友達



久しぶりに流した涙の色はとてもきれいだった
流れ落ちるしずくを拭おうともせず
ただ涙が止まるのを待つことしかできなかった
あたしの頬をつたう
その冷たさをただ感じるしかなかった

もっとそばにいたかった
ずっととなりで笑っていたかった
あなたのただひとりの
「特別な人」になりたかった

あたしたちは人目も気にせず
笑いあった いつの日も
笑いあえたあの日
それは今もかわらない
でもそれ以上の変化もない
「親友」2人が決めたライン
それは仲良しのしるしで
それは友達のしるしで

あなたを困らせることだけはしたくないの
だから新しい恋見つけよう
そうは言っても気持ちは簡単には動かなくて
やっぱりあなたしか見えなくて
いつもと同じあなたのとなりに向かってしまう
もうやめよう
でもできない

「友達でもいいからとなりにいていい?」
泣きそうな顔で言うあたしに 
あなたはいつもの笑顔で
「いいよ」
そう言ってくれた
「そんなことしかしてやれんでごめんな」
そう言って謝った

また気づかされた
やっぱりどうしてもあなたじゃなきゃだめなの
誰でもよかったわけじゃない
はっきりわかったなら 今
前に進める そんな気がした

待っててね
きっともっとかわいくなって
あなたを驚かすから
そのときはあなたもあたしと同じ気持ちでありますように

そのときまで
ずっととなりにいようね



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