 「大丈夫なようだね~」 予想していたとはいえ。これほどまでとは。 そうして家に帰って、オットとぽちはリビングのそうじをした。 こやじさんがいると、大がかりなそうじはやりづらいから。 あ~、すっきりした。 昼過ぎ、またオットと2人で、こやじさんを迎えに行く。 「こんにちはー」 託児所内の引き戸を開けると、遊んでいるこやじさんが見えた。 おお、眠ったりはしなかったのだね。 みみっちいが、託児所では託児代分、思い切り遊んで、 昼寝は家に帰ってからにしてほしいの~。 こちらに気がついたこやじさんが、するんと遊びの輪からぬけてきた。 引き戸をくぐって、オットとぽちの側へ来て、 後ろの引き戸を自ら閉めた! では、かえりまちゅよ~ はは~。帰らせていただきまする。 |
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【ママのエネルギーボールしぼむ】 2004年10月20日 |
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さすがに2日も、風雨で家の中にこもっていると、 PM4時で、ママのエネルギーは切れた。 そして、やる、やると思っていたことだが。 こやじさん、アンパンマンのふりかけ入れ (首を引っこ抜いて、ふりかけをかける仕組み) の、アンパンマンの首だけでなく、中のふりかけ入れのふたまで引っこ抜き、 ふりかけ、フローリングの四方八方散乱。 「あ~~~」 叫びはすれど怒りではない。(もう、そういう時期は過ぎた) ただ、こういうことがあると、どっと疲れる…。 それでも、どうにか過ごせるのは、赤子が少しの成長でも見せてくれるから。 ローテーブルに皿を置いたままにしていると、 台所までさげてくるようになった。 トイレに座って、はじめて、ちーちーした。 さてさて、明日は。 晴れるのだろ~ね。 |
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【こやじ、がんばる】 2004年10月22日 |
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「お薬飲むと風邪が治るんだよ」 今日は、パンの中身のホイップクリームに薬を混ぜてみた。 こやじさんは口に入れたが、かたまりのまま吐き出した。 思いあまって。 こやじさんをベビーシッター1・2・3に寝かせ、 オットにこやじさんの手を押さえてもらい、 薬をそのまま口に入れてみたりした。 もちろん、こやじさんはいやがった。 必死で立ちあがり、粉薬だらけになった口で泣いた。 しかし、泣きながらも口についた薬をなめた。 あ、にがくないでちゅ 子供用の薬が苦くないのは、わかってくれたようだ。 それからは、薬だと言うと口を「あーん」とあけてくれるようになった。 いやなんだ。口に入れたあと泣く。 だけど、がんばっている。 子供とはこういう生き物なのか。 『ママとパパが望むから』って、がんばるんだ…。 自分の子供時代を思い出して、ちょっとセツなくなった。 |
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【朝のお茶】 2004年11月2日 |
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朝のお茶時間。 それが、こやじさんにばれた。 てーぶるのうえになにかあるでちゅね。 ままだけおいしいものをたべているでちゅね オットのいすに、こやじさんは、はいあがる。 そして、そこに座るものに、すべての権利があるかのように、 せんべい(今日のおやつ)の袋をひきよせて、1枚。 むしゃむしゃむしゃ もう1枚。 悪癖は、すぐ赤子に伝染する。 |
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