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May 18, 2007
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テーマ: 回想(18)
カテゴリ: 思い出
●私が22歳で17歳の女の子を預かった話し●



私が22歳の頃、
職場の近くに住む高校生達と
仲良しになりました。

バイクの乗り方を
教えて貰ったりしました。

何しろクラッチとブレーキを
同時に握って突っ込んで怪我をしたくらいに
乗り方を知らなかったのです。


モトクロスもどきのコースで
数人で一緒にバイクを走らせたのでした。


ある日、
その少年達の中でも

私と一番気の会う少年が
友達の彼女を預かって欲しいと
言うのです。


私は当時、
人に断わると言う事が出来ませんでした。

でも私が仲良くなった少年達は
いわゆるグレた不良でした。




実に恐ろしい事になったと思いましたが
断われませんでした。




私はその頃は仙台の南光台で
六畳・四畳半二間に台所、お風呂、
トイレのある家で一人暮らしをしていました。



四畳半にはオーディオセットと
バイトの工事看板を置いていました。

看板屋で働いていたのですが、
給料が安過ぎて
バイトを家でもやっていたのです。


それで、
高校生の友人の彼女がやって来た時、
四畳半を片付けて
そちらに寝かせてあげようかと思いました。

でもバイトの看板は広げて置かないと、
乾かせないんです。

困ったなと思っていました。


ところがやって来た女の子は
ふわふわの茶色の髪の毛と同じ

ふわふわしたお菓子のような
優しい女の子でした!!


生まれ付き茶色の髪の毛で
色が白くてポーッとした
おっとりした優しい女の子でした。

17歳より幼い感じの
可愛い女の子でした。



事情を聞くと、
学校帰りに女子高の友達と
遊んだ内容を書いた日記を親に見られて

激昂した親が
高校を中退させてしまったそうです。


どんな内容の日記かと思ったら
学校帰りに喫茶店に行った事や
ゲーセンに行った事等だと言うのです。


それが本当かどうかと言うのは
毎日Hちゃんと暮らしてみて解りました。

人を騙したり出来ない正直で
ちょっと頼りない女の子でした。



Hちゃんの彼氏の方は
髪をカールしたリーゼント頭と言う外見でしたが、
とても知的で穏かな少年でした。

聞けばお父さんが教師で、
ちょっと似た境遇かと驚きました。


I君と言うその少年は
高校を中退していましたが、

自暴自棄になると言う事はなくて
何をして良いのか解らない、
と言う感じでした。



I君は毎日やって来て
Hちゃんと話をしていました。

とても可愛らしいカップルでした。
お互いを思いやる優しい幼いカップルでした。


Hちゃんを預かって良かったと
思いました。



Hちゃんは素直な子だったので
共同生活はとても楽しいものでした。

料理が全く出来なかったので
お母さんのようになって教えてあげたりしました。



Hちゃんは近くのスーパー内の
パン屋さんでバイトしていたのですが、
一度帰りが遅くなった事があります。

I君が私に話してくれたのですが、
店長から車で送ると言われて

山の中に連れ込まれて
もう少しで乱暴されそうになったそうです。

Hちゃんは恐い思いをして
泣いていました。


そこでI君と私は相談して、
I君と私の都合を合わせて

毎日必ずどちらかが店にHちゃんを
帰りに迎えに行くようにしました。



Hちゃんはすっかり怯えていました。

何しろ家を追い出されていますし、
生活をしなければなりません。

高校中退の女の子を雇ってくれるバイトは
当時なかなか見つからないのでした。




こんな優しい素直な子を
親はどんな了見で追い出したのだろうかと
憤りさえ感じました。


一度だけ
Hちゃんの家に行った事があります。

大きなアパート郡が並んでいる所の
一室でした。

両親はいたのですが、
お世話をしている私に対して

まともに挨拶するでなし、
存在を無視されました。

そして娘に対しても
何の呵責も無い様子でした。


この親がHちゃんを追い出したのかと
頷いてしまいました。





結局Hちゃんは2ヶ月ほど私の部屋にいて
家に戻って行きました。

親が許した事と
やはり他人に世話になるよりはと
Hちゃんが考えたらしいです。


私はあの親の元に帰るのかと
心配したのでしたが
十代の少女をずっと預かる訳にもいかないので
何かあったらおいでと言って送り出したのでした。


その後、HちゃんとI君は
時々私の部屋に遊びに来ました。

でも段々足が遠くなり
私も実家に引っ越したので
それからは会った事がありません。



I君の家はまだ憶えているので
今からでも探せば探せない事は無いのですが。

二人とも、
あれからどんな人生を送ったのだろうかと
今も時々思い出します。




私の生活で一度だけ同居人を置いた
良い思い出です。

人に断れずに良い思いをした
珍しい出来事でした。









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Last updated  May 18, 2007 08:57:09 PM
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