鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
2606583
HOME
|
DIARY
|
PROFILE
【フォローする】
【ログイン】
いなかの猫の天邪鬼部屋
第9話
OnAir~シーズン3・第9話~
#ヨンウンの仕事部屋
(ソファ-に座った二人。ギョンミン、ヨンウンを後ろから抱いている。)
ギョンミン : (ヨンウンの肩に顎を乗せている) ...忘れていたんだ...
ヨンウン : (見る) ...
ギョンミン : 大学卒業予備生の時書いたものなんだ。...あれを書いた後、考試を諦めた...
ヨンウン : (ちょっと驚く)...
ギョンミン : 法を勉強しながら、俺が本当にすべき事は何か...今俺がしている事は本当に俺がすべき事だろうか...そんな事を考えていたんだ。..(笑う) 幼い心に正義を追い求めるという事が、どれだけカッコ良く見えた事か..。勉強しか知らなかった俺が、それで何かをするという事は...本当に、輝くような事だった...
ヨンウン : .....
ギョンミン : バイトで資料を集める仕事をしたんだけど、その時、裁判場面を何度か見ることになったんだ。... (苦笑)...それが毒だった....。 正義はそんなに簡単に実現するものではなかったって...映画みたいなものを見ると、紆余曲折の末、酷い目に遭った人に自由を与える事が、エラくカッコ良く描かれているのに...現実は....(ため息).... 法に訴える正義の限界を何とかして言いたかったのが...(原稿を見て) それなんだ。
ヨンウン : 他に書いたものはあるの?
ギョンミン : ない。それが最初であると同時に最後だ...
ヨンウン : (虚脱) 何なの?初めてであんなふうに書けるもの?
ギョンミン : ...あれを書いた後、法は俺がすべき事ではないと分かったんだ。俺は俺の方式で自分の事をしようと思ったんだ。
ヨンウン : どうやって?
ギョンミン : (見て) 話を聞かせよう.. 俺の考えを多くの人々に話してあげよう...
ヨンウン : でも、どうして文を書かないでPDになったの?
ギョンミン : (苦笑) 書き物をしてすぐカネになるか?食べて暮さないとならないから...。幸いPDという職業も俺の声を盛り込むには悪くなかったし...それに上手く書く自信もなかったし...
ヨンウン : 勿体ないわ。初めてであの位書けるのだから、本当に凄い才能なのに...
ギョンミン : (見て、意味深長に) それは才能ではなく本気だったからだ。.. 俺が話さなかったか?感動は作って出来るものではないという事。...本気が盛られた言葉と文は常に感動を導き出すという事...
ヨンウン : (思い浮かべる) 話したと思うわ...そのような事を。...あの時も私、あなたに作家になればって言ったのよね?
ギョンミン : (笑う) そうだよ。
ヨンウン : だけど..自分の考えを文で表現するのは易しい事ではないわ。...私も文を書くけど、どんな状況に盛ればちゃんと伝えられるのか考えるだけで一週間、いいえ、ひと月掛かる時もあるわ...
ギョンミン : 君ははたくさん書くからそうなるんだよ。毎回同じ状況を作る事は出来ないから、ドラマ作家は、だから凄いんだと思う。一編で終わらせるわけじゃないから...(ヨンウンを見て) 尊敬する。
ヨンウン : どうしたのよ。恥ずかしいじゃない。...(ため息) 盛り込むものが足りないから、恥ずかしくなるような言葉に頼ろうとするのよね。...勉強しなくちゃ..
ギョンミン : .....それで...? この原稿で何をするんだ?
ヨンウン : (見る) うん..?うん...ヘギョンオンニがシナリオとして脚色するって。(笑う) あなたが書いたものだから私に任せるって..
ギョンミン : イ代表...ありがたい人だ...
ヨンウン : ...(ギョンミンの手を握る) ヘギョンオンニもありがたいし..あなたもありがたいし....
ギョンミン : .....
ヨンウン : あなたがどんな気持ちだったのか、分かるわ。...(胸がいっぱいになる。息を吸い込む。) 私、愛され過ぎるほど愛されて、あなたに...
ギョンミン : .... (ヨンウンの横顔を見て首にキス) だけどあまりにも遅過ぎた...ごめん...もっと早くしないとならなかったのに...
(ヨンウン、目を閉じる。ギョンミン、ヨンウンの顔を回してキス.....)
#賑やかな通り、昼
(楽な服装のセアとユミ、アイスクリームを持って歩いている。アクセサリーを売るリヤカーを見る。楽しく見えるセア。)
ユミ : ちょっとだけここにいてくれる?服を取っておいてもらった店があるから取りに行くわ。それとも一緒に行く?
セア : あ...足が痛いから、ちょっと座ってるわ。
ユミ : どこにいる?
セア : (そばの売場ショーウインドの前の階段を示して) あそこにいるわ。
ユミ : あそこ?大丈夫?
セア : (行って座る) ダメだって言うの?(また立ち上がる) あ。(バッグから薄い本を取り出す) これでも敷くわ。
ユミ : (呆れて言う) あなた...大丈夫?
セア : (見る)どうして?
ユミ : ....別に。...すぐ戻って来るわ。(行く)
(一人で残ったセア、サングラスを取り出して掛ける。通り過ぎる人々を見てぼーっとしている...)
(売場から出るサンウとチェリー)
サンウ : (セアをチラッと見て通り過ぎようとするが、通り過ぎる途中でまた振り返る) ....(立ち止まる)
チェリー : (サンウを見る) どうしたの?忘れ物?
サンウ : (チェリーに) 先に車に行ってろ。すぐ行くから。
チェリー : どうしたのよ。
サンウ : (見る) ....
チェリー : 分かったわよ....(脹れて、そのまま行く)
(サンウ、ぼーっと座っているセアを見てにやりと笑う。)
" 何をしているんでうか?そこで。"
セア : (顔なじみの声に頭を回す) .....(見る)
サンウ : ......(首をかしげながら見る)
セア : (頭を上げてじっと見る)....ストーキングが趣味ですか?
サンウ : (目をちらつかせる) ....ストーキングが趣味ですかって?
セア : (呆れる) ....(立ち上がって、その場を離れる)
(サンウ、セアを見て追い掛ける。)
サンウ : (セアの肩をつかんで) ちょっと待ってください!
セア : (ため息を吐き出す) 何です?(振り返る)
サンウ : (本を掲げる) これ、あなたのでしょう?
セア : (口をつぐんだまま本を引っ張る) ありがとう。(後ろ向きになって行く)
サンウ : (セアを見る) 少しは良くなったようですね。
セア : (立ち止まる) ...(振り返る) 今はちょっと忘れてくださいませんか?
サンウ : (微笑む) あなたが忘れたら。
セア : (睨む) 何の関係があるんですか?
サンウ : 別に。ユン作家が忘れれば、俺も忘れるようになると思うからです。
セア : 忘れました。良くなったように見えるのでしょう?あなたももう忘れてください。
サンウ : (見る) 本当ですか?
セア : はい。
サンウ : それではそのサングラスをはずしてみてください。
セア : (苛立つ) .....何なんですか?
サンウ : 目を見れば分かります。本当なのか嘘なのか。
セア : (目を閉じて堪える) 私にどうして付きまとうのか分かりませんけど、今は少し気を使って、もう行ってくださいませんか?
サンウ : そうですね。俺も自分がどうしてあなたに付きまとうのか分かりませんが、偶然は繰り返されれば縁だとも...やけに目に入るものですから。
セア : (呆れる) いい歳の人が...今はずせと?
サンウ : ...... そうですね (思う目) ....とにかくはずしてください。
セア : (サングラスをはずして睨む) 光栄ですね....
(にこにこしながら見るサンウ。睨むセア。通りにミジュが立っている)
#ヨンウンの仕事部屋
(ヨンウン、原稿を見てノートPCを叩く。コーヒーカップを手に取るが、中身は空...)
ヨンウン : ミジュ~、水をちょうだい!
#PD室
(ギョンミンの電話が鳴る。)
ギョンミン : はい、ママ。
オキシム : また~
ギョンミン : あ.... お母さん...
オキシム : フフ...忙しい?
ギョンミン : いいえ。どうして?
オキシム : 忙しくないならちょっと家に戻れないかい?チュニのママにちょっと持って行って欲しい物があるの。私は仕事部屋の場所も知らないし、チュニもいつ帰るか分からないし...
ギョンミン : 何なの?
オキシム : きのこを煎じた水。...コーヒーを飲む習慣だったから、辛い思いをしてるんじゃないかと心配で...。ちょっと苦いけど、水だけ飲むよりはいいかと思うの。
ギョンミン : (笑う) 分かりました。
#アパート前
(ギョンミン、車から降りる。前をチュニが歩いている。見て、急ぎ足でチュニの横に立つギョンミン。)
チュニ : (見る) .....(頭を回す)
ギョンミン : (見る)....
チュニ : こんな時間にどうしたの?
ギョンミン : お婆さんのおつかい。
チュニ : (見る) ママに持って行ってあげるもの?
ギョンミン : ああ。(知らない事はないのか?こいつは..)
チュニ : ....
ギョンミン : ....
#ヨンウンの仕事部屋
(ギョンミン、ヨンウンにコップを突き出す。)
ギョンミン : 飲んで。
ヨンウン : (見る) 何?
ギョンミン : 知らない。
ヨンウン : (顔をしかめる) 何だかも知らない物をを飲ませるつもり?
ギョンミン : いい物だから。
ヨンウン : 飲んだら死ぬ物じゃないわよね?
ギョンミン : (笑う) 俺、まだ君に保険は掛けてないから、心配しないで飲め。
ヨンウン : (飲む) ウッ....何よ?これ。
ギョンミン : え?死にそうか?
ヨンウン : ええ。死にそうな味だわ。
ギョンミン : どこが..(味わう) ...コーヒーと大差ないけど...
ヨンウン : コーヒーと大差ないって...香が違うじゃないの。何よ?これは。
ギョンミン : きのこを煎じた水だって言ってたけど。
ヨンウン : 誰が?
ギョンミン : ママが。コーヒーが飲めないなら、これでも飲みなさいって。
ヨンウン : ....(視線が下がる)
ギョンミン : (見る)..どうした?
ヨンウン : お母さんは...どうしてそうやって人を申し訳ない気持ちにさせるのかしら?
ギョンミン : (微笑む) .... ママはそういう人なんだ。
ヨンウン : (見て苦笑する) ....いただきます。飲むわ...
(ギョンミン、コップを渡す。ヨンウン、ゆっくりコップを傾ける....)
(原作出処:
sonkhj1116さんのブログ
)
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
政治について
危機を招いている高市批判が強まって…
(2025-11-23 08:39:33)
気になるニュース&話題(Infoseekニ…
クマ対策の最新の情報‼️⚠️
(2025-11-23 10:16:12)
避難所
【大人気】「エアーソファー」 で、…
(2025-10-30 22:24:38)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: