ゲーム脳といえば...
テレビの見せ過ぎとともに「発達障害の原因」だといまだ混同されてますが、一度整理しなければ、と思っていました(笑)
ゲーム脳の恐怖/Wikipediaより
ある主婦が運営するウェブサイトに、自身が参加した講演のレポートとして掲載されたのが知られる発端であり、そのレポート上でも自閉症に対する大きな誤解であることを明確に記していたため、重大な問題発言であると受け止めた個人ブログやウェブサイトなどに取り上げられ、次第に広まっていった。
これを知ったあるブログ運営者が 日本自閉症協会 (現・NPO法人東京都自閉症協会)に質問メールを送付したことを受け、協会は森に抗議文書を送付したが、森は自身の発言を否定しており、録音した音声などの正式な発言記録も残されていなかった。そのため、協会は抗議を撤回し、ウェブサイトに森への謝罪文を掲載することとなった。
しかし、森の著書『ITに殺される子どもたち-蔓延するゲーム脳』には「自閉症は先天的なものだけが原因とはいえない」という趣旨の記述が残されている。さらに、のちにある個人により、2004年に行われたゲーム脳を題材とした講演(伝聞で発言したとされる講演とは別の会場で行われたもの)の音声が公開された。そこでは自閉症を抱えた子どもたちを「おかしい子ども」の一言で表現したうえ「テレビ・ビデオが原因で自閉症の状態になる」「岡山では100人に1人が自閉症であるが、先天的なものは非常に少ない」と森自身の口から明確に発言していたことが明らかになっている。
これについての詳細は、 森昭雄 の項目を参照されたい。
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ひどいよ森さん!!(笑)
こういう人たち、本当後を絶たないんですけど...
少しググッたくらいで「自閉症」を捉えてないでしょうか??
まず「自閉症」という表記を使うのなら、障害福祉支援センターにでも足を運んで、最重度の自閉症の方から学んで頂きたいと思います、ホント。
ゲーム脳は、脳の前頭前野の未発達によるコミュニケーションの不得手を指すようですが...
自閉症の場合も、確かに前頭前野の未発達は多分にあるのでしょうが、原因が神経伝達障害に起因してるとされてますので、三重苦、四重苦のうちの一つでしかないと思っています。
ただね?前頭前野の未発達と一口に言っても!
こんな見解もありまして↓
「東邦大学医学部教授の有田秀穂氏によると、泣くことは「心と身体を健康に導く力がある」そうです。特に、感極まったときに流れる「情動の涙」は、前頭前野の発達していない動物には流すことができないもので、心身ともにリラックスさせる効果があるのだとか。」
これ重要なんですが、うちの自閉症児たちはですね~
再現ドラマ観たり、音楽聴きながら泣いたりするんですよね、これが!
共感能力欠如と言ってくれますが、感情移入もしますよね?自閉症児だって。担任の先生は驚かれていましたが…
母ちゃんの影響なだけかも??(笑)
「テレビ脳」については、自閉症児は大多数が頼りない「視覚認知」のため…
「絵を見る」ことがやっとこさ理解 につながりますので、テレビや図鑑とは相性が良いですよね。
テレビを見せ過ぎたから自閉症になる、というより、自閉症だからテレビから離れると不安になってしまう、パニックを起こす、というほうが近いかも?
とはいえ、視覚入力だけでは聴覚からの意味理解につながりませんし、確かに時間を決めなきゃいけないのでしょうね。我が家もひたすら反省です。
この「テレビ脳」は、個人的には早期英才教育の「フラッシュカード」も同じ、一方通行の入力で、脳の偏りをわざわざ作っているように感じるのは...私だけ??
これらのゲーム脳、テレビ脳とやらは確かに、コミュニケーションの偏りや不器用さを引き起こしてるかもしれません。
ですが、運動神経的な感覚の不全、(視覚、聴覚、味覚、触覚、固有覚、痛覚などの混乱)
までは行かないのでは?と思います。
これらは、「化学物質」にしか起こせないと思っていますので!
「自閉症の症状」とは、一にも二にも、「感覚・神経伝達の障害」です!!
そのせいで、コミュニケーションも学べない、いわばヘレンケラーのような状態なんだと思っています。
「発達障害」や、今後アスペルガー症候群を統合させる「自閉症スペクトラム障害」という呼び方も…
「感覚不全や神経伝達異常」に重点を置かなければ、今後さらに混乱をきたすと思っています。
ため息しか出ない、今日この頃です...
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