高校前半(古きも新しきも洋物期)1996~1997 高校入学を期に、地元のCD屋さんではなく街中の大型CDショップに行くようになる。それまで自分が聴いていた音楽というのは、本当にごくわずか、限られた一部分だけだったことを知り、井の中の蛙というのを思い知る。視聴機がたくさんあることが嬉しく、かたっぱしから聴いてまわる。BON JOVIを好きになったことをきっかけに洋楽を好んで聴くようになる。ACE OF BACE、BAD RELIGION、Bjork、クランベリーズ、GREEN DAY、LIVING END、NO DOUBT、Real McCoy、SWEET BOXなどを聴いていた。洋楽の情報を得るためMTVを見始める。LIVEの情報が頻繁に流れるため、GREEN DAYのライブに一人で行ってみる。音に合わせて動くのがこんなに楽しいなんて!と至福のひととき。 同じ頃、音楽高校に入ったため、常に周りではクラシックが演奏されている環境だった。勉強のためにも聴き始める。好きなピアニストはサンソン・フランソワとマルタ・アルゲリッチ。伴奏の勉強をするうちに、普段はオーケストラで影の支えになっているコントラバスの、ソロになったときの深い響きに魅了される。ゲーリー・カーの演奏はCDでもコンサートでも、クラシックの枠組みにとらわれない素敵なものであった。 高校後半(パンクとの出会い)1998 MTVでたまたま流れた“SUN MYSELF” HUSKING BEEに釘付けになる。かすれた声、勢いがあるのに美しいメロディー、力強いドラム。すべてが好みで、今聴いても懐かしさではなく、純粋に格好良いと思う。テロップを見てもどちらがバンド名かわからず、紙に書いてCDショップに持って行く。それを瞬時に探し出してくれたのが、タワーレコードってすばらしい、と思ったきっかけだった。すぐに地元でライブがあり参戦。そこでSPREADに出会う。SNAIL RAMP、Hi-STANDARDなどを聴く。スペースシャワーTVも見始め、一般のテレビには出ていなかったsmall circle of friends、TOKYO NO.1 SOULSET、ボニーピンクなどに出会う。
大学前半(再び邦楽期)1999~2000 家では暇さえあればスペースシャワーTV、MTVを見、学校帰りにはCDショップにチェックする毎日。一般のヒットチャートとは違うところで自分のお気に入りを見つけることに楽しみを覚えていた。椎名林檎、クラムボン、山崎まさよし、BACK HORN、ホフディラン、中村和義など。 2000年。今でもリアルに思い出せるほど衝撃的だったAIR JAMに参戦する。SCAFULL KING、MASTER-LOWのライブの楽しさに虜になる。BACK DROP BOMB、BRAHMAN、MAD CAPSLE MARKETS。 大学後半(ひたすらライブ期)2001~2002 ライブの楽しさにはまり、CD1枚よりもライブ1回、と思い始める。この頃の「ライブの楽しさ」=飛べること・踊ることであり、好きな音楽=踊れるものであった。ペンパルズ、ビートクルセダーズ、kemuri、PE’Z、B-DASH、RUDE BONES、CHAGE UP、JERRY LEE PHANTOM、LINK、将番頭、怒髪天、mo’some tonebender、BAZRA、ソウルフラワーユニオン、渋さ知ラズ。ジャンルは異なれど、どれもいいライブをするバンドだった。 対バンでsyrup16gを聴きギターロックに興味を持つ。ACIDMAN、ART SCHOOL、BUMP OF CHIKENS、BURGER NUDS。ボーカルの声に惹かれCANNABIS大好きだったのだが惜しくも解散。
社会人(no music no life期)2003~ ライブに行けなくなったため、休みのたびにCDショップで情報収集を続ける。ASIANKUNG-FU GENERATION、RAD WIMPS、NOB,locofrank,PINK LOOP、耳切坊主、コブラツイスターズ、JUDE、AMADORI、ハナレグミ、自由人、つばき、椿屋四重奏、WRECKing CreW、LUNKHEAD、DOPING PANDA、ナタリーワイズ、笹川美和、斎藤和義など、ジャンルはまったく関係なく、日々新しい出会いを求め続けている。