天宮  -描かれた限界-

天宮  -描かれた限界-

Apr 28, 2008
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 一度欠けるともう何もかもが遅い。本能の赴くままに、自らの意志にすべてを委ね、内に秘めた知られざる物の存在を暴くことに躍起になる。

 狂ったように笑い、止まることなく進み続ける。後先顧みず、何が大切なのかも分からないまま。

 時は経った。嘗て望んでいたものは、何時しかそれ自体が風の前の塵の如く、些細なものに変わってしまい、ひたすら分けもなく記憶にしか残らない。

 そして、新たな光を見つけた。明日という日を願うことが許されるなら、どうか……、その灯を……。





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Last updated  Apr 28, 2008 10:01:05 PM コメント(83) | コメントを書く


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