今が生死

今が生死

2012.11.20
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カテゴリ: 政治
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昨日の夜8時30分、84歳の肺がんの女性が静かに息を引き取った。身寄りがなく生活保護で暮らしていたとのことで、医療費は勿論、葬式その他全て市役所の人がしてくれると言う。ありがたいことで当に福祉国家だと思った。このケース等をみると生活保護政策のありがたさをしみじみと感じる。

一方で大阪の方で生活保護を認めてくれないからと火炎瓶を持って市役所に突っ込んだり、死んでやるとビルの手すりにまたがったりする人の記事も読んだ。認定してもらえるのともらえないでは収入や生活に雲泥の差が出るので必死なのだと思う。

現行制度では身寄りがあっても身寄り人達に扶養の意志があるかいなか電話や文書等で質問して扶養の意志はなくその財力もないと返答すると生活保護がもらえることになっているが今国会で、意志があるかないか聞くだけでなく、財力があるかないか確認してから認定した方が良いではないかと改正する動きがある。それに対して現行のままでよいと反対する人たちもいる。

最初に述べた方のように身寄りのない人には当然さしあげるべきだと思うが、身寄りのある人たちは助け合う心で、皆で少しずつ出し合ってその人(多くの場合親や叔父叔母)を助けていくべきだと思う。子供が何人もいて各自家庭を持っているのに親は生活保護をもらって自分たちの家計とは関係ないと思っている人たちが多いが、生活保護の本来の意義に立ち返るべきだと考える。生活保護の人たちの票をあてにしている政治家の方はもう少し全体を見てもらいたいと思う。





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Last updated  2012.11.20 22:04:40
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