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昨日は当直でした。以前も書きましたが、当直の日は、朝から夕方までの日常業務に加え、夜間の入院患者及び救急外来受診患者の対応をして、翌日朝からまた日常業務です。夜間の忙しさによりますが、忙しくて眠れないと、36時間ぶっ続け労働、という感じ。昨日から今日にかけてがそうでした。昨日の当直は、重症患者が3人救急車でやってきたあげく、入院患者さんの急変が2件・・・助っ人を呼んで、外科も巻き込んでの大忙しでした。もちろん徹夜。・・・あ・・・カルテを書きながら、30分位うたた寝しちゃってたけど。今日は、午前中はかなり体力的にきつかったけれど、午後になってお疲れハイ状態。やたらと動き回って、周りに心配されてしまいました・・・そして、早くに帰っていいよって18時に帰ってきましたが、ご飯食べて布団に入ってもいっこうに寝付けず、日記を書いている次第です。疲れすぎると、寝付けなるというけれど、私はそんなことなかったのにな~。もう、約40時間起き続けていることになるのに。しかも、当直の前の日は、助っ人当番で夜間に呼ばれて、睡眠時間2時間だったのに・・・。なんか、壊れちゃったのかな~~からだ。医者のものとは思えない内容の日記・・・。
August 10, 2005
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昨日、日曜日はバーベキューでした。職場のみんなと、総勢20人余り!車で30分程にある渓谷の河原で。車で30分位でこんな所があるのかぁ~と関心しましたが、やはりそれだけ交通の便が良いため、人・人・人。芋洗い状態でした。当初、誘われたときに「え?・・・こんな暑いときに・・・」と、二の足を踏んでしまいましたが、旦那は出張で家にいない日・・・、河原だしそんなに暑くないと思い、次の瞬間「行く~!」朝からの場所取り隊も決まってます、というのを聞いて、こんな暑い時期に、場所取りが必要なほど人が集まるんだろうか?と思ってしまった私の考えは、甘かった!大阪市内より近く、夏休み!!ということもあり、人・人・人の芋洗い状態・・・家族連れの子供も多く、川で泳いでる~~。遠くから河原が見えたとき、不法投棄のゴミだらけなのかと思ってしまった・・・ゴミと思ったのは人でした。しかも、快晴の真っ昼間で、気温は36度の炎天下。普段の夜にするバーベキューでは肉が余る事なんてないのに・・・みんな、火の近くに居ることが出来ず、30歳前後のいい年した男性陣と一部の女性陣(25前後)は、とうとう川へ飛び込んでいました。その他の人たちは飲み物用に持ってきた氷の袋を頭にのせ、「体の熱が取れてく~~」でも取りきれず、家に帰ってから、ぐったり。水を飲んでも飲んでものどが渇き、頭が痛くなってきてしまって・・・「やばい、熱中症だ・・・」シャワーで水を浴び、アイスノンで頭を冷やし、ましになったけど、なんか良くならない・・・食欲はあったのと、つくらなければならなかったからとりあえず、夕飯は、そうめんと野菜を切ったもの。そうめんのつゆがおいしいこと!!(市販のです。)そうめんを食べ終わった後、つゆを全て飲んでしまって、体の塩分の喪失に気づきました。いつもなら、飲んでしまうことなんてないのに、汗で喪失していたのね。からだって正直です。ホント良くできてる。というか、いつも患者さんに言ってくせに・・・「暑くなってきたから、汗の分良く水分とって下さいね~。汗かいたら、水とかお茶だけでなく、スポーツドリンクとかで、塩分も補給して下さいね~。」って自分のこととなると・・・それにしても、夏の暑さについて行けなくなっている自分・・・冬の寒さも苦手だけど・・・普段、病院という快適で一定の温度環境にいて、体温調節をする自律神経は弱り切っている事を、実感!!。子供の頃、夏の暑さをものともせず、外で遊び回っていたのに。我ながらすごかったんだぁ。夏休みに外で遊んでいて倒れたことはあったけれど、光化学スモッグだったし。----------------------------------「動かないと、自律神経が弱くなりますよ。」・・・もう弱くなってる私・・・患者さんに言っている自分のせりふに「はっ!」とさせられる今日この頃です。
August 8, 2005
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またもや、久しぶりな日記です。つくづく「継続」ということが苦手な私・・・ToT。--------------------------------ーー先日、医療関係でない友人からこんな事を聞かれました。「うちの子が風邪ひいて近くの小児科につれてったんだけど、抗生剤出してくれなかったんだけど、やっぱり小さい医院じゃ駄目なのかなあ?」・・・医学的な知識はさておき、医療に対する認識の甘さを感じさせられました。--------------------------------ーーまず、風邪について。この友人の子供は、水っぱなが出ているだけだったとのこと。いわゆる風邪は、まずウィルス感染から起こります。ウィルスといっても色々種類はあって、冬場に高熱・関節痛などで発症する「インフルエンザ」もその一つです。ウィルスをやっつけようと思ったら、まずしなければならないことは、栄養をとってひたすら体を休めること。ウィルスをのものをやっつける事が出来るのは、体の中でつくられる「抗体」です。頑張って体が抗体を作れるように余分なエネルギーを他で使わない。これが、風邪の患者さんに「ゆっくり休んで下さいね~」と医者が言う根拠です。つまり、ウィルスを抗生剤ではやっつけることは出来ないので、抗生剤で風邪を治すことは出来ません。--------------------------------ーー友人が言った「風邪なのに抗生剤を出してくれなかった」と文句を言うのは、ナンセンスなのよ~~!--------------------------------ーーでは、抗生剤は何に効くのか・・・それは、いわゆる「細菌」に、です。ウィルスと細菌と何が違うか・・・この話は、長くなるのでしません。(しかも、これを理解して頂けるよう説明しきるだけの能力を私は持ち合わせていませんので・・・興味のある人は、微生物学を勉強してみて下さい。)先にも述べたように、普通の風邪はウィルス感染であって、始めに細菌に感染することは稀です。が、ウィルスの感染の後に細菌に感染することはあります。ですから、はじめから「風邪だから」というので抗生剤を投与するのは、医者としてナンセンスで、風邪でも「細菌」に感染してしまった・・・という時に抗生剤を処方するのが正しい処方の仕方です。「風邪だから」といってむやみに抗生剤を処方する、そういう医者にこそ、かからない方が良いと思います。なぜなら、抗生剤を乱用すると、いざというときに効かなくなってしまう・・・耐性菌を体の中につくってしまう恐ろしい結果になるのです。参考までに、昨今問題となっているMRSAの院内感染は、抗生剤の乱用によって生まれてきた問題なんです。では、風邪でどういう兆候があったら抗生剤を使うか・・・鼻水が「水」ではなく、黄色かったり黄緑だったりの「どろっぱな」の時。色の付いた痰が出る時。扁桃炎を併発している時です。あと、元々何か病気があって、抵抗力のないヒトには、はじめから出すこともありますが。というわけで、「風邪」で抗生剤を出してくれなかった先生は、間違っていませんよ~~。あなたの子供はもともと元気満々なのですから。でも、子供が病気になると心配なのは親心、当然です。私は小児科医ではありませんが、研修医の時に小児科の指導医の先生に教えてもらったこと。~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~高熱でも、元気があれば心配ない!微熱でも元気がなければ、小児科医へ!1日2日食事がとれなくても、水が飲めてておしっこが出ていれば大丈夫!風邪も一週間以上改善傾向がなければ病院へ!~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~う~~ん、わかりやすい。覚えておいてそんはないと思います。--------------------------------ーーそれから、「医院じゃなくて大きい病院じゃないと駄目」?よ~く考えてみて下さい。大きい病院は、凄い専門家もいるかもしれませんが、素人から足をつっこんだばかりの「若手医師」・・・つまり「研修医」もいます。まあ、医者は何年目の医者であろうがピンキリですから、「研修医」が必ずしも悪いわけではありませんが、大病院で長い時間待たされて、研修医に診られるよりも、風邪でちょっとかかるくらいなら、私は町医者を選びます。大病院が必ずしも良いものではないと言えるのは、・・・私が働いてるから・・・「そこでしか治療できない難しい病気」と言うのでない限り、町医者を勧めます。風邪という各論に限らず、近くの「かかりつけの町医者」があると良いですね。はじめから大病院・・・この最近の指向が、病院診療の待ち時間の長さ+3分診療をつくっている要因の一つと私は考えます。なんか、友人の子供の風邪相談の話から、たいそうな話になってしまいましたが・・・最近、身近なことに色々問題意識が出てしまうのは・・・・年かなあ。
August 6, 2005
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