適当な日常

適当な日常

2.選択肢B


真梨 「ボクも行くであります、隊長!」
涼雲 「俺も行くかな……、そろそろ今読んでる本読み終わるし」
綾乃 「私も見ていこーw」
里美 「はは、私は遠慮しておくよw あんまり騒いで迷惑にならないようにねw」

そしてパーティーはサトと分かれて図書室ダンジョンへ入っていった(ぇ

綾乃 「へー……、本格的だねぇ」
晶  「日本の図書館には及ばないけど、並みの学校の図書室よりかは広いはずだな」
涼雲 「おかげで暇つぶしに読む本には困らないわけだ」
真梨 「すみませーん、……って本どこにあります?」

どうやらなぁたんはもとから図書室に用があったみたいだ。カウンターにいる係りの人に本の場所を聞いている。

晶  「俺たちの求めるような本はこっちだな」

本の森を通って電撃文庫のコーナーへ向かう。ここにある本棚はどうやってここに入れたか不明だが全部3メートルぐらいの高さがある。そこに本がぎっしり詰まってるもんだからここの図書室はすごい。何処からこんなに本集めてくるのかも不思議。

涼雲 「この当りから文庫本のコーナーだな。電撃以外にもスニーカーとかもあるから読むものには困ったことがないな」
晶  「こういうの以外にもちゃんとした資料とかもあるから、研究とかレポートとか調べ物も結構簡単だ」
綾乃 「もしかしたらうちの前の学校より便利かも、ここw」

そのままなし崩しで本を物色することに。
俺は今まだ読んでる本があるので気分転換に違うところを歩いてみた。

真梨 「あ、姫。いいところにw」

なにやら本棚の遥か上を見上げているなぁたんと出くわした。

晶  「お呼びでしょうかお嬢様?」
真梨 「その台詞はあえてスルーするとして、あの本とりたいんだけど届く?」

なぁたんが指差した先にはさっきなぁたんがカウンターで場所を聞いてた本があった。
かなり高い位置にある。多分2.5メートルぐらいの高さはある。

晶  「よっ……、ほっ……」

軽く飛んで手を伸ばしてみるが、本を本棚から引き出すことはできなかった。

晶  「むぅ、踏み台はないの?」
真梨 「まわり探したけど見当たらなかったんだよぉ。どうしよう……」
晶  「んー……。そうだ」

心底困り顔のなぁたんをほっとけないのでここは奇策に出よう。


晶  「なぁたん、届くかー?」
真梨 「もうちょっと右ー」

今俺の肩からは二本の足が伸びている。
届かなくて仕方がないので実はなぁたんを肩車しているわけで。多分カウンターの人には見えてないはずだから大丈夫……と思いたい。

真梨 「取れたw 姫ありがとーw」
晶  「いやいや、俺も堪能させt ゲホゲホ。 お役に立てたならなにより」
真梨 「ぁ、もう3分前だよ。教室急がなきゃ」

言われて時計を見る。うむ、もう結構ヤバイ状態だった。
なぁたんに別れを告げて早めに図書室を後にしようとするが……。

晶  「……なんでお前らここにいるんだ? もうすぐ授業始まるぞ」
男子1「五月蠅い、あんなおいしいイベント発動させやがって!」
男子2「年下か!?年下が良いのかこのロリコンがぁぁぁぁ!!!!」
男子3「俺だってボクっ娘がいいんだよぉぉぉぉ!!!!」
晶  「まて、ここは図書室だ。おちつけっ……」
真梨 「あれー? 何してるの?」

本を借りてきたなぁたんがちょうど来た。

晶  「ちょうど良いところに……っ。なぁたん、たすけt」
男子4「ぁぁ、ちょうど良いところに。今から晶にちょっと制裁加えるんだが七瀬もやるか?」
男子1「楽しいぞ?」
真梨 「うん、やるーw」
晶  「ちょwwwwwwwまてwwwwwww」

しかもなんか鋏もってるんだけどどうしましょう?

晶  「鋏は洒落にならんwwww殺されるwwwwwwwwwww」

そして図書室に俺の叫びが響き、危うく殺される一歩前に図書室管理の先生が駆けつけてくれた。
……俺そのうち死ぬかもしれない。

――B.選択肢 終――

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