ナースのつぶやき

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熱の役割・熱の仕組み



 では、熱は?

 熱は、「体の中のウイルスを退治する役割」をします。
     そして、「免疫力をつける役割」もします。

 ウイルスの活動する温度は35~36℃。
 それ以上になると、ウイルスの活動は停滞し、逆に白血球が細菌を食べて
 やっつける作用が増強するのです。

 ですから、熱はウイルス退治に必要不可欠なのです。

 1.まずウイルスなどの感染をうけると、白血球から「サイトカイン」
   と呼ばれる発熱物質が出されます。

 2.そうすると、脳の中にある体温調整中枢で、
   体温の設定温度が「高め」に設定されます。

 3.前兆期
   寒さを感じる時期がきます。
   体温上昇のために、まず体は「寒さ」を感じさせ、震えを起こします。
   皮膚の血管が収縮し、ふるえる・・
   これによって熱が効率よく生産されます。
   この時には、かなりの寒気を感じますし、
   その後の必要以上の熱の上昇を防ぐためにも、
   この時期は、十分に保温しましょう。
   また、食欲があれば熱源となる食べ物を摂取します。
   (ご飯、おかゆ、麺類などの炭水化物、卵料理など)

 4.上昇期・ピーク期
   いよいよ体温が上昇します。
   発熱のため、体がだるかったり、ボーっとしたりします。
   熱が上昇し始めたら、今度は暖めすぎに注意してください。
   この時期は、免疫細胞が活発に活動するため、
   大量のビタミンCが消費されます。
   その後、免疫細胞とウイルスが激戦を繰り広げます。
   体力の消耗を防ぐために、安静が必要です。
   なんと、免疫細胞は睡眠により増強されます。
   とにかく、寝ましょう。

   この戦いのさなかに、解熱剤などで無理に熱を下げると
   体の中ではウイルスを退治仕切れていないため、
   再び熱を上げて、ウイルスを退治する必要に迫られるのです。
   ですから、また発熱を繰り返して、発熱期間が長くなる・・
   などの悪循環を繰り返すのです。

 どんな時に解熱剤を使うの? 

   熱が38.5℃以上(文献によっては39℃または40℃)に熱が上昇   する場合。

   熱による不快症状が強い。(頭痛・間接痛など)

   疲労感が強く、ぐったりとして体力を消耗している場合。

 5.ウイルスをあらかた退治し、抗体を作り終えた体は、
   解熱のサインをだします。
   これを受けて、熱が下降します。
   つまり、薬で無理やり熱を下げるのは、「下熱」
   病気のもとが退治されて、熱が下がるのが「解熱」。
   ちなみに、熱をさげるため、大量の汗をかいたりします。


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