薬を飲むこと飲ませること



それでも初めのうちは発作の記憶が新しいので、なんとか飲ませ続けることができましたが、年月が経つにつれ子どもも発作の記憶が薄れ、薬を飲むことに関心がなくなりました。もう一つの持病、喘息の薬を飲んでいたこともあり、薬の種類や数が増えたことで子どものストレスもまた増えたのでした。

喘息の薬を併用することで、副作用が出る可能性もあり、病院からは診察のほか定期的に検査をするように言われ、喘息・てんかん・学習障害の3つのケアで、親も子もゆとりを失っていきました。

前年に喘息の大発作を起こしていたため、喘息の主治医も治療を厳しくしていたこともあり、子どもは治療が必要なことだとわかっていながらもいらいらを募らせていきました。

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