今が生死

今が生死

2012.11.03
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カテゴリ: 政治
今朝の朝刊で秋田公立美術大、札幌保険医療大、岡崎女子大の申請3件を文科大臣の独断で不認可にしたと報道されていた。不認可の理由を大学そのものの認可資格は問題ないが、大学設置審議会の委員29人中22人が大学関係者であることを理由に上げている。広くもの事を考えないで、自分の偏見だけで国の大事な案件を決定する。信じられないことだ。

大臣はまた「大学が800もあるが必ずしも質が伴っていない。量より質が大事で大学新設を抑制する」との考えも述べた。

その考えを所信として述べるのはいいが、大臣が就任する前から申請の準備をし、条件を整えてきた大学側、受験希望者の心や生活はどうなるのか?認可基準を満たしていないというならわかるが、審議会メンバーの構成が気に入らないとして不認可にする神経、常識、学識、情愛、教育理念、いずれも尋常とは思えない。権威を振り回したいだけである。何故このような人を大臣に任命したのか野田総理の常識を疑う。

大臣はその分野のトップである。死刑の最終決断をするのは法務大臣である。教育や科学研究のトップは文科大臣である。それほど権威のある大臣の任命には何度も何度も思考を重ね、質疑もしたりして国民のために誰がなったらいいかを慎重に考えなければならない。このような人を文科相に任命しただけでも野田内閣は失格と言えるのでないだろうか?





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Last updated  2012.11.03 11:22:42
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