根っこの今

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#4(2) ねじれの関係



ねじれの関係
4 ねじれの関係
ある時友人と話をしていて、「接点」というのが話題になった。どれだけ接点をもって自分たちは生活しているのかと。そしてどれだけ自分たちの周りで、ねじれの関係があるのかと。知らぬ間に互いに無関心になっている事が多いのが現実だから。でもどこかでみんな寂しくて、自分の存在に気づいて欲しくて生きている。自分の出会う全ての人と接点を持ち深く付き合うことは偽善なのかもしれない。
でも、マザーテレサが、愛の反対は無関心だと言っているように、すべてに接点をもたなくとも、平和な環境を自分の周りに築いていく事はできるのかもしれない。自分の孤独や問題に直面したときに、私なんかよりももっともっと苦しんでいる人のことを想う余裕が自分にもほしい。悲しみにうずもれるのでなく、それを力として立ち上がっていく根性がほしい。

インスタント・メンタリティー!?
4 インスタントメンタリティー 

去年ある研修生が朝の集会のときに話した、インスタントメンタリティーについて。3分間でお湯をかければ出来あがるインスタントラーメンのように、なんでも便利イコール良しとするこの時代。彼の国でもインスタント開発が進出してきているという。人のニーズを考えずに便利なものを取り入れ、発展した社会だという、そんな表面的な開発。
彼は言う、「時間がかかるというのは無駄なことではないと思う」。はっっとした。時間に振り回されている自分。そして、ミヒャエル・エンデの「モモ」という本が自分に迫ってきた。この本の中に時間泥棒たちが出てくる。彼らは、他の人の時間を糧に生きている。皆がいつの間にか時間に追われ、大切にしていた人との関わりを忘れ、いらいらしていく。時間泥棒たちは必死で自分が生き延びるために誰かの時間を横取りする。そんな中で、小さな女の子“モモ”が人々にゆとりの大切さを思い起こさせる。今、私たちはモモのような活動が必要なのかもしれない。
4 モモ
書きすぎてしまっただろうか・・・・。
読み疲れてしまった???

またいつになるかわかりませんが、通信を発信しようと思っています。
皆さんも近況是非お知らせください。みなさんの「うごめいている」人生のお話しや気持ちを私も聞いてみたい! 近くに来たときは是非立ち寄って下さい。お茶を飲みながら話しましょう!私も近くに行くときにはおじゃまさせてください。では、また。


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