つれづれに Ika-t

つれづれに Ika-t

2010.01.09
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テーマ: 吹奏楽(3486)
カテゴリ: Y明中吹奏楽部
近くのS小学校の金管バンドの子たちが、今度の県アンコンに出場するということで、練習をしに来ました。いわゆる合同練習ですが、夏の演奏会では一緒にやったりしているのですが、練習を一緒にやるのは、今回が初めてです。

部員達が基礎を教えたり、小学校の子が取り組んでいる曲を見てあげたりしました。教えてみると、自分たちも基礎があまり出来ていないということに気づくようです。

また、私の方でも金管楽器については、一人ひとり見てあげましたが、もっと音をスムーズに出す方法を教えてあげるといいのかな……と思いました。そうなると、やはりアンブッシャー(口の形)が大切だと思います。いい口の形の子もいるのですが、そうでない子の方が多いようです。小学校の最初の段階では、バジング遊びやマウスピース遊びで入るのが有効だと思っています。「バジング」演奏会とか「マウスピース」発表会をやると面白いかも……。

さて、うちの金管の生徒には、バジング(唇を振動させて音を出すこと)をよくさせます。その時に上唇が下唇に重ならないにして、なるべく高い音を出させます。これをマスターさせておけば、音の詰まりはなくなり、高い音もスムーズに出るようになってきます。(だいたい、1年でハイG、2年でハイB♭ぐらいは出るようになります。)
よくアンブッシャーは、その人に合ったもので……と言われますが、私は自然な形で……、すなわち、その人の口の形と同じようになるように、アンブッシャーを作れと言っています。楽器を吹くときだけ、口の形を無理に変えているのなら、それは無理な吹き方で、疲れやすいし、スムーズには音が出ません。

金管楽器やフルート奏者のアンブッシャーが悪いのは、悪いリードで木管楽器を吹くようなものですから、決していい音は出ないと思っています。

今日の合同練習ですが、最初のうちは、どうやってよいか戸惑っていましたが、終わりの方は上手に教えることができたようです。
今年は金管が県に出場することが出来なかったので、こちらの方も少し時間があるので、今度は小学校で取り組んでいる曲を練習して、曲の指導をしてあげられると良いと思いました。ほとんどが6年生で、今春入学予定です。何人かは入部(できれば全員がうれしいけど……)してくれるはずですから、今のうちから教えておいても損はないはずです。

このような交流は良いものだと思います。今回は向こうから来て頂きましたが、もう少しこちらの方から、校区の小学校に積極的に出向いて行った方が良いと思いました。少し活動を見直していきたいです。





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最終更新日  2010.01.09 21:48:23
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