5月20日 キアンティへ 1 -in Chianti 1-
一面の葡萄畑と森に囲まれた、甘いにおいのするキアンティの丘陵
□ 5月20日 キアンティ
へ 前編 - in Chianti 1 -
風邪のせいでよく眠れない夜を過ごして…起こされても、返事だけはしたものの、ベッドの中でだらだら。まやは元気にマラソンのレースに出かけて行った。出かける約束をしたお昼まで、美術館でも行こうかと思っていたが、体が言うことを聞いてくれない。
気合を入れて、出かける準備。いざ家を出てみて、美術館を見るほど時間もなく、遅い朝ごはんをBarで食べて、散歩してみた。…が、 フィレンツェ は人が多すぎる…人酔いしながら家に戻った。
まやの作ったパスタを食べながら、どこに行こうか考える…せっかく天気もいいしねぇ。
「そうだ！ バイク
でドライブして…うむうむ…」
ひとり言…でも決定らしい。
気合を入れて、出かける準備。いざ家を出てみて、美術館を見るほど時間もなく、遅い朝ごはんをBarで食べて、散歩してみた。…が、 フィレンツェ は人が多すぎる…人酔いしながら家に戻った。
まやの作ったパスタを食べながら、どこに行こうか考える…せっかく天気もいいしねぇ。
ひとり言…でも決定らしい。
久しぶりにまやの Honda AfricaTwin に乗って、おでかけっ！
先ずは市内を抜けて、南に向かう。自動車専用環状道路が見えてきたら、小道に入り丘をあがる。
最初に目の前に現れたのは…頑丈な城壁。 Palazzo Acciaioli アッチアイオーリ宮殿 が迎えてくれる。
この地域は、修道院を中心とした丘の上の小さな街、 Certosa チェルトーザ 。本日は日曜日なので、中の見学が出来ないらしく、門が閉まっていた…残念っ！
他にも修道院の回廊など、見るものがありそうなので…改めて来ることにしよう。
ここから…どこに行くのか知らされぬまま、なすがまま。方角は南らしい。
ローマ と フィレンツェ を繋ぐ SS2 Strada Statale 2 国道２号線
（古の名は“ Via Cassia カッシア街道 ”）でも、高速道路でも シエナ 方面、南へ行くことが出来るのだが、あえて他の道を選んだ。
ローマ と フィレンツェ を繋ぐ SS2 Strada Statale 2 国道２号線
（古の名は“ Via Cassia カッシア街道 ”）でも、高速道路でも シエナ 方面、南へ行くことが出来るのだが、あえて他の道を選んだ。
選んだ道は…
正式には、 SR222
Strada Regionale 222 州道222号線 。
フィレンツェ と シエナ を結ぶ州道なのだが、別名
キアンティ・クラッスィコ ワイン街道
といい、 Chianti キアンティ地方 の葡萄畑とオリーブ畑の連なる丘陵を縦断している道なのだ！
辺り一面、森の深い緑と人の手によって作られた若い緑、そして土の色が続くのどかな風景。トップの写真はほんの一部分を切り取っただけ…延々と続く葡萄畑と銀色に光るオリーブ畑を愛でながら進む。
こんなに小さな花が、オリーブの実になるんです
しばらく走ると、右手に公園らしきところが現れた。刈り込まれた芝に、沢山のバラが咲き誇る、手入れの行き届いた空間。バイクを停めて、中に入ってみることにした。
突然目の前に現れた“星条旗”…そして、キレイに刈られた芝の上には、白い大理石の十字架とイスラエルのダビデの星が…
ここは、第二次世界大戦戦没者を含む アメリカ人の公園墓地 だったのです。
この写真を撮りながら、
キアンティへ 後編 - in Chianti 2 - つづく…
＋ Toscana ＋ Firenze ＋ Siena ＋ Chianti 1 ＋ Chianti 2 ＋
©2007 SerenaT －Serenaのうたた寝－
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