ちこが生まれるまで~子宮口との戦い~


しかし、子宮口は1cmしか開いていない。
私はこの時、長期戦になることを確信した。
病室について、パジャマに着替え、お腹にNSTをつける。
今から赤ちゃんが生まれるまでの間、このNSTを外す事はできない。

病院に着いて安心したのか、少し陣痛がラクに感じてきた。
旦那は、病室のソファに横になっている。
チクチクくる陣痛のおかげで眠る事もできずに、朝になった。

9時30分。先生の診察があった。
未だ、子宮口は1cmから開かず、すでに41週になっていることもあり、この入院で産む事になった。
子宮口を開く為に、メトロイリンテルを挿入。
これが、なかなか圧迫感があって、痛い。
これを5時間から6時間程入れる。
メトロを入れた数分後から、陣痛が強くなってきた。
この日、病院に助産婦になるための実習生がきていて、私に1人の学生がついた。
そして、母までもが心配で駆けつけた。
ここで、旦那と交代で旦那は一度家に帰って休む。
母や、学生さんのおかげで、痛い陣痛にもだいぶ耐えられるようになった。

6時間後、メトロを外した。

「子宮口、5cmまで開いたよ。今日中に生まれるよ!」

その瞬間、先が見えたように思えた。
その後、6cm~7cmと順調に子宮口は開いていった。
同時に、陣痛も辛くなり、母や学生さんが必死に背中をさすってれたり、呼吸を合わせたりしてくれた。
陣痛を紛らわす為に、足をお湯につけて、マッサージしたり(アロマオイル入り)、背中に湯たんぽを当てたり、様々な対処をしてくれた。

旦那が夕方戻ってきて、母と交代。

「生まれたらすぐ連絡するからね」

私はそういって、母を送り出した。
「ようし!ここまできたらあと少し!頑張るゾ!!!」

しかし。。。
それからというものの、一向に子宮口は開かず、陣痛も遠のき、私と旦那はイライラするばかり。。。
睡眠不足もせいで、陣痛と陣痛の一瞬のあいだ、寝てしまう始末。。。
旦那も、背中をさすりながら、寝ている。。。

そして、日付が変わって10月13日。
結局、赤ちゃんは生まれなかった。
そこに、陣痛を促進させる作用があるという、ハーブティーを助産婦さんが持ってきてくれた。
部屋に、アロマオイルをたらした加湿器みたいなのも置いてくれた。(リラックスさせる為)
あらゆる手をつくした。
なのに、子宮口は開かない。
半分あきらめていた。
もう、お腹を切ってもいい!とさえ思った。。。
そんなこんなで、夜が明けた。


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