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ぼくの陰陽論

 宇宙に存在する収縮と拡散の二つのエネルギー


 陰陽については、中国4000年の歴史の中で、学問の王道といわれている易経が端を発するといわれています。ぼくには、易経という難解な学問は理解できないけれども、大天才、故桜沢如一さんの「無双原理易」という書物でそれが少し理解ができるくらいです。

 陰陽の法則を知っていたって、大学に合格するわけではないのですが、今の科学をはるかに超えた宇宙の摂理を説いた学問であるに違いありません。今の科学では新しい説が出ると、これまでの説は無意味なものとなってしまいますが、陰陽の法則は不変であり、永遠に光を失わないといっても過言ではありません。

 基本的には、この宇宙は二つの方向のエネルギーからなっています。一つは収縮(陽)、もう一方は拡散(陰)です。

 星の一生を考えるとよく分かります。爆発して宇宙に飛び散った(陰)チリが、気の遠くなるような時間をかけて集まり(陽)星を形成します。収縮するときその中心部に熱が発生し星全体が燃え始めます。外に向かう核融合のエネルギーと引力のバランスで星が存在しますが、やがて燃えるものがなくなり引力が弱まって、核融合のエネルギーが強くなって、爆発して宇宙のチリへと戻ってしまいます。それを永遠に繰り返すのです。
陰→陽→陰→陽→陰…・・・

 ぼくの考えではこの宇宙はビッグバンで始まっているといわれていますが、これはブラックホールの裏側(ホワイトホール)から見た光景ではないか、と思われてなりません。収縮の極限(陽が極まって)から拡散(陰)に転じているのです。この宇宙にもブラックホールがいくつも見つかっています。その向こうは、別の宇宙が広がっていることでしょう。このことを考えると宇宙は、多重構造をしていると考えられます。

 この宇宙に偏在する収縮、拡散のエネルギーは、人体にも存在しています。たとえば呼吸する時の肺の動き、血液を送る心臓の動きです。生きている間収縮、拡散を繰り返します。このことを考えると、われわれは生かされているという以外には説明がつきません。




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