今が生死

今が生死

2012.01.07
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カテゴリ: 政治
今回の福島の事故で1号機は40年以上経っていたが、老朽化が事故の原因ではないと明らかにされていた。しかし、古くなれば事故を起こす可能性が高くなるとのことで、一律に寿命40年と決めたが、これには大きな意味がある。

これから新規に原発建設を認可する市町村はまず現れないと思う。現在運転している原発を40年経ったら廃炉にしなければならないとすれば、原発は消滅していく運命にある。40年の猶予でそれに代わる電力供給方法を考えていかなければならなくなった。

太陽熱、風力、水力、海水、などの自然エネルギーを使って電力を起していく方法を40年の内に実用化しなくてはならないのだ。

原発輸出の契約が成立している諸外国についてもこの40年は適用されるべきだと思う。
つまり契約してあるだから、その国に行って原発を建設してやることになるが、今回の法制化を受けて、寿命40年を外国にも宣言して、建設はしますが40年経ったら廃炉にして下さいと明確にいうべきだと思う。

この寿命40年の法制化は事実上原発なし社会への序章であり、寿命40年を突き付けられた今、猶予は出来ない。早急に自然エネルギーの活用を実用化していかなければならない。梯子を外されてしまったので、科学者や実業家などはのんびりしていられない。国民も一人一人が知恵を出し合って早急に新しい電力供給方法を具体化していく必要がある。





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Last updated  2012.01.07 18:31:36
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