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2006/11/23
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カテゴリ: ブログ関連
David Kahn デイビッド・カーン著 「暗号戦争」ハヤカワ文庫
休日になったので、先日お借りして帰った本を読んで過ごしています。第二次大戦中のアメリカ陸海軍の暗号解読機関において、どのように日本帝国軍の無線電信を傍受し、そしてその暗号を解読していたかが記されている本です。原著は「古代エジプト、メソポタミア時代から現代に至る暗号及び暗号解読の理論と変遷をたどった、かなり高度の専門学術書」であるそうですが、この和訳本では、日本とのかかわりのある第1章と第2章を全訳したものと、あとがきにありました。

短波を使って、短点と長点の信号を送受信する電信の基本は何も変わりませんが、その先の部分、情報交換・コミュニケーションに言語として利用する段階で、暗号というフィルターを経て恐ろしいほどの展開を見せるものであることが、一文字を「数十万通り」に置換することの出来る暗号装置に関する記述の部分を読むだけでも分かります。

一方、たまたま検索でヒットして、訪れたホームページには帝国陸軍 第一航空軍司令部直轄第101通信隊で通信兵をされた方の綴られた文章がアップされているのを見つけることが出来ました。「ある通信兵のおはなし」という題で、配属から終戦までの130話のおはなしは、とても貴重なものだと思いました。(まだ読んでいる途中ですが・・・) アメリカ軍の通信局になりすまして、軍事情報を今で言う「ダウンロード」するかのように一気に配信される情報を受信したり、また逆に大日本帝国軍の通信局になりすましているアメリカ軍の電信信号を聞いて、「短点が短すぎて、長点が長すぎる・・・これは縦振り電鍵ではなくてバグキーを使って送信された信号のようだ」と、日本帝国軍が通信で敵国語として利用していないQ符合を試しに送信して、相手の反応を確認したり・・・・と、とても具体的で生々しく記述されているように思いました。

管理人





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Last updated  2006/11/25 03:02:42 AM
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第130話  
<ある通信兵のおはなし>は、部隊に配属されてから終戦になるまでの130話が綴られています。一応最後まで読み終えました。素晴らしい上官たちに恵まれた舞台の話は、いくつもの感動的な出来事が含まれていました。
管理人    (2006/11/26 12:30:11 AM)

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