花冷え
舞い落ちる花びらを 目で追いながら
君は卒業式の後に
言えなっかた
言葉を 探している
不忍の池の傍らで
「冷えるね」 と言いながら
さよならの変わりに
僕の 腕を握った 君の指が 動く
今では 時々しか来ない
君からのMAIL
僕の心の中は あの時のまま
想い出に 成り切れなく 引きずっている
「今年も上野の桜の花は咲きましたか?」
平静を装い ただ返事を送るだけ