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February 26, 2006
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テーマ: 回想(18)
カテゴリ: 思い出
Pepepewさん
おかしなプロポーズを思い出してしまいました。







私が高校生時代の友達はスタイルの良い美人ぞろいでした。


ユミちゃんはデパートの中を歩いていると
化粧部員に声を掛けられて引き留められました。

無料で是非化粧させて欲しい、
と頼まれるのでした。

○○ユミちゃんは大人びた線の細い垢抜けた美人でした。
1歳年上のカッコイイ先輩と付き合っていました。



ちょっとバタ臭いセクシーな女性でした。

髪が生まれ付き赤くてぼさぼさに伸ばしていたため、
その頃派流行っていた「怪傑ライオン丸」から取って
ライオン丸と呼ばれていました。

とてももてたので年上年下関係なく
いつも複数の男性を喰らっている子でした。

良心的な事に興味の無い、
悪い事が好きな子でした。


○○ヨーコはふわふわの髪の毛とクリクリした瞳の
アイドル系の可愛い女の子でした。

我儘なぶりっ子で

同じ年同じ部活(写真部)のヒロシ君と付き合っていました。


○○ヒデヨちゃんは知的でシャープで暖か味のある
背の高いすらりとした美人でした。

明るく知的でハキハキとして
人当たりの良い真面目な人でした。



しなる柔軟性のある体と真実を見抜く心を持った
チャーミングな子でした。

長い長い間、定時制(私たちの高校には定時制がありました)
の1歳年上の人を思い続けていました。


そして一番の真打ちは○○にゃんこさんでした。
にゃんこさんは小さい時から垢抜けていて、
沢山の人の中にいても、パッと輝いて見えるような
特別可愛い美少女でした。

スタイルも良くて、明るくニコニコしていて
人当たりが良くて如才なくて、
センスが良くて気が利いて働き者でした。
腰まで伸ばした髪の毛は女の子らしかったのでした。

にゃんこさんはとてもとてももてました。
高校にもファンが沢山いて、小学校から好きだった
という男子が数人いました。

笑顔が美しくて華やかでした。
笑顔が美しい人はなかなかいませんよね。


最後にこの私。
私は中学の時に腎臓を患っていたのでまだ痩せきっておらず、
なおかつスポーツを余りしていなかったので
ぽっちゃり系でした。

目は大きかったのですが
オシャレをしようという意思がありませんでした。

何しろ トラ刈りヘアーでも平気 で登校していたくらいの
なんて言いますか、非常識なタイプでした。(≧m≦*)ププ


にゃんこさんと一緒にいると男子の視線は全部
にゃんこさんに行ってしまうのでした。

でもにゃんこさんは性格が優しくて穏かな人なので
すぐに諦めが付きました。



そして高校3年の秋の事です。
にゃんこさんが私に紹介したい人がいる
と言ってトミオちゃんを連れて来ました。

トミオちゃんはにゃんこさんと同じ
小学校・中学校出身でした。

背が高くて痩せ型で、優しい人でした。
バンド活動をしていてヴォーカルをやっていました。

そう言えば高校の文化祭でバンド演奏をして
真ん中で歌を歌っていたカッコイイ人でした。

にゃんこさんに紹介されて、
私は困りました。

知らない男性と簡単に話せるほど
私は裁けていませんでしたから。


所がトミオちゃんという人は不思議な人で
一緒にいても緊張しない人でした。

初めて会った私にも話しを沢山しました。
一番話したのはにゃんこさんの事でした。

トミオちゃんもにゃんこさんに
長い間恋焦がれてきた人でした。
なのでずっとにゃんこさんの話を私にしていました。

にゃんこさんに勧められて
他所の高校の文化祭に二人で出掛けました。

はたから見ればカップルかもしれませんが
実はにゃんこさんにいかに憧れていたかをトミオちゃんが語り、
私が聞いて慰めるという現実でした。


でもトミオちゃんは立派なお兄ちゃんでした。
お母さんが病気で若くて亡くなっていたので
トミオちゃんが家事をしていました。

5歳下の妹がいて、とてもかわいがっていました。
高校には行かずにお父さんの自営業を手伝っていました。

皆とは違う生活をトミオちゃんは選んで生きていました。
皆は高校に行ったのに、
トミオちゃんだけ働いていたのでした。

そして夜はバンドのヴォーカルをしていて、
それはトミオちゃんにとってとても大事な事でした。
それで腹筋をして歌唱力を上げようと
鍛えて頑張ってる真面目な人でした。


そんな話しもしてくれました。
今と違って17歳の私は寡黙でずっと聞き役でした。


翌日、にゃんこさんに「どうだった?」
と聞かれました。

せっかく紹介してもらって悪いんだけど
にゃんこさんをいかに好きかって話しを何時間も
聞いたんだよ、とは言えず誤魔化しました。

「MYちゃんと絶対気が合うと思ったんだ」
とうれしそうに話すにゃんこさん。

うう、罪作りだぜにゃんこさん!!!

にゃんこさんに恋する男子は沢山いましたから
またファンを一人知った、
と思ったくらいでした。


所が何を思ったのか、
その後もトミオちゃんは私に連絡を寄こして
断われない私はトミオちゃんの家に出掛けて行き
小学生の妹さんに会ったりしました。

本当に仲の良い兄妹でした。
トミオちゃんは妹を大事に大事にしていました。

その優しさは、見ているとすぐにわかるものでした。
周囲には粗暴な人間が多かったので
トミオちゃんて男子の中では珍しいと思いました。

何度か一緒に友達の家に出掛けましたが、
トミオちゃんは忙しかったので
大抵私が出掛けて行って妹さんの世話や仕事をするのを
見ていたりしました。

後はにゃんこさんが昔からいかに可愛かったか
なんて話しでした。

こういうのは付き合っていた
と言うんでしょうかね?

違うと思いますね~。
なにしろにゃんこさんへの思いを聞いてあげていたのですから。


それはそんなに長い期間ではありませんでした。
多分、3ヶ月くらいでしょうか。

その後は会った事がありませんでした。
一度だけ19歳の頃に呼び出されて会った事があります。

バンドの練習を見てと言われて
一緒に出掛けて行きました。

歌を歌うのを見ていました。
ああ~それもまた青春だな~~。


その頃はトミオちゃんの恋もいよいよ
諦めなくちゃいけないかな~と思い始めていたようでした。

にゃんこさんはもてましたが
誰にもなびきませんでしたから。


後で聞いた所、
お兄さんの友達を一途に思っていたそうです。

それで大人になってからのにゃんこさんは
かなりの人に迫られて辟易していましたが
誰とも付き合う事がありませんでした。

一人暮らしの部屋に上がりこまれて帰らなくなり、
逃げ回って男性恐怖症になって実家に戻った事もありました。
無理矢理付き合うよう迫られたり、
ストーカーされたり、
美人でもてるのも大変なようでした。


そうして、
トミオちゃんやその他大勢の恋心は
儚くも消えて行きました。

にゃんこさんは結局独身を貫いています。



最後にトミオちゃんに会ったのは
私が一人暮らしをしているうちに体を壊して
23歳で実家に帰って3ヶ月ほど寝込んだ後
ようやく動けるようになって
友達の親類のGパン店でバイトをしていた時でした。


この日もトミオちゃんはにゃんこさんと一緒にやって来ました。
店の近くのジャズ喫茶に行って3人で話をしました。

懐かしいね~~って、
旧交を温めていたのですが
突然トミオちゃんはこう言いました。

「MYちゃん。オレと結婚しよう!」

何を突然言い出すかと思えば
5年ぶりで会ったと思ったら
いきなりプロピポーズをしてからに!

呆然としてトミオちゃんを見ていた私。
トミオちゃんの横でニコニコしていたにゃんこさん。

にゃんこさんは知っていたようでした。

人前でプロポーズされたのも初めてなら
プロポーズされてガッカリしたのも初めてでした。


だって~~~。
それまでの話しを聞いて考えるに
トミオちゃんは淋しかったのです。

だから誰でもいいんだわ~と思いました。
第一、結婚できるくらいお互いの事は知らないもの。

特にトミオちゃんは私の事は何も知らない。

「私、トミオちゃんとは結婚しないよ。
 だってトミオちゃんは私の事を何も知らないもの」

と言ったらトミオちゃんはえ~~~っ!と叫び
「どうして~~?オレと結婚しようよ~~~」


ああ、思い出すとおかしいです。
可愛いさ~~トミオちゃんは。
なんか憎めないさ~~~(笑)


「おれ淋しいからさ~~。
MYちゃんオレと結婚しようよ~~~」

ごねるトミオちゃん。(((((^m^)


だって~~、高校生の時も大学生の時も
トミオちゃんの片思いのもんもんとした思いの
憂さ晴らしに付き合っていただけで
私なんか何も気持ちを出さなかったんだもの~~。

私が何を感じてどう生きてきたのか
これからどうしたいのか、
トミオちゃんは何一つ知らないんだもの~~。

第一、あなたと私は友達以外のなんなの?
なんなのよ~~~?

なのにどうしてプロポーズなんか出来るんですか?
なのに私にプロポーズって。

にゃんこさんも何考えてんのよ~~~!!!
この人にゃんこさんがまだ好きなんじゃないの?

目の前で、なにプロポーズしてるのぉー?


もう思い出しながら笑っています、私。
そう、これが忘れられないプロポーズです。(_≧Д≦)ノ彡☆

私は友達なのに、
好きなにゃんこさんの前でプロポーズしている
報われないトミオちゃん。

よっぽど淋しかったんだろうなあ~。
妹さんが大人になって淋しかったのかな~?


その後、相手が見つかったらしくて
トミオちゃんは結婚したそうです。

優しくて親切で温和な人だから
奥さんはきっと幸せだろうと思います。

今、どうしているかなぁ~。



そしてトミオちゃんの唐突なプロポオーズの数日後、
夫と知り合ったんですよ~。

やっぱり可笑しくて忘れられないプロポーズです。
でも、もてると言うのとは違いますよPepepewさん!















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Last updated  February 26, 2006 08:19:25 PM コメント(10) | コメントを書く


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