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December 1, 2005
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テーマ: 回想(14)
カテゴリ: 思い出
昨日書いた柿の実の思い出の








●柿の実の思い出●



★二つ目・芋煮会のスケッチ


それは私が中学3年生の時の事です。
山形では秋になると芋煮会をします。

今はやらなくなったようですが
私が子供の頃は、
小学校、中学校の全校生徒が参加する


特に小学校では地区毎に
リヤカーに荷物を集めながら
1年生から6年生までが集まって
川原で火を起こして芋煮をします。

火を起こして芋を煮る中心は上級生ですが
低学年のうちはそれを見ながら手順を憶え、
中学年では手伝いをして低学年の面倒を見る、
という図式になっていたので
私たちが子供の頃の人は
多分みんな芋煮を作る事ができます。


大人も芋煮会をします。

沢山の人達が川原に集結するので
大変な人出になります。

学校で参加する芋煮会は無くなったかもしれませんが
大人や家族でやる芋煮会はまだまだ健在で、
休日ともなると川原は芋煮会でとても賑わいます。




個性的な方でした。

中学の芋煮会にスケッチをする事を持ち込みました。
それで芋煮を食べた後はみんながスケッチをしました。
絵の具を持って行って、色も付けました。

その絵は数日後に各教室の前に展示しました。
そして金賞・銀賞・銅賞を選びました。


桜○先生は賞を選ぶのに自分ではなく
各クラスの文化部委員に選ばせました。

そして私はその時文化部委員だったので、
私のクラスの絵を飾り、賞を付ける絵を選びました。


自分のクラスメートの絵に点を付けると言うのは
とても難しい事でした。

私は散々迷って、まとまりがある絵や
絵の具の使い方が上手に見える絵を選びました。


その作業を終えて絵を眺めていると
桜○先生が廻って来て私にこう言いました。

「MYは自分の絵を選ばないのか?」

私は小学5年生の時から週に一度絵画教室に通っていました。
中学に入ってからはやっていませんでしたが
小中学校では絵画教室に通っていた経験のある生徒は私だけだったので
絵の具の使い方や構成などに少し差が出る事がありました。


そのせいもあるんだとは思うんですが、
桜○先生に聞かれて改めて自分の絵を見て驚きました。

私の絵は皆と決定的に違う絵に見えました。
私の絵だけ仲間はずれに見えました。

どんな風に仲間はずれかと言うと
皆の絵は楽しそうで暖色系の絵でしたが
私の絵は寒色系でした。

皆の絵は賑やかでゴチャゴチャしていて
色んな色があって、何より人間がいました。

私の絵だけ人間がいませんでした。


私が何を描いたかと言うと
川原の端っこに生えていた数本の柿の木を描いたのでした。

青い空の下で裸の枝に付いていた柿の実が
赤くてとてもキレイだったのです。

その赤い実を描きたかったのです。

それで私の絵は、バックが水色で
数本の裸の木の枝とポツリポツリとぶら下がった
オレンジ系の赤い柿の実と言うものでした。


他には何も描きませんでした。
本当は赤い色をはっきり描きたかったのですが
上手に色が出せなかったので、
せっかくの柿の実がボンヤリした色になっていました。

それで私の絵はとてもシンプルで
淋しい絵になっていました。


描いた時はまあまあの出来だと思ったのでした。
でもみんなの絵の中に置くと
余りにも淋しい絵だと言う事が解ったのでした。

私はカルチャーショックに陥り絶句していました。
改めて見た自分の絵が浮いて見えて、
みんなの絵との違いに驚いたのでした。

私の孤独感があまりにも如実に
柿の実の絵に表れていたので、
私はしばらく言葉を失ったのです。



桜○先生はもう一度、私に声を掛けました。
「MYはどうして自分の絵を選ばないんだ?」

私は上手く言葉に出来なかったので
黙ったまま首を横に振りました。

桜○先生は「そうか」とだけ言って立ち去りました。


あの時のあの驚き。
多分、自分がみんなと違うと言う事に
初めて気付いたんだと思います。

客観的に自分と皆を意識的に見た
初めての事だったと思います。

それで、この時のシーンが映画のように
頭の中に残っているんだと思います。


他者と自分の違いを認識した
初めての出来事。



ですから柿の実を見ると
ゴマ柿を守るために闘っていたタキちゃんと
私が他者と違う事実に初めて遭遇した柿の実の絵
を思い出すのです。

それらは共に孤独をも呼び覚ます
思い出でもあります。





これからは、
柿の実を見たらことのかさんが羞恥心と闘いながら
素晴らしい写真を撮っている事も思い出すかもしれません。

(ことのかさんの写真はとっても素晴らしいです)








●光のステージ●

一昨日の素晴らしい夕暮れでした。
光が舞い踊っていました。

ずっと見ていても飽きない美しいものでした。

光のステージ・1


skiさんが言うように、私ってとても空が好きなんですね。
特に夕暮れ時は大好きです。

青空も太陽も大好きです。










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Last updated  December 1, 2005 10:20:50 AM
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