今が生死

今が生死

2020.06.25
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カテゴリ: 政治
新型コロナ担当の西村経済再生大臣は昨日、今までの専門家会議を廃止して新組織を立ち上げると発表した。専門家会議は権限と責任に法的根拠はなかったが積極的発言を続けて「権限を越えている、思いあがっている。責任を取ってくれるのか」などの批判を受けた。脇田座長は前のめり発言になった理由は諮問に答えるだけでなく緊急対策をとる必要があると判断した場合などには自ら発信したと反省しているが、それはそうしてもらってよかったこともあり、あまり反省しなくてよいと思った。問題は責任の所在で、政策を行いその責任を取るのは政府で専門家会議はあくまで科学的データーに裏付けされた最高の情報を政府に提出することが役割で、今度の新組織ではそれを明確にすると思われる。新組織では少数の専門家と政治家が場当たり的に判断するのではなく、産業界や教育・介護の関係者、市民らも加わり責任を持って政策判断できる組織体を作るべきだと米村東大教授は述べている。
今回の新型コロナでは諸外国でも政府と専門家組織との間で思惑の違いなどがあり、十分機能出来なかった国も多く、我が国でも当初「4日以上発熱が続いた場合に受診」などの方針が出され、重症化してしまったケースがあり批判されたが、総じては良く機能した方だと思う。新組織では米村教授の言われるような分野の人も加えて十分討議して頂き、より有効な政策の推進力になって頂きたいと願っている。





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Last updated  2020.06.25 21:31:39
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