♪月見♪


真っ暗な空から
僕らを照らすやさしい光
見上げると
まあるい大きなお月様
月と一緒に仲良く歩く帰り道
君の澄んだ瞳から
僕を見つめるやさしい光
気がつけば
心も大きなお月様
冷たく青く光のせせらぎ
ゆらゆらゆれる
夏の海の残り香か
雲が作るいたずらな闇
少し冷えたほっぺにキスして
ぼくらがそっと寄り添える秋の闇
月を見て君は素敵と言う
君の瞳に輝くお月様
君がいつもより輝いて見えた
君がいつもよりいい顔してる
僕も自然と温かい気持ちになれた
青く輝く君の奏でる竪琴
その調べ一つ紡ぎ出せば 
木々に宿る夜想の華
そっと摘んで君の髪に
留めたら永遠の夢に逢える
今結ぶ紅い月下の誓い

さてと、お月さん
今年もあとひとつきの付き合いだ
俺は去年よりうまく踊れていただろうか
来年はもっとうまく踊れるんだろうか

必死にスッテプ踏んできたが
毎年この一季 なにかをやり残したような後悔がある
俺はいったいうまく踊れているのかい

昨日の自分につば吐くような奴になりたかない
あんたに向かって吼えてるだけの負け犬にはなりたかねぇんだ



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