Get your gun

Get your gun

空蝉

空蝉




照りつける日差しを反射して 燃え上がるアスファルト

蝉たちの声が今を盛りと響き渡る空の下

初めて君と言葉を交わしたね



いつの間にか空気のように打ち解けた二人

恋人じゃない だけどとても特別で

きっと他の誰よりも 互いをよくわかってるつもり

何があってもこの二人だけは 永遠に仲良しでいられると

ずっとこんな日が続けばと 強く願っていたはずだった



いつからだろう 君を男の人と意識し始めて

一緒にいるたびに 胸がきゅんと切ない音を立てる

だけど口にしてしまえば きっと今のままでいられなくなる

君を 君と過ごす楽しい日々を 失いたくないのにどうして・・・



虹色に光るシャボン玉のような 淡く頼りない恋心

友達でいることが こんなにも淋しいなんて



二人の最初で最後の待ち合わせは

少し速い君の歩幅に合わせて ついていくだけで精一杯だった

いつも通りの軽い冗談さえ 笑い流せないほど

君で胸があふれてた



思い切って打ち明けた気持ちに 苦しそうに歪んだ表情

蝉が命尽きるように あまりにもはかなく崩れた恋

ずっと仲良しでいたいから友達のままでいたいと言った

あの頃は君の気持ちをはかりかねてたけれど

今ならちょっとだけわかるような気がするよ



もしも道の途中で出会えたなら

また一から君と思い出を積み上げたい

友達のままでいいから 君がそう望むなら…





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