♪こやじさんたら お手紙食べた

♪こやじさんたら お手紙食べた

TDR子連れ旅ニッキ【2004~2005】

【TDR 3泊4日】2004年10月2日~10月5日
オットの上京にあわせて TDR行きを決意


【1日め。】
こやじさん(もうすぐ2歳)の人生で2度めのフライト。

結果。

泣きまちた。

飛行機を降りるとき、どうにか前の席の方にだけ、おわびを言うことができた。

++今日のホテル++



オットは同窓会に出席。
こやじさんと2人の夕食はルームサービスにした。
頼んだのはお子さまランチ。
けっこうボリュームあり。
小学6年生だって、 お子さま だものねぇ。
こやじさんのお残しで、十分、おなかいっぱい。

お風呂。
バスルームは浴槽外でシャワーで体を流せる。
これは子連れにはありがたい。

サービスにティーパックの紅茶があるのも都会だ~。
ホテルでテイクアウトしたケーキもおいしい~。(ただし\都会値段)

【2日め。】
雨。
ホテルから、TDR行きの専用送迎バスに乗る。

バスの窓をつたう雨が気になる。
ひどい降りにならなければよいけど。

運転手さんのご厚意で、
ホテル行きの無料シャトルバスが出る
ベイサイドステーションで降ろしてもらった。

そして、やってきたのが ディズニーリゾートクルーザー
屋根にミッキーが乗った、銀色ボディのおしゃれなバスだ。

バスに乗っていたのは、ほんの数分で、2日め宿泊のホテル到着。
チェックインはPM3時なので、荷物だけ預ける。
そして、また無料シャトルバス→ベイサイドステーション。
ディズニーリゾートラインに乗り込む。
ようやくランドへ。

パークの手前で荷物検査。
こやじさんは、すでにレインコート(←無印)姿。
テーマパークに行くときは、レインコートって必需品だな。
オットとぽちは1本のかさを分けあっていた。

ゲートをくぐると、こやじさん、
キャストのおねえさんにやさしく話しかけられた。
こやじさんは、おねえさんの手を両手でにぎってはなさない。

このおねいさんが、わしのあいてを1にちしてくれるのでちゅね?

それから、ベビーカーをレンタル。

ワールドバザールのお店でミッキーのレインポンチョ(青)を購入。

TDRでのいちばん最初のお買物が、レインポンチョ。
雨ならではの思い出の品。
オットに着てもらった。

ワールドバザールを抜けて、さて、どっちへ?

こやじさんが朝食をあまり取っていないのが気になって、
クリスタルパレスへ入った。

空いてる。
AM11時頃だったから。

私たちの前には、お姫様やミニーマウス嬢がトレイを持って並んでた。
一瞬、パークの人かと思った。
それから、 ディズニーハローウィン なんだと気づいた!

仮装していくのも、この時期ならではのTDRの楽しみ方だね。

それから、パークを左手に行く。
早速、ジャングルクルーズの中止(点検期間?)にぶち当たった。
こやじさんにちょうどよいアトラクションだったのに…。残念。

【ウエスタンリバー鉄道】
こやじさん、きょろきょろして楽しそう。
雨の中、手を振ってくれるインディアンさん(人形)にばいばいしていた。
ところが、最後に暗くなって、○○(はじめて行くかたのために伏字)登場。

泣きまちた。

【カントリー・ベア・シアター】
シアターの扉が開くのを待っているうちに、こやじさん、昼寝に突入。
ベンチに座って見るショーなので、そのまま入場。
こやじさん、最後まで熟睡。

【アリスのティーパーティー】
こやじさん、大受け。

【イッツ・ア・スモールワールド】
こやじさん、楽しそうであった。

【トゥーンタウン】
雨でなければ楽しめたのに。
ヒューイ・デューイ・ルーイのグットタイムカフェ、
ここでかぼちゃスープをいただいた。
雨のためか、3つあるブースの2つが閉められており、
1つのブースに客は並んだ。
雨の中、待つ身はつらい。赤子持ちの身の上は、さらにつらい。
せめて、もう1個、ブースを開けてくれ。

ここで、ちょっと気持ちが疲れたのか、
ミッキーの家とミートミッキー の存在をすっかり忘れてしまった。

ぐぐぐ、心残り。
したがって、こやじさんはきっと、
ランドをチップ&デールの館と思っているよ。
最初に会ったのが彼らなんで。

雨は降り続いていた。
ディズニー・ドリームス・オン・パレード は中止。

雨だと、エネルギーを余分に消費する。 午後3時をまわったところで、もう帰ろうかなって気持ちに。
オットから、そういうオーラが出てる。

ワールドバザールに行く。
すると、人だかり。

ミニー だ!

こやじさんを背負ったまま、近づく。
オットが何枚か写真を撮ってくれた。

あとから、それを見ると。
スーパーの特売に殺到している人の群れのようだった。
こやじさんは、ミニーの背中にいっしょうけんめい、手をのばしているのだった。
ミニーなんて、今まで見たこともないのにねぇ。

【ホテルへチェックイン。】
少し時間がかかったが、子供向けのビデオが流れていたので、
こやじさんは退屈していなかった。

部屋はパーク側をお願いした。
夜、花火が見えるのを期待して。
夕食はホテル内のテイクアウトできるレストランで買い込んだ。
それから、ケーキとホットコーヒーもテイクアウトしたのだけど、
紙皿とフォークが添えられていて感激。

【3日め。】
朝食はルームサービスが便利だ。
ささっと食事をすませたい向きには、うってつけ。

昨日より軽装で、ぽちはシーに行くことにする。
レインコートをホテルの売店で買った。
やはり、かさを持つより軽快である。
そのうえ、予想以上の雨と風で外は寒かった。
レインコートがちょうど防寒着になる。

今日は、シーへ。

ここでもベビーカーをレンタル。
シーのキャストさんのほうが、説明がていねいである。

雨は昨日よりは弱かった。
それだけで、ずいぶん救われる。
ちょっと歩いただけで、ディズニーキャラに遭遇。

【エレクトリックレールウェイ】
高架を走る電動式鉄道、
アメリカンウォーターフロントからポートディスカバリーへ移動した。
乗った駅に戻ってこないので、ベビーカーはたたんで乗車する。
こやじさんは、電車に手を振ってくれるキャストに、ばいばいを返していた。

【インディ・ジョーンズ・アドベンチャー クリスタルスカルの魔宮】
待ち時間5分だった。
平日、雨の日ならでは。

このアトラクションは、こやじさんにはムリ。

「乗ってきたら」
オットをうながす。
待っている間に、夫婦が交代で子供のめんどうを見て、
乗るってこともできたんだなと気づいた。

【シンドバッド・セブンヴォヤッジ】
こやじさんは眠ってしまった。
オットと交代で乗ることに。
入り口のキャストのおねえさんが、名前を言えばすぐ乗れるように手配してくれた。
実際は言う必要がなかった。
人が並んでなかった。
みんな、リドアイル・ミート&スマイルを見に行った模様。

シンドバッド・セブンヴォヤッジはボートでゆっくりまわるアトラクション。
赤子でも大丈夫。
ただ、こわい(暗い)シーンでは泣いてしまうかな…。

【ミステリアスアイランド】
こやじさんが目を覚まして、 ヴォルケイニアレストラン へ。
火山の地熱を利用した、中華料理店なのだ。

AM11時ごろ。
こやじさんご一行は、早めの食事をとるため、店はいつも空いている。

炒飯、白飯、ピーマンと牛肉炒め、春雨のサラダ、シュウマイ、ワンタンスープ、ウーロン茶を3人で。

こやじさんは、
ウーロン茶のコップの氷をストローでつついては飲むのに熱中して、
いすに座っていた。助かった。
とは言え、その間中、ぽちはコップを支えているのだけどね。

【マーメイドラグーンシアター】
もうすぐ開演というときに、すべりこむ。
だから、席は前だったけど、舞台をうしろから観る位置。
こだわらなければ、席はどこでもよいと思う。

魔女の登場で、こやじさんはこわがって、うしろの席に退場した。
キャストのおにいさんが、ぐずっているこやじさんにシールをくれた。

おにいさんもいいものでちゅな。

帰るときに、こやじさんが、何度も何度も、おにいさんのほうをふり返るのがおかしかった。

【ブローフィッシュ・バルーンレース】
くるくる回るのが好きなこやじさんを乗せてみることに。
親が抱っこするのはいけない。
こういう乗り物に、赤子1人で座らせるのははじめてでどきどきした。
乗り物が回っている間、こやじさんは何ともいえない表情。
泣きはしなかった。楽しかったのか。

ここで、こやじさんは シェフ・ルイ エリック王子 に会った。
ぽちがトイレにいっている間に、こやじさんはまず、シェフ・ルイに会ったのだ。

「豚のコックさんに会って、とてもうれしそうだったよ」
オットが教えてくれた。

コックさん?豚の?
ちがう。
よーく見たら(見ないでも)、ちがう。

また会いに行って、シェフ・ルイと写真を撮った。

当然、ぽちはエリック王子のところへも、こやじさんを連れて行った。

ハンサムなエリック王子。
「HELLO」
と、こやじさんに話しかけてくれる。
こやじさん、テレ笑い。
しかし、さっきのシェフ・ルイとびみょーに反応がちがう。

明らかに、こやじさんは、
エリック王子が着ぐるみでないことに、とまどっていた。

【ケープコッドエリア ライブショー】
ケープコッドエリアへの入り口がわからず、パーク内をさまよった。
みつかっても階段とか。
ようやく、ベビーカーをころがして行ける道筋発見。
たどりついた。

ライブショーは、こやじさんにとっても楽しかったようだ。
ショーの間は身じろぎせず、いすに座っていたもの。

ここではムースを食べて、スーベニールカップを手に入れた。

【フォートレス・エクスプロレーション】
火山のふもとのお城のエリア。
晴れていたら、こやじさんにとって格好の遊び場なのにな。

雨はずっと降り続いている。
お城の噴水のある中庭を抜けて、
ゆっくりとメディテレー二アンハーバーへ戻って来ていた。

【ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル】
パーク内には、
悪天候によりショーの内容を変更するとのアナウンスが流れていた。
ショーの時間が短くなるかな、とは予想していたけど。
キャラクターたちが上陸してパフォーマーたちの踊りの参加するくだりが、ごっそり省略された…。
それでも、6艘の船が行き交う様は、とても美しかった。
晴れた日にもう1度、来たいものだね。

【4日め。】
朝食ビュッフェ。
好きな具を入れたオムレツを、オーダーで焼いていた。
そのせいか、卵料理はスクランブルエッグしかなかった。

ルームサービスでは、卵の調理方法が選べたのだが。
(ベーコンを指定したのに、ソーセージだったオチも。
スーパーにもありそうなので、ハゲシクがっかり)

食事の内容は和洋食、3世代に対応している。
離乳食、おかゆ、そば、海苔、チョコレート!

こやじさんは白飯、そば、海苔をよく食べた。

今日は、もう帰るだけ。
空港行きのリムジンバスの時間まで、お土産を買いに行くことにした。

雨も風も、今日がいちばんひどい。
リゾートラインに乗ったら、
すでにズボンの太もものところまで雨水が染みている人がいた。
レインコートは足元まで守ってくれないから…。

リゾートゲートウェイ・ステーションで下車。
ボン・ボヤージュ を目指す。

ところが、軒づたいで行けるのではという、ほのかな希望はかき消された。
雨の中をかさをさした人の群れが、
ぞろぞろとボン・ボヤージュへと続いている。

子連れには、けっこうな距離。
そのうえ、雨の湿気でむんむんしながら、
混雑した店内をお土産を選ぶのは…。

やめた。

では、アンバサダーホテルのショップはどうだろう。
でも、駅から歩いていくには遠かった。アンバサダー。
リムジンバスに乗り遅れたら、えらいこと。
結局、大急ぎでホテルに舞い戻って、そこのショップで5分でお買物。

こやじさんは、リムジンバスに乗るとすぐ、眠りはじめた。
今から眠っちゃ、また飛行機でさわぐんだろうな~。うぅ。

バスはスムーズに羽田空港に着いた。
こやじさんは眠ったまま。
すぐ、ベビーカートを持ってきて、そうっとこやじさんを移す。
1時間ぐらいの待ち時間中、こやじさんは眠っていた。

飛行機には優先で乗り込んだ。
オットに、客室乗務員さんが
「枕と毛布を用意しましょうか?」
と声をかけてくれた。

「いや、いいですよ」
オット、断っている!

いるんだよ~。枕と毛布。

それより先に解決しなければならないことが。

席が並びでとれなかったのだ。

ぽちに声をかけてくれた(子連れの一人旅と思ったみたいだ)、
客室乗務員さんに事情を話す。

オットのとなりの席の人と席を替わってもらえた。

そして、枕も毛布も持ってきてもらった。

「ほら。
こうやって、枕を私の左手の下に敷くんだよ。
毛布はこやじさんの顔のまわりに置いて、居心地良くするの。

「枕と毛布は断るな」

こういうこと言わなくてもすむようにならないかな…。

こやじさんは、すぅすぅと眠っている。

離陸のとき、うっすら、こやじさんは目を開けた。
でも、また眠ってしまった。

ぽちは、こやじさんを抱っこしたまま、
とんとんと、こやじさんの背中をたたき続けていた。
…で、結局。
こやじさんは飛行機から降りるまで眠っていた!
計、3時間。


【TDR 2泊3日】2004年12月5日~12月7日

前回のTDRが天候に恵まれず
不完全炎症の こやじさん一家のリベンジ

【1日め。】
はじめて体験するアクシデント。

ヒコーキが飛んでな~い!

私たちが乗る予定の便より前の便すら、
強風のため、まだ羽田を離陸していな~い。

どうなるの?

搭乗手続きから戻ってきたオットの説明。

「乗る便が変わっちゃった。
もう、これ以降の便は飛ぶかどうかわからないから。
もう、時間がないよ。あと、20分ぐらい」

あ、朝ご飯、食べてるヒマないね。あたふた。

「あ、ちがった。あと1時間以上、あとだった」

オット、搭乗チケットの時間を見まちがえてた。あたふた。

この強風がTDRにも影響あるものとは。

こやじさん一家が知るのは、何時間かあとのことである。

さて、今回のこやじさんのフライト。

飛行機で、こやじさんは寝なかった。
座席でじっとはムリだった。
うしろのトイレの前へ移動…。
そこで、抱っことおんぶ。
落ち着いたと思った、そのとき。

こやじ、飲み物サービスのワゴンを見た!

あれ、あれ、ほしいでちゅ!せきにもどりまちゅ!もらうのでちゅ!

必死の形相で、座席に戻ることをアピール。
          ジュース、ゲット。

まんぞくでちゅ…

最近、1缶ぐらい平気でジュースを飲むようになったなぁ。

++今日のホテル++



予定より1時間半ぐらい遅れちゃったけど。
3時前に、やっとシーへ到着…!

キャラクターグリーティングもパスして、
メディテレーニアンハーバーを右手に。
向かったのはアメリカンウォーターフロント。
ここで行われる、クリスマスホリデー・イン・ニューヨークと
セイル・ア・ウェイを楽しみに来たんだよ。

しかし、どちらも中止!

風のせい。
風は始終強いわけではないんだけど。

TDRのショーは、雨より風が敵なのか~。
無念。

16時半になったところで、 レストラン櫻 で夕食にした。
こやじさんが白いご飯党なので、和食のレストランを。

オットはクリスマスの特別メニュー。
こやじさんはお子さまセット、ぽちは、ちらし寿司。

お皿が目の前に並んだ!
それ、戦闘開始~。

こやじさんは気に入った食べ物がないと、きげんが悪くなる。
そして、腹いっぱいになると、もういすに用はありまちぇん。

レストランからは、夕暮れに染まるクリスマスツリーがよく見えた。

ところで、オットはこやじさんのお世話をしようとして、
自分の席から立ち、かがみ込んで、こやじさんにくっついていた。
すると、食事が終わっていると思われ、
キャストさんにお皿を下げられそうになった。
あわてて、
「まだです」
とキャストさんを制す、オット。

クレームのつけられないオトコも、食べ物に関しては体を張るなぁ。

だけど、こやじさんのお子さまセットのときは。

「お下げしてよろしいですか?」←キャストさん
「はい」←オット

ぽちは、皿の上にブドウが1コ残っているのを見逃さなかった。

「あ、これだけ~」
迷うことなく、ブドウを皿からつまみあげた、ぽち。
キャストさんに、「ぷふ」って、笑われた…。

こうやって、意地汚い妻というレッテルがぽちに貼られていく。

夕食後、ブラヴィッシーモ!が強風のため中止というアナウンスが流れた。

ブラヴィッシーモ!、おまえもか…。

【マジックランプシアター】
私たちは、端っこの席でよかった。

すわっているいみがわかりまちぇん

こやじさんが立ち上がってしまったので、
シアターのいすじゃないとこで、ぽちは鑑賞。
こやじさんは舞台を観て、にこにこ笑っていた。
座っていなくちゃならない意味が、わかるのは、いつ?

【キャラバンカールセール】
いちばん安全な、赤いいすの乗り物に、オット&ぽち&こやじ3人でお座り。
もうちょっと大きくなったら、お馬さんに乗ろうね。

【セイル・ア・ウェイ】
どうにか風はやんでいた!

オットが、こやじさんを肩車した。
こやじさんは、ショーがわかったようで、ちょっと笑っていた。

【2日め。】
「パーク開演と同時に、おとーさんがダッシュして、ミッキーとミニーのポリネシアン・パラダイスもスルーフットスーのダイニング&ファンもペコス・グーフィーのフロンティアレビューも予約をとるんだって」
オットに、そう言ったら。

「そこまでしなくても…」
と。

オットは、そういう人である。
ダッシュなんて、ありえない。

いいよ。
TDRに来て、急に夫の性格変わったら、こわいもの…。
でも、一応、形だけ。
オットに、とことこと予約ブースに行ってもらった。
もちろん、すでに定員に達してて予約受付は〆切られておりましたとさ。

【ミッキーの家とミート・ミッキー】
110分待ち。
待てない…。

【ジョリートロリー】
30分待ちだったので、並んでみた。

11時過ぎだったか、
ミッキーのクリスマスパレード中止のアナウンスがあった。
風は、今日も強かったのだ。

こやじさんは、そのとき、お昼寝中。
この間にお昼ご飯にしよう。
【グランマ・サラのキッチン】
スパイシーピラフ、チキンドリア、コーンスープ、
ホットココア、ティーパックのウーロン茶をセレクト。

グランマ・サラのキッチンは、ちょっと薄暗くって、
にぎやかな“外”とは、またちがってて、くつろげた。
(のは、こやじさんが寝てたからだけどね~)

このまま寝続けるか、こやじ。
と、思ったが、外の風に吹かれたとたん、
「あわわ」
って感じで起きた…。

12時過ぎ。
シンデレラ城の前では、ミッキーのクリスマスプレゼントがはじまっていた。
お城の裏手から観ていたら、デイジーが、ぱたぱたぱたって感じで、
舞台裏に戻っていくところを目撃!
かわいい~~!

【ジャングルクルーズは30分待ち。】
前回のTDR旅行のとき、ジャングルクルーズは休止中。
これは、まちがいなくこやじさん向け。
はずしたくないアトラクション。

30分の待ち時間中は、楽しいアナウンスが流れて退屈しなかった。

船は前方へ乗船。
こやじさんは、あっちを見たり、こっちを見たりという、器用なことは、まだできないようだ。
でも、自分の見える範囲で楽しんでいる。
最後、暗くなるところは泣くかなと心配したけど、大丈夫だった。

【再びミッキーの家とミート・ミッキー】
人の列が絶えることのないアトラクション。

朝、1回め。
110分待ち。
待たない。

時間をおいて2回め。
90分待ち。

そして、3回め。
「70分待ちです」

ミッキーのクリスマスパレードがはじまる時間が、せまっていた。
午前のパレードは強風で中止になった。
観たい。
でも、ミッキーの家とミート・ミッキーに並ぶと、
パレードは観ることはできない。
こやじさんにとって、より印象に残るのはどっちか?

ミート・ミッキーを選んだ。

しかし、70分の道のりは短くはなかったね。

オットも、
「どうして、これが70分の行列なのかなー」
と、思ったそうだが。
列はうねうねと蛇行し、
ちょっと見、わかんないところに人の列がおさまっとるんです!

そして、ようやく、ミッキーの家のポーチまでたどりついたとき。
こやじ、キレた。

「もぅまでなぃ~~~」(もう待てない~~)

しかし、そこは、
今日のミッキーの写真を掲げたキャストさんがいる場所でもあった。

「ほ~ら、ミッキー!ミッキーに、もうすぐ会えるよ~」

ぴた。
こやじ、ミッキーの写真を見たとたん泣きやんだ。
なぜに、ミッキーに会えるというだけで泣きやむのだ。

みらくる~。

そして、ついにミッキーのおうちへ!
映画撮影の休憩中のミッキーとご対面。
こやじさんはミッキーを前に、まず小道具に食いついていった…。

「あぽ~あぽ~」(あっぷる、あっぷる)

小道具にりんごの絵が描いてあって、それをみんなに教えている。

ミッキーもキャストさんも、そんなこやじさんの相手を、ちゃんとしてくれて…。

できあがった写真を見て爆笑。
ミッキーは、中腰になって、こやじさんの腰に左手をまわし、
こやじさんのおなかのあたりに、やさしく右手をかけてくれている。
それが、こやじさんの大きさといい、ミッキーとの位置関係といい、
腹話術の人形そっくり。

この事実を確認したい方は、
ぜひ、お近くの2歳児でミッキーと記念撮影を。
【クイーンオブハートのバンケットホール】
ティー・ブレイクをば。
ケーキは、子供のころ思い描いていたようなケーキ!
アリスの世界だ。

【プーさんのハニーハント】
のどかで、ほのぼのとした絵本のイメージと思っていたアトラクション。
実際は。
こやじさんが、この日、いちばん絶叫したアトラクション。

ハニーポットは、前列に2人、後列に3人乗りだ。
私たちは後列。
安全バーがおなかのところまで下がる。
ハニーポットの動きは予測不可能だが、決して速くはない。

「こやじさん、寝ちゃった?」
オットが、ささやいた。

こやじさんを見ると、両手で安全バーをつかんで下を向いている。
目は開いていた。

「ううん、起きてるよ」
でも、ちょっと、様子がいつもとちがう。
そう、こやじさんは耐えていた。
そして。
顔を上げたとき、目の前の光景に。

「んぎゃ~~~~~」

最後の、ほのぼのとしたシーンが短すぎて、
こやじ、立ち直ることなく「んぎゃ~~」と叫びながら、
プーさんのハニーハントは終わった…。

【エレクトリカルパレード・ドリームライツ】
もう人垣ができてしまっているので、ワールドバザールの端っこからパレードを観た。
眠っていたこやじさんは、パレードの音楽に目を覚ました。

「ほぅら」
オットが、こやじさんを抱っこして、電飾に彩られたフロートを見せる。
こやじさんの反応は。

「ぎゃおおお」

うーん。こやじさんには、
光る玉虫の軍団が近づいてくるとしか思えなかったか。
まだ、昼間のパレードも観ていないわけだし。

「まず、昼間のパレードを観て理解してからじゃない?夜は、まだ無理だね」 と、いうことで、ランドを出て、JR舞浜駅方面へ歩いた。

ボン・ヴォヤージュへ。

前回、リゾートゲートウェイステーションで降りて、
イクスピアリに入ったら、
ボン・ボヤージュまではけっこう遠かった&迷ったので。

ボン・ボヤージュを出るころ、花火が上がった。
クリスマスウィッシュ・イン・ザ・スカイだ。
こやじさんにも見えたかな。

【3日め。】
昨日までの風もやんで、海も凪いでいた。

「今日は、風もやみましたよ。(TDRは)空いていますよ」
と、オットはホテルのスタッフに声をかけられて、
「そうですね~」
と、相づちを打つしかなかったとか。
はは。
ヒルトン東京ベイの朝食バイキング。 キッズコーナーが設けてある。
カレー、スパゲッティ、ハンバーグ。子供の好きそうなメニュー。
動物型のパンあり。クマ、ネズミ、サル…。

さて、夢の国での休日の終わり。
反省点。
ランドのクリスマス・ファンタジーを人垣で遠めにしか観ることができず、
すっかりあきらめた、こやじさん一行。
シンデレラ城のあたりをぷらぷらしていたら、人だかりが。
あ、クリスマス・ファンタジーが終わったトナカイさんたちが、そこに。
どうも、帰っていくところらしい。

せめて、これだけでもお近くで。
こやじさんを乗せたベビーカーを押して、見物している人の左隣に並んだ。

そのとき、カップルの前に立ってしまったようなんだ~。

「(キャストさんが)うしろに下がってって言ってるのに、どーして下がらないのかな~」
って、ご立腹気味の男性の声が聞こえた。

うわ~、私のことだよね。

「気がつかなくて、すいません」
そう、ふりかえって言えたら。どんなに気持ち良かったろう。
でも、実際はできなかった。

ぽちはリュックを背負って、ベビーカーを押しているわけだから、
ずいぶんと身はばをとっているんだよね。
気がつかず、リュックで人をはらっているときもあるだろう。

子連れ旅行の反省点。
子供のことで頭がいっぱいになってしまいがちだけど、
まわりも見えてこそ大人だよね。
むずかしいことだけど…。

空港行きのリムジンバスに乗り込む。
こやじさんより先に、眠りの神サマがおりてきたのは。
オットだった。


【TDR 2泊3日】2005年5月8日~5月10日
こやじさんにとって3度めのTDR


【1日め。】
こやじさん一行、正午過ぎにランドに入場。
ディズニー・ロック・アラウンド・ザ・マウスだ!

ワールドバザール前で、キャラクターグリーティング。

踊るインコ?、オウム?のペア。
こやじさん、相当気に入った模様。

さて、プラザテラスでは。
ドナルドが給油をするガソリンスタンド、
三匹の子ぶたのカスタムショップ(フォトロケーション)が出現していた。

キャストの誘導の下、けっこうな人数が写真を撮るために行列している。
しかし、こやじさんには車しか見えない。
猛進。
ぽちとオット、それを止めて、早速、泣かれた。
前途多難。

肝心のディズニー・ロック・アラウンド・ザ・マウス鑑賞も、パス。
パレードルートで待つ意味(カーレースが行われる)が、
こやじさんにわからなかった…。
このショーは、あと1回(1日3回)、PM5時からもあるから、そのときに希望を託す。

アドベンチャーランドのカフェ・オーリンズで、昼食。
お味は普通?
ちょうど、音楽隊がやってきていて、
たぶんオーリンズな曲を演奏していた。
こやじさんがごきげんななめだったので、も~ガツガツと食べた。

それからアトラクションへ。
以下、こやじさん(2歳児)の反応を。

【ジャングルクルーズ】=○

【魅惑のチキルーム “ゲット・ザ・フィーバー!”】=×
 ※ベビーカーで入場できる
まさか、これががだめだとは。
部屋が暗くなった時点で、こやじアウト。退場。
“鳥”に興味なかった?

【蒸気船マークトウェイン号】=×
こやじさんが、ベビーカーから降りることを拒否した。

【アリスのティーパーティー】 (回転するティーカップ)
乗りたかったのだろう。
こやじさん、すんなりベビーカーから降りた。

「そのあと(クイーン・オブ・バンケットで)ケーキ食べようね」
と、夫に伝えていた。
それを聞いた、こやじさんもごきげんに。
しかし、ベビーカーをとりに行ったオットが戻って来ない。

こやじさん一家恒例の、“生き別れ状態”に。
え~、しばしの時間経過ののち、再会。

待っている間に、こやじさんはどんどん下降線になって大変だった。
なにせ、ケーキを食べる気マンマンだったから。
近くのキャストさんにシールをいただいた。
のちに、ぽちたちは、このシールを『泣き虫シール』と命名。
こやじさんは何枚いただいたことか。このシール。

【クイーン・オブ・バンケット】
アンハッピーバースディ(誕生日じゃない日、おめでとう!)ケーキを注文。
大人3人分くらいの、シンプルな生クリームのホールケーキ。

【ディズニー・ドリームス・オン・パレ-ド】
これまで2度のランド入りをしているが、パレードを観たことがない。
(悪天候と時間があわないなどで)
今回、はじめてパレード鑑賞。
パレードルートの最後、トゥーンタウンで観る。
観客は片側にしかいないため、
ミッキーマウスやディズニーの仲間たちは、
み~んな、こっちを向いてくれるのだとか。
ベビーカーに座った、こやじさんの目線でも、
パレードは十分楽しめたようだ。
おとなしく最後まで見ていた。

今回は、ミッキ-の家とミートミッキ-には並ばなかった。
最低でも45分だった待ち時間は、2歳児にはきつい。
前回、発表では70分の待ち時間を、こやじさんはよく乗り切ったと思う。
再挑戦は、もうずっとあとでいい。

【ディズニー・ロック・アラウンド・ザ・マウス(PM5時の回)の
中央鑑賞エリアの抽選】

(来園当日のパーク開園時間より各ショー開始時刻の30分前まで)

ハズレ。

ディズニー・ロック・アラウンド・ザ・マウスは、遠目で、ちらんと観ることに。
クルマたちの入場は壮観だった。
たたずむのがきらいなこやじさんのおかげで、
この時間はうろうろしていた。

【ビックサンダー・マウンテン】
オットだけ。
おもしろかったとか。

【ピノキオの冒険旅行】
夫婦交代で。(こやじさん、爆睡中)

【シューティングギャラリー】
(オットがライフルに挑戦)
おもしろい。むずかしい。

【グランドサーキット・レースウェイ】= br>  ※身長132cm未満の方は1人では利用できない

こやじさん、黙って乗っていたので楽しんでいるのかと思いきや。
クルマが止まったとたん、シートベルトをはずして、
まだ降りるところじゃないのに降りようとした。
音がこわかったらしい。(←ぶるるん、ぶるるんというような爆音ね)

【2日め。】
開場前にシーへ到着。
並んで待つ意味がわからない、こやじさん、朝1発めぐずり炸裂。
遅れて入場するのも手だなぁと思えた。

うららかなお天気。

ゴンドラに乗ってみたかったけど、
こやじ、ベビーカーから降りることを拒否。
ゴンドラに乗ってから、「おりるぅぅぅ」と言われても困るし。やめる。

【リドアイル・ミート&スマイル】
ミッキ-とディズニーの仲間たち勢ぞろい。
けっこう、パーク内をまわっても、遭遇しないキャラっているのだ。
【ストームライダー】
夫婦交代で。

それから、てくてくロストリバーデルタまで歩いた。
あ、こやじさんは歩いていない。
すべて?ほとんど?、ぽちがおんぶして移動。
(ベビーカーがあっても、おんぶ要求)
こなきじじい。

【インディ・ジョーンズ・アドベンチャー クリスタルスカルの魔宮】
ジェットコースター系苦手のぽちでも、
これは横揺れが主なので大丈夫だった。
帽子は飛ばされるかもしれないので、脱いだほうがよいとか。

次。
ミステリアスアイランド。

も~、混んでないので、さくさく進むこと。

【海底2万マイル】
海中散歩。

【ディズニ・リズム・オブ・ワールド】
ヨーロッパエリアで鑑賞。
ごひいきのドナルドが近い。
エリアを替えて、何べんでも観たくなる気持ちがわかった。
それぞれの民族のカラーを出してるところが、見飽きない。
でも、実は、こやじさん、はじまりから終わりまで寝ていた…。
おかげで?、心ゆくまで、ひたれたかな…。
【ポルト・パラディ-ゾ・ウォーターカーニバル、完全版鑑賞】
前、観たのは、雨の日版。上陸シーンがなかった。
だから、色とりどりの中世の衣装をまとった男女が、
町並みの向こうから現われたときは、うれしかった。
彼らは、大きな風船を持っていて、ゲストと風船の渡しあいっこをする。

ダニエラ姫(ミニー)の言葉って、胸にしみる。
シーに来ることができてよかったなぁって、瞬間。

【アリエルのグリーティンググロット】 (アリエルと写真撮影できる)
はじめて会うアリエルに、こやじさん、でれでれ。
カメラのほうをなかなか向かず、キャストさんを困らせたのであった。

【マーメイドラグーンシアター】
前、観たときは、はしっこの席。
それでも、こやじさんが泣き出して座席外で鑑賞。
今回は、ほんとうに人が少なくて。
オットは、宝箱の前の席、ベストポジションに、なんなく座った。
ぽちは、たぶん、こやじさんが泣き出すのをカクゴで、いちばん、うしろへ。
こやじさんは、泣かなかった。
おんぶしていたから。

昨日のランド。
チキルームで泣いたのは、おんぶからおろしていたからか~。

【アリエルのプレイグラウンド】
本当に人がいない。
思えば、この前に、こやじさんをトイレに連れて行っておくべきだった…。

オットはトイレに行きたいと言って、去っていった。
そのあと、事件です。姉さん。(←誰に通じるんだ)

突然、ベビーカーに座っていた、こやじさんが絶叫しだした。
こ、こりは、もしや!
身障者用トイレに駆け込む。
こやじさんを抱えあげる。

…もれてまつ。

戻ってきた、オットと、あたふたあたふた。
上着の替えはあるのだけど、ズボンがな~い!
お昼兼お茶に、ホテルまで戻ったのに。
そのとき部屋に帰って、
こやじさんの着替えとか持ってくればいいと思っていた。
ところが、ホテルに帰ったこやじさんは、
「まだあそぶ~」
と、ふきげん炸裂。
食事もそこそこに、シーに戻ってきたのだ。

どうする?どうする?

とりあえず、こやじさんの紙おむつは替えた。
上着も替えた。

ズボン、買おう!

オットのウインドブレーカーを、
ベビーカーに座らせた、こやじさんのひざへかける。

こやじ、ウインドブレーカー拒否。
ぐぉぉ。

これじゃ、洋服をたくさん置いてあるお店まで行って買うのは無理だ!
マーメイドラグーン内のお店で、ズボン調達。

こやじ、その間、自分が紙オムツのままにされていることに抗議。

「ぱんつはいてないぃぃぃぃぃぃぱんつはいてないぃぃぃぃぃぃ」
ミッキ-の夏物ズボンをはいた、こやじさんは、ぴたりと泣きやんだ。
ふぅぅ。

冗談で、
「おもらししたら、ミッキ-の服、買ってあげればいいんだから」
って、言ってたのが本当になっちゃった。
あんなに、こやじさんの服、山盛り持ってきたのに…。

3時間おきのオムツ替え。
こやじさんの着替え上下は必ず持つこと、
ココロに刻み込んだ、今回のデキゴト。

“あとで”ってのが、ウソになるってこともね。

【3日め。】
正午前のリムジンバスで、ホテルから空港へ。

さて、空港。
飛行機はANA。
新しい施設が気持ちいい。

こやじさんを、まずオムツ替えに連れて行く。
昨日のおもらし事件を考えると、こまめなオムツチェックが必要だ。

それから、オットはラーメンを食べたいと言い出した。
すると、こやじさんも、ついていくではないか。
大人用のカウンター席に、ちゃっかり座って。
オットのラーメンをいただく、こやじ。
ちゃんと、おとなしく食べれるんじゃ-ん。
ほんと、好物のときだけは。

搭乗前、授乳室にて、こやじさんの最終オムツチェック。

してないんだよね。
うーん。
着陸までもつか?

そして、押して開く自動ドアだったのか?
とにかく出るときに、こやじさんを抱っこしていたら、

こやじ、緊急用ブザーをおちまちた。

あわあわあわ。
あわてるオット&ぽち。

「言い訳しといてね」
ぽちはオットを置き去りにし、こやじさんと子供の遊び場へ。

係のヒトが、そんなに思いつめたふうでもなく、やってきたそうだ。
まちがい押しは、よくあるのかも。
子供を抱いて出るのは危険だ~。

そして飛行機は離陸。
こやじさんをおんぶして、
トイレ付近であやすパターンからは抜け出たけれども。
あの手、この手であやさないといけない。
ラジオの寄席なんかも聞かせたわ。

最後の最後、こやじさん、きげんが、すごーく悪くなって。
おまたを触って確かめると、オムツにおしっこ充満。
「ぱんつかえる」と主張する、こやじ。
こやじさんも、昨日のおもらしのショックを思い出しているとみた。
がまんさせることより、トイレへGO。

飛行機のトイレ、オムツ替え。
思ったより簡単だった。
もちろん、客室乗務員さんの的確なフォローあってのこと。

トイレから出ると、シートベルト着用サインが出て、ほんとセーフ。
2歳児連れ旅行は、こんなものなのかなぁ。



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