今が生死

今が生死

2012.01.28
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カテゴリ: 政治
今日本の財政再建は急務である。そのための消費税増税が国会で論戦されている。消費税を上げるなら身を切れとの意見があり、国会議員数の削減や公務員の削減が言われている。私は首を切られた公務員はどうなるのかを真っ先に心配してしまう。

昨年の我が国の貿易収支は2兆円規模の赤字だった。任天堂も赤字だという。多くの日本企業は赤字だという。その時何をするかというと人員削減である。失業者は増える。公務員も民間も採算のために簡単に人減らしするが首を切られた人達のことを考えているのだろうか。

財政再建も大事である。しかしそのために多くの人達から職を奪うのは本末転倒である。皆で税金を出し合って国の財政を立て直すべきで多くの人の職を奪ったうえでの財政健全化は歓迎されるものではない。

人々の幸せとは何か?何か仕事をしていることである。その仕事を充分に分け与えるのが国の最も大切な機能だと思っている。

アメリカでも失業者がどんどん増えていてオバマ政権に対する風当たりが強くなっている。一方で月給10億円と言う人達がいると思えば1銭も稼げない失業者があふれている。

一人に10億円払うなら、100人の人に10万円づつ支払える。政府は雇用をまず考えるべきだと思う。能率主義で合理化、合理化が進めらているが、それで生産性は増すかもしれないがはじき出された人間はどうしたらいいのだ。

自由競争社会で生き延びていくにはコストを減らす、人件費を減らすことが真っ先に考えられるがそれは国や企業の都合であり、エゴである。人を減らさなければ会社はつぶれてしまう。そうなったら首を切った人達の何十倍もの人達が路頭に迷うことになる。会社が生き延びるためには一部の人達に犠牲になって貰うのはやむおえないとの考えがある。

私はかねてから主張しているが、そうなったら人減らしでなく社員全員の給料を減らしてその苦境を生き延びるべきだと思う。国の財政が厳しいからといって公務員の首を切るのではなく、公務員全員の給料を減らすなり国民全員で少しずつお金を出し合うことを考えるべきである。






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Last updated  2012.01.28 21:13:12
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