☆白衣の天使☆

☆白衣の天使☆

山梨のお葬式ー工事中ー


最近こそセレモニーホールで行われることが多くなったのですが、それでも自宅葬があります。

亡くなりそうな数日前に組の班長(組長)が当家に呼ばれます。組長は当家とともに病院までお見舞いに行き、先生などから様子を聞いて式の日取りを頭の中で予想します。亡くなりますと先生の「これからの医学のために是非解剖を!」という申し出を簡単に「お葬式の予定が決まっているのでだめです!」と悩むことなく断ります。それから班員に時間など関係なく電話をします。電話を受けた班員はこれまた時間に関係なく当家を訪問します。
ここで行かなければ半年ほど(一生でしょうか?)「あそこは来なかった!」と言われ続けてしまいます!

夜中であろうが駆けつけても、まだ病院から帰ってないこともあります。ですからそれまでみんなで家先でたむろして帰ってくるのを待ったり、部屋の準備、庭の準備、邪魔になりそうな植木などはあっさりと引き抜いてしまったり、伐採してしまいます。でも、大半の人はやることがなく、ボーっとしています。女性陣も全員がやってきて当家の台所で当家の方々や男性陣のお茶などの準備をします。夜中でなければ食事の準備も始めます。そうしてこれからの予定を組長が組の長老と相談しながら決めていき、皆に発表されます。

でも大半は時間の関係で葬儀場と連絡が取れず(当たり前でしょう!)「詳細は明朝お知らせしますので朝7時半頃に集まってください!」・・・それだったら夜中に呼ばないで、最初から朝一で連絡をくれよ!

そうして家に帰って一眠り!これがまた寝付けないんですよね!

朝再び当家に集合!お線香をあげてまたまた庭でたむろする!ごろごろ何もすることの無い男性陣に女性陣はお茶を入れてくれる!・・・またそれを洗わなければならない・・・入れなくても良いじゃん!

しばらくしてようやく予定が発表される。「本日6時から通夜、明朝1時から告別式です。おつう夜には隣家の方が帳場を、その他の方も集合してください。告別式には11時に集合して昼食をとってください。(え~なんで!)帳場は隣家とあと数名お願いしますのでよろしく!」・・どうして昼食を集まってとらなけりゃだめなんでしょうか!式の間も組員の大半は何もすることなくぶらぶら、雑談に花が咲きます!終わればすぐ初七日の席があり組全員が食事をします!今食ったばかりジャン!

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: