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December 17, 2012
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カテゴリ: 日本ドラマ
12月とあってドラマの最終回が相次ぎます。NHKプレミアムドラマ 『そこをなんとか』 を見ました。


出演
本仮屋ユイカ 市川猿之助 大友康平 MEGUMI 井上和香

第一話【最後に愛は勝つ】ゲスト 内山 理名 川畑要(CHEMISTRY)

元キャバ嬢の新人弁護士・改世楽子は店の客だった菅原の法律事務所で試用してもらえることになった。だが、担当になった傷害事件で執行猶予が取れなければ不採用だと、先輩の東海林に言い渡される。被告人の安斎は全く反省する様子もなく、困った楽子は妻の貴子を情状証人にしようとするが、あっさり断られてしまう。そんな時、貴子が妊娠していることが発覚する。


オリジナルを読んだのはだいぶ前だったのですが、弁護士になろうとしたきっかけが漫画とは違っているかな?漫画の方がもっと即物的な理由だった。赤星くんの楽子に対して威張る態度は漫画そのもの。東海林のイメージは猿之助さんとはだいぶ違いましたね。どちらかと言うと長谷川博己さんみたいなイメージでした。ドラマではもっと骨太。菅原先生と事務員の久保田亜紀との間の恋愛ネタはドラマオリジナルですね。コミカルな味付けがしてありました。酒が弱くて楽子の下宿になだれこむ…というのもドラマオリジナルですね。確か漫画はああいうシェアハウスに楽子住んでなかったですから。でも、面白かったです。漫画キャラを現実に出そうとすると結構デフォルメしないと「イメージと違う」って言われてしまうからユイカさん大変だったろうなぁ。

第二話【涙の値段】ゲスト:吉沢亮・水野久美

楽子はひき逃げ事故を起こした大学生・俊輔の弁護を引き受ける。彼を溺愛する祖母から「成功報酬はいくらでも」と言われ、俄然やる気を出す楽子。初めての私選弁護に張り切る楽子は、ケガをした高校生の圭太と示談交渉を始めるが、圭太は慰謝料1億円という要求を突きつける。アニ弁の東海林から、法外な要求の裏に隠された被害者の本音を探り出せと言われ、楽子は圭太をたびたび見舞って話を聞くようになる。そして、圭太が事故に遭った日の深夜に外出していた本当の理由を、楽子は知ってしまう。



今回は「成功報酬想いのまま」という祖母の言葉に目をきらきらさせて弁護に臨んだ楽子ですが、被害者の病床を足しげく訪れるうちに、自分のやっていることに疑いを持ち始めます。
一億も慰謝料をふっかけられて、何か魂胆があるのでは?と悪い方に考えていた楽子に、「悪い奴の味方なのか?」と激高する圭太。ますます疑いを強める楽子ですが、東海林の言葉に目を覚まされ、圭太の身辺を探ります。東海林がツンデレなんですね。表向きは結構突き放すし正論を言うのだけれど、ラスト、念願の執行猶予を獲得したにも関わらず、とある理由でしょげる楽子の頭をくしゃくしゃとなでる。原作にも出てきましたが、多くを語らず、正義感とすまなさでいっぱいの楽子の心をちょっと和ませる、いいシーンでした。そこへ行くと、赤星は可哀想なキャラですね~。全然事情を知らないで執行猶予を獲得した楽子にお祝いの言葉をかけて派手にひっぱたかれてしまう。彼には何が何だかわからないでしょう、きっと。つくづく損なキャラですね。

利に敏く調子のいい、現代風の女の子のようでも、心の中には正義感とか倫理観とか人としての生き方とか、東海林や菅原が長い間に折り合いをつけてきたものが、まだ沢山マグマのようにふつふつとわいている。本仮屋ユイカさんは、楽子を、若いがゆえのまぶしさを持っている、等身大のヒロインにつくりあげてきました。

エンディングのプリシラ・アーンさんの「アイル・ビー・ヒア」もいい感じです。私はここにいるよ、と依頼人を支える弁護士のテーマのようでもあるし、人間全体のテーマのようでもある。

第三話【この子だれの子】ゲスト:ソニン・秋野暢子

依頼者のアンジェリカ・タバタは日本で生まれたが、両親がフィリピン人のため日本国籍を持っていない。その両親は10年前にオーバーステイで国外退去し、一人残った彼女は看護師となって今も日本に在留している。現在、妊娠中。
お腹の赤ちゃんの父親である稲本と結婚の約束をしていたが、ある日突然連絡が取れなくなってしまい、アンジェリカは稲本を探し出して欲しいと楽子に相談を持ちかけた。

東海林と中道が裁判で被告Vs原告の代理人として相対する初めての場面。事務所で言い合う二人を、別れ話かと勘違いする楽子だが、実は双方の依頼人のことを言っていたのだった。
「あなたは町弁にはふさわしくない」「自分にはここがあっている」

東海林が優秀な弁護士であり野心もあること、そのことを中道も知るような過去の付き合いがあったことが明かされます。でも、お互いについてどう思っているか―恋愛感情について―は、感情をあらわにしない。そこは原作と同じです。
若い赤星はそうではない。隠そうとしても周囲にはまるわかりで、ドラマの赤星は漫画よりも


シングルマザーにして頼れる事務員・久保田さんの過去も今回の依頼人の件で少し明かされます。彼女と息子を中心としたエピソード(児童虐待と間違われてしまう)も原作にありました。原作では地味に出来る人というイメージだったのですが、MEGUMIさんが演じると目立ちます。

楽子の住んでいるのがシェアハウスという設定になっていて、留学生たちの登場するシーンは賑やかです。セットが作りこまれていて、原作の麻生みことさんが写真を撮りまくっていたというのも頷けます。“日本で住む外国人の不自由さ”という今日的なテーマも扱っていたので
関心を持って見る人も多かったのではないでしょうか。

秋野さんを久々に映像で見ました。ひところは存在感ありすぎる敵役としてお茶の間を沸かせたものでしたが、今回も迫力がありました!認知を拒む本妻として、悪役に見えなければいけないのですが、でも、彼女も傷ついているのだ、という所もきっちり見せて、観客の感情を揺さぶります。だから彼女のラストのちょっとした親切が、「ああよかったな」という安心感に繋がるのです。

それにしても、第一話はともかく、第二話、第三話に登場する依頼人は、自分に不都合なことを隠していたり(三話はひょっとして?という暗示に留まりましたが)全くの善人というわけではありません。今回は東海林、楽子の案件とも法廷が出てきませんが、必ずしも正義が勝っているわけではないんですね。そこもリアルです。



土屋忠は、3年前まで勤めていた玩具メーカーのオフィスで乱闘騒ぎを起こし、損害賠償として30万円を請求される。だが土屋は、いま大ヒットしているキモかわキャラクターの「うさぼーん」は自分が創作したオリジナルキャラクターで、玩具メーカーがそれを盗用したものだと言い張る。息子の主張に困り果てた土屋の母・芳子が菅原耕太郎法律事務所に相談を持ちかけるが・・・。

この原作は読んだことを覚えてます。知財という結構難しい案件を軽く考えていた楽子が、そのことを東海林に指摘されてしょげる、というシーンがありました。ドラマオリジナルではこの事件で調子者の楽子の弟・幸喜が登場。彼の登場は、漫画では確かこの事件ではなく彼独自の案件で楽子に相談するという感じでした。それにしても楽子といい幸喜といい、ネーミングがいい漢字ばっかりですね、改世家は。家族関係は多少原作と違っているので、楽子の弁護士志望動機も、原作を読んでいない観客にも受け入れやすい理由になってますね。漫画だと金目当ての所が前面に出ていたので。あと、ドラマでは強調されている母親との絡みも漫画ではなかったはず。岡田奈々さん久しぶりの登場。

ただ頼まれた案件を依頼人有利に進めるだけではなく、依頼人の幸せをも支えるという何とも人情味豊かな弁護士もあったものです、この世知辛い世代に。でもフィクションだからいいのかもしれませんね。
HPを見たのですが、依頼人の坂本が「か」で言葉が詰まってしまった時に、確かに猿之助さん、きょろきょろしていたような。そんなアドリブの逸話があったとは。いろいろ考えてくる人ですね。

第五話【嘘の中の真実】ゲスト:伊武 雅刀 村川 絵梨
依頼者の個人タクシー運転手・原田哲郎は、半年前乗務中に追突事故にあった。
停車中に後方から追突されたという、原田には全く落ち度がない事故だったが、それ以来、ムチ打ちの後遺症で左手が麻痺して仕事にならない。
だが、保険会社からの治療費などの支払いを3か月で打ち切られて、収入もなく困り果てて相談・・・同情した楽子が個人的に受任することにした。

母親の墓参りをした幸喜が墓の前に真新しい線香があるのを見て、すれ違った男を追いかける。そしてその男性が菅原弁護士だったことから楽子と彼の過去の因縁がわかる。
これは完全にドラマオリジナルですが、今回が父と娘に関わる事件だったので、うまく絡みました。漫画に出てきた幸喜のセクハラ疑惑みたいなものは登場しないようですね。

村川絵梨さんも本仮屋さん同様朝ドラで主役を張っていますが、久しぶりに見たら美しい女性になっていました。あの時はまだ少女と言う感じだったのに。女性は変わりますね。


今までも依頼人は小さな嘘をついてきましたが、今回は全部嘘。怒って弁護を断る(とはいってもほだされた楽子が勝手に受任したのですが)羽目になり、これでは心温まるラストにならないなぁと思っていたら、タイトル通り、たった一つの真実を叶えることでようやく落着しました。今回は東海林はあまり楽子の事件に絡みませんでした。その代わり中道との絡みが多かったです。お見合い相手役で宅間義行さんが豪華なゲスト出演。あんな役でよかったのか?

中道と東海林、漫画では同じ事務所の同僚になっていますがドラマではどこまでいくんでしょうか。ドラマ同様漫画でも東海林の楽子への気持ちが全然わかりません。赤星だけが正直なんですね。4人の登場人物の中ではエリートだし金持ちだし一番条件がいい結婚相手なのに。
第六話【信じる力】ゲスト:蟹江一平・遊井亮子

東海林は食あたりで寝込んだ楽子に代わって、痴漢容疑で逮捕された会社員・村松の弁護を引き受ける。冤罪を主張する村松にいつになく肩入れする東海林を不思議に思う楽子だが、元恋人の中道から、東海林が大手事務所を去ったのは、受付嬢に手を出したと濡れ衣を着せられたからだと聞かされて納得する。そんなとき楽子が食い逃げ容疑で逮捕されそうになるのだが・・・。

ああこれは原作覚えてます。
「認めちゃったほうが楽ですよ」と言うシーンだけ先に見せておいて、後から東海林が村松の返事を聞いて取った行動が明かされたことで、「東海林の良さ」が楽子にも視聴者にも分かる。一旦“何だコイツ”と悪印象に引っ張られてるから、好印象への返りっぷりが勢いがいいんですよね。

東海林の冤罪事件を楽子が誰から聞くか。東海林自身から聞かせるか、中道から聞かせるか脚本で迷ったそうですが、原作通りにしてよかったですね。やはりこれは、中道から聞いた楽子が、迷うことなく「東海林先生がそんなことするはずないですか」と言う。そしてそれを聞いた中道の反応を見せることに意味があったのだと思います。自分よりも遥かに付き合いが短いのに、あっけらかんと東海林を信じてしまえる楽子を見た時、中道は、昔自分がやるべき事を一瞬にして悟ったんですね。そして二人の絆にも…?

いつも飄々としている菅原先生も、大学教授だったのに、冤罪で傷ついている東海林を引き取って弁護士事務所を立ちあげたという思いきった過去の決断が明かされることで、またイイ人っぷりが上がりました。

今回のラストなんかは楽子は東海林をスキなのかな~という描写がありますが、9回ではまだ決着がつかないですね、原作でもついていないし。
次のエピソードは地味な事務員久保田さんがメイン。そしていよいよ東海林が事務所を離れる日がやってくる。展開早いっ!

第七話【愛がすべてさ!】ゲスト:ささきいさお・鷲尾真知子

久保田は元夫から昴の親権変更の調停を申し立てられた。裏で糸を引いているのが昴の祖父で国会議員の片桐龍之介だと知った菅原は、片桐から久保田親子を守るため立ち上がる。そんな最中、東海林が菅原事務所を辞めて、中道と一緒に新しい事務所に移籍すると言い出し、楽子はショックを受ける・・・。

中道は東海林に「頼りない楽子が心配だから辞められないのか?」と聞くが、意外にも「あいつは何とかやっていく」と信頼に満ちたお言葉が返ってくる。東海林が楽子の事をどう思っているのかは、全然見せませんね、原作通り。漫画でもまだそのあたりは微妙にぼかしてあります。今回は恋愛パートがかなり出てきてました。楽子が東海林への気持ちに気づくあたりは、店から出てきた東海林に声をかけようと思ったら中道が一緒に出てきてかけそびれたシーン、結構漫画でも使われるシチュエーションで顕著でしたね。王道というか。

しかしこのドラマの今回のタイトルはハウンドドッグを意識したのでしょうか。もろ「フォルテシモ」ですもんね。久保田さんと菅原がお互いをどう思っているかという場面は、実写で見るとベタですね。楽子に言われて二人が照れるなんてそんなシーンあったっけ?と首をかしげました。

来週は富田靖子さんがゲスト。確かこのエピソード、漫画でもそんなに間があいてない、つい最近の作品です。本当のことを話さないので楽子が半ば探偵みたいなことをやって真相を突き止めていくんです。でもあるんだよね、そういうことって、と思わせるなかなか深い回でした。確かに、富田靖子さんなら演じられると思います。

第八話【愛の深淵】ゲスト:富田靖子・黄川田将也

楽子は放火容疑で逮捕された有希子の弁護を引き受けた。ホストの裕也にそそのかされて保険金目当てに放火したのではと尋ねる楽子に、自分一人で計画犯行に及んだと有希子は頑なに主張する。弁護方針についてアドバイスが欲しい楽子は、事務所を辞めて休暇中の東海林に電話をしてしまう。すると翌日、タダで手伝いを引き受けると言って東海林が楽子の前に現れた・・・。


【愛の深淵】なんて難しいタイトルがつくと何だろう?と思いますが、確かにこの事件はシリーズの中でも重いものでした。ひとえに感情を隠し続ける有希子の不気味さにありますね。
東海林先生の放浪中とか菅原先生と久保田との恋模様はドラマオリジナルかな?中道先生がシェアハウスにやってきたり赤星が間借り人になるエピソードも漫画にはないし。ただ赤星の抱えている事件と今の楽子の事件が同時進行だったというのは漫画と同じです。

いずれも何事も表から見るだけでは人間ってわからない、という深い事件でした。若い二人がそれぞれこの事件を通じて成長していくのもポイントです。
弁護士は被告人の利益を優先させるのが鉄則ですが、それが常に真実を追求することとは限らない。被告人有希子がいい人なだけに楽子が後半苦しむのがわかります。切ないですね。

最終話【運命の決断】ゲスト:富田靖子・黄川田将也 渡辺いっけい

東海林が楽子の仕事を手伝っていると知った中道は、酔ったあげくに、楽子が好きなら結婚すればいいと東海林に毒づく。それから、妙に意識しながら有希子の放火事件について調査を続ける楽子と東海林だったが、ついに事件の真相にたどりつく。それは有希子の恋人・裕也に関わる過去の忌まわしい出来事が発端だった・・・。

赤星→楽子、中道→東海林への告白がなんとTVで。原作ではこんなあからさまなシーンはなかったですが、TVドラマだけを見ている人のためには、この4人の恋愛に何らかの決着をつけたところを見せないといけなかったのでしょうね。でも、結局楽子は赤星に何も言わなかった。逆に東海林が中道に言ったのは意外でした。まあ途中で中道が自分で決着をつけてしまいましたが。菅原先生と久保田さんの仲はこのまま結ばれそうで終わるし、恋愛に関しては悉く決着がついてしまいました。本編が愛ゆえの選択、でも楽子としては悩みぬいて、それでも納得がいかないという案件だったので、恋愛面くらいはプラスイメージが欲しかったのでしょう。
ただ、彼等の恋愛パートを増やした結果、漫画では等分に描かれていた赤星側の案件のラストが、赤星による結果報告に終わってしまっていたのは残念です。あれはあれで、一つの家族の悲劇であり、そこからの再生まで描かれていたのに。


ドラマは終わってしまいましたが、原作はまだ続きます。恋愛の4角関係はドラマと同じようになるのでしょうか。それにしてもゲスト出演にしては、富田さん迫力がありました。冴えないOLでおとなしいけれど、内に秘めている愛情がどこまでも深い、いいキャラクターを演じていました。
続編製作なんてあるのかな。

WOWOWで一話無料だった 『天の方舟』 第一話を見ました。

原作
服部真澄

脚本
浅野妙子

出演
水野美紀 伊原剛志 戸田菜穂 堀部圭亮 佐野史郎 大鶴義丹 高橋和也 武田真治

震災被害に遭いながら国の満足な支援を受けられなかったことで苦しむ貧しい農家で育った七波は、大学に通いながらクラブで働き、実家に仕送りを続ける日々を送っていた。ある日、七波が働く店に建設会社の若社長と部下の宮里が現われる。羽振りの良い2人が、ODA(政府開発援助)に関係した仕事に携わっていることを知った七波は、国際援助の世界の裏側に流れる金の動きに興味を惹かれる。

 七波は大物政治家や政府の役人に顔が利き、実質的に会社を動かしているという宮里に接近。宮里に抱かれる条件としてODAに関係する会社への就職斡旋を求める。汚れた世界であると知りながら自らその中に積極的に飛び込もうとする彼女の姿に興味を覚えた宮里は、七波を自らの会社と関係の深い五本木コンサルタンツへと導く。そこは、裏金や賄賂、利権、政治工作などが横行する「きれいごと」ではない国際支援の世界への入り口だった。

それにしても伊原さんはどのドラマに出ても男の色気がありますね。声がいいのかな。
どこかに良心を持ちながらあまりにも弱き者にだけ災厄が降りかかることに怒りを覚えたヒロインが、遂に悪事に手を染める事を決めるまでを描いています。










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最終更新日  July 17, 2021 01:30:23 PMコメント(0) | コメントを書く


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