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今回はベランダで雨晒し管理という名で放置されていた「アロエ スプラフォリアータ」の植替えを行なっていきたいと思います。以前紹介したディッキア エステべシーでも述べましたが、私は互生する植物が大好きで、その魅力に引き込まれた最初の一株になります。3年前に仕事先で知り合った方から、「鉢を開けたいからもらって欲しい」と譲って頂いたのですが、まだあまり植物に詳しくなかった私は“アロエってお婆ちゃんが庭に植えている植物”という認識しか無かったのです。R2.6.8頂いた当時の姿育て方を尋ねると、カッコよく育てたいなら野外で放置すると良いと教えてくださいました。ナルホド。ではこのままベランダに置いておこう。3年後確かにかっこよくなりました!っが!最近全く葉を展開しなくなり、流石にこの小さな鉢のままでは可哀想になってきたので今回植え替える運びとなりました。当たり前ですがバッキバキに根鉢ですね。根っこは殆ど乾燥していますが太い手根は水々しく元気なようです。それにしてもこんな小さな鉢でよく頑張ったなあ。今綺麗にしてやるからな!かなりバッサリと根を整理しました。枯葉も取り除いて新しい葉の展開に備えます。3号のプラ鉢に植え替えました。もう少し植え込んだほうがカッコよかったかもしれません。上から根を大分切ってしまったのでしばらく日陰で養成させます。後は梅雨に打たせて元気になってもらいましょう!それではまた!
2023.07.01
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難航しております…前回からその後どうなったか経過報告でございます。※以前の記事アガベ ユタエンシス エボリスピナ 発根管理①アガベ ユタエンシス エボリスピナ 発根管理②アガベ ユタエンシス エボリスピナ 発根管理③さて、結果から申しますとまだ発根しておりません!前回発根していると思われたのは輸送前に発根しかかった古い根が水を吸って白くなっただけの様でした。R5.6.22その後も水耕にて発根管理を続けましたが、この様に糸状のカビが何度も発生してその度に殺菌を繰り返しています。殺菌しても、この通り直ぐにカビが生えてしまいます。恐らく組織の中にまで菌が侵入しており、表面を洗浄・殺菌した程度では処理しきれていなかったのでしょう。このままでは水耕による発根は難しいと考え、一度しっかりと乾燥させて土壌管理に切り替えることにしました。一度ベンレートで2時間殺菌して、1週間程度しっかりと乾燥させました。R5.6.28季節は梅雨真っ只中。高温多湿を嫌うエボリスピナには厳しい季節です。他のアガベであればこの梅雨を利用して一気に発根しグングン成長してくれるボーナスタイムなのですが、雨晒しは避けて風通しの良い日陰で管理する事にしました。用土は日向土のみで、底石も多めに兎に角速乾性を重視します。一向に動かない成長点。覚悟はしていましたが、まさかここまで難しいとは。やはり最初に枯れ葉を残したまま発根管理を続けていたことがここにきて裏目に出てしまったようです。発根に必要な要素として気温25℃以上は有にキープ出来ているので、このまま鉢の重さを測りながら慎重に管理していきたいと思います。それではまた!
2023.06.30
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今回は原種ディッキアの人気種、「ディッキア・エステべシー」についての記事になります。R5.4.3 購入時の様子基本情報・パイナップル科(ブロメリア科)ディッキア属・南米原産・夏型言わずと知れたディッキア界の王様(ホント王様好きだなw)本来ディッキアは葉をロゼッタ状に展開するのですが、このエステべシーは互生(葉が交互に展開すること)のため、成長するにつれて葉を扇状に展開して非常にカッコいい!よく「甲殻類の様な」と表現されますが確かに、大株の画像を見るとオニイソメの様なグロテスクかつ優雅な見た目をしていますね。植物を始めた頃はディッキアもアガベもちょっと厳ついアロエ程度にしか認識していなかったのですが、いつの間にかアガベ沼にハマり、ディッキアにも興味が出てきた頃に色々調べてみると、「どれも似たような形。品種も多くてどれが良いのかわからない」となり手を出せないでいました。しかし調べていくうちに一際異様な姿のエステべシーに辿り着いたと言うわけです。ディッキアは成長も早く、比較的丈夫でブロメリア属と言うこともあって水が大好き。兎に角水を欲しがるようで少し乾燥気味になると直ぐに葉先が茶色くなってしまいます。下葉は枯れ込むとそれはそれでカッコいいのですが、展開している新葉は枯らさない様に毎日灌水しています。R5.4.28購入後暫くは室内のLED光が漏れる場所で養成させていましたが気付くと何枚か葉が展開していました。まだ気温も20℃前後と肌寒い季節だったのでかなり乾かし気味に育てていたら既に葉先が枯れ始めてしまいました。この日からジャブジャブ灌水することになります。R5.6.8この頃からベランダ管理に移行しました。ただ家のベランダは完全に西向きなので、日差しが入り始めるのは午前11時頃。遮光は必須なのでベランダには遮光ネットを張っています。今の所葉焼けもせず元気に成長してくれているようです。R5.6.18葉の勢いが凄い!あと子株がついていた様で此方もどんどん成長しています。このサイズでも子株が吹くということは来年の春は花が咲いてくれるかも知れません。自家受粉させて種が獲れたら沢山増やせるかもと妄想してしまいます。子株の様子まだまだ小さいので植替えまでこのまま様子を見ることにしました。上から子株が吹いている所から旋回が止まっているように見えるので、このまま綺麗に扇状に育てたいですね。私は互生する植物が好きなようで、スプラフォリアータも育てています。あとは同じディッキア属のポッティオルムも気になっています。エステべシーとはまた違った白い草体が綺麗な品種です。それではまた!
2023.06.21
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5/23から開始した発根管理もこれで最後になります。株により発根した期間がバラバラだったので、時系列を追って写真を整理するのが大変でした。また、題名に表記がありませんが追加で購入した「ホワイトアイス」もここで紹介させて頂きます。※以前の記事アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)①アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)②アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)③R5.6.6上から・ホワイトアイス・左 ハクオウリュウ・右 覇王竜・下3株 バベルの塔この残った株達は前回の記事で株基を再処理、殺菌しリセットしています。バベルの塔1番小さい株です。タイトルの写真を撮った後に発根を確認。やはり株元の固くなった組織は除去して新鮮な組織を露出させる必要がある様です。植え付け完了!R5.6.8 次に発根したのは最後の覇王竜と、バベルの塔2株目!なんだかこの覇王竜だけ鋸歯が凄い。将来有望株ですね!はい!どんどんいきます!所でこの2株から新しい肥料としてオスモコートをマグアンプkと一緒に混ぜ込んでいます。また機会があれば他の株との成長を比較して記事にしたいですね。【お買い物マラソンポイント最大44倍】オスモコートエグザクト コーティング肥料 緩効性肥料 プロユースアガベ 花苗 元肥 追肥 置き肥 遅効性 速効性 パキボディウム グラキリス 【3980円以下】オスモコート エグザクト 25kg入 15-9-11 肥料 スタンダード [肥効期間 約8〜9ヵ月] ハイポネックス タ種 代引不可R5.6.11ホワイトアイス発根確認!最後のバベルの塔も無事発根しました。植え付け完了!この2株にもオスモコート入ってます。寂しく残ったハクオウリュウ。多分ダメだと思いますが枯れるまでは管理を続けようと思います。しかしその後。R5.6.16他の水苔で発根した株と比べるととても弱々しい根ですが頑張って発根してくれました!根を傷つけないように注意して植え付けました。さて、これで一応全てロストすることなく発根完了となりましたのでこの記事は終了となります。今後は各個体の成長記録として記事にしていきたいと思います!それではまた!
2023.06.17
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今回は雑記になります先ずは今回のタイトルになっているオアハカオテロイ。最近ヤフオクにて大量に出品されていますね。画像は諸事情により載せませんが、他の現地球に漏れず、現地の厳しい環境に晒された荒々しい鋸歯、風化した枯葉や所々傷んだ表皮など非常に魅力的な風貌をしています。そもそもオアハカとはご存知の通りアガベの原産地メキシコはオアハカ州のことです。年間を通して30℃を超える乾燥地帯で、南シエラマドレ山脈の中にあり標高は1550m。常に乾いた風が吹き荒れます。正にアガベの自生地。メキシコの治安を考えるとそう簡単には行けそうにないですが、一度は観光に行ってみたいですね。ではここからが本題になります。私もこのオアハカオテロイ(当初はその通称すら知りませんでしたが)をヤフオクで見て、欲しい!と思い、いつか落札してやろうと虎視眈々と狙っていたわけです。そして先日ついに落札しました。落札すると届くまでの期間、ワクワクしながら発根管理方法などの情報収集をしますよね?ですが出てこない。ネット上に情報が無いんですね。ヒットするのはネットショップの商品ページばかり。この時は「アガベ 現地球 発根管理」と検索していたのですが、ここで「オアハカオテロイ」というキーワードに辿り着きました。検索方法を変えて情報収集していると、今度はインスタやTwitterに。「最近メキシコで違法盗掘された可能性のあるアガベが市場に出ている」何やら話がきな臭い方向に進んできました。確信は全くありませんし、そもそも画像を見ただけでそれと判別出来る知識もないので私には確認のしようが無いのですが。それからYouTubeでも情報収集。やはりオアハカオテロイは少し前から問題になっていた様です。アガベだけに限らず野生の植物が自生している地域には、種の保存の為に幾つか禁猟区が設定されているそうです。昨今、知る人ぞ知るマニアックな趣味であったパキポディウムを代表とするビザールプランツに光が当たり、雑誌やテレビでも特集が組まれ私のような初心者が多くこの世界に入ってきました。すると当然ですが、今まで暗黙の了解で守られてきたラインを、無知故に簡単に超えてしまうものが出てくるのですね。私のように。この界隈で自生地の環境問題に触れることはタブーになっていますよね。だって私も幾つか保有していますし、購入した時点で声を上げる権利は無いと私も思います。しかし今回の件で一つ救いになる様な部分に触れることが出来ました。冒頭でも触れましたが、オアハカオテロイの情報が極端に少ないこと。(全くないわけではありません。探せばあります)これは、現地での盗掘を防ぐ為に、一部の愛好家達が意図的に情報を載せないようにしているということ。そうする事によって、レビューによる販促効果を断ち、需要を減らしましょうという訳です。成程それでは私も購入した身でありますが今後オアハカオテロイの発根管理記事は書かないことに致します。また、全てのオアハカオテロイが盗掘では無く、ちゃんとしたナーセリーさんが生産した物も沢山出回っています。つまりこういった物を購入する場合、値がはってでも信頼できる場所から購入することが重要なのだと思いました。自分勝手で都合の良い解釈だと思います。長々と偉そうなことを書いておきながら私自身、購入してしまった罪悪感をこうして記事にすることで薄めようとしている卑怯者ですね。ただ、私のように「オアハカオテロイ 発根管理」と検索した人がこの記事を訪れて、今アガベ界隈でおこっていることに少しでも触れることが出来ればと思い敢えて記事に残すことにしました。※追伸※今回購入した株が盗掘であると言っているわけではなく、購入元を批判する内容では決してありません。この記事に書いてあることはただの素人の憶測に過ぎないため鵜呑みにされないようにお願いします。
2023.06.15
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発根管理開始から25日が経過しました。※以前の記事アガベ ユタエンシス エボリスピナ 発根管理①アガベ ユタエンシス エボリスピナ 発根管理②R5.6.1動きは全くなし。根本の至る所から白いワタのような物が生えてきました。カビが発生しているようです。毎日の水替えの度に指で擦り落とし、容器を洗剤で洗ってから水を入れ替えて様子を見ていたのですが一向に無くならないので、定期的にベンレートに浸し消毒を行っていました。枯葉が黒ずんで嫌な匂いがします。これは、もう仕方ありませんね。泣く泣く全ての枯葉を取り除くことにしました。やはり株元に腐敗の原因を残すのは本当、良くないことですね。いい加減学習しましょう。大分スッキリして一回り小さくなってしまいました。容器に引っ掛からなくなってしまったのでプラスチック容器の蓋に穴を開けて、切り口をライターで炙り滑らかにして株本体が傷つかないようにしました。購入時の荒々しい風貌は無くなりました。しかし枯らせてしまっては元も子も有りませんからね。ああ、一度乾燥させてもう一度削ったほうが良かったかもしれません。やるからには徹底的にやったほうが良いですよね。容器から取り出そうと根本を観察していると...あれ?これ根っこジャナイデスカ?枯葉を取り除いた所に複数のカルス形成を認めます。そしてその一つが割れて白い根が出ているように見えるのですが。判別し辛い原因として、古い根の切断面も水を含むと白い点に見えるので。んー削らないでよかったかな?このまま様子を見て本当に根なら数日でもっと伸びるでしょう。それと根のように見える所の少し上から芽のような物も確認できます。もしかして子株??兎に角時間が経過しなくては状況が分からないので今回はここまで!それではまた!
2023.06.14
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前回の記事からそのまま植替えを実施しました。ほぼ3ヶ月(80日)たったパキコルムス・ディスカラーの根の状態を確認していきますので参考にして頂ければ幸いです。※以前の記事パキコルムス ディスカラー 実生記録①パキコルムス ディスカラー 実生記録②(〜30日)パキコルムス ディスカラー 実生記録③(〜38日)パキコルムス ディスカラー 実生記④(79日目)それではまず1鉢目!1番樹勢の良かった株のある鉢から行きます。根はどうなっているでしょうか。うおっ!中心の株が太い手根を伸ばして鉢全体を覆っているようです!成程それで栄養を他の株よりも多く得ることが出来てこんなに大きくなったんですね。しかし右の株も塊根の大きさでは負けていません。完全にラピュタ状態。用土が乾燥していないのは本来植替えする予定ではなかった為と言い訳しておきます。ですが本来なら根の状態を確認する為しっかり乾燥させてからした方が絶対いいです。土も落ちにくく根を傷つけてしまいます。やっとの思いで引き離します。傷ついた根から真っ白い樹液が溢れています。大丈夫かな...それにしても、同一環境で栽培してこれだけ差が出るのは株本体のポテンシャルの違いなのでしょう。このアップだけで見ると大木感が凄いです。正にミニチュアサイズの木ですね。盆栽好きには堪らない樹形と灰色にひび割れた樹皮をしています!早速植え付け。一番大きい株だけ4号の長鉢にして他は3号のラン鉢に植え付けました。用土は赤玉土とバーク堆肥を1:1に日向土と少量の鹿沼土。これにマグアンプK中粒とオルトランを少量加えています。この植え替え時に日向土が切れてしまいました。買い足すか迷ったのですが、播種時はほぼ赤玉土だったことと、よく考えたらまだ腰水管理が必要な実生3ヶ月も経っていない幼株だった事に気づき、保水力のある配合で良いと考え配合から外しました。乾かし気味に育てるのはもう少し先になるでしょう。続いて2鉢目!チーム斜めです。右の小さい葉っぱは息子とイタズラで巻いたイチゴの種ですw根はどうなってる?おやおやおやおやおやかわいいですねえ狭い鉢から逃げ出そうと力を合わせていたんですね。素晴らしい。この人形みたいな根を露出させて育てたい気持ちをグッと抑えて植え付けましょう。でもちょっとだけ出しちゃいましたけどね。続いて3鉢目!此方も真ん中の株だけ成長しているパターン。さて根は...おーこれも中々。しかし残念ながら右2株は夏を越せないでしょう。さあどんどんいきます。あと15分で出勤しなければなりません。急がねば。最後4鉢目!焦って写真を撮り忘れていますw他の鉢と比べて成長は控えめです。もう一株あったのですが、根腐れを起こしてぶよぶよになっていました。恐らく受け皿が歪んでいたことで腰水に最後まで浸かり続けていたのだと思います。水は好きなようですが常時泥の様な環境では流石に根が痛んでしまった様です。葉は元気なんですが塊根部が他と比べて黒いですね。はい。ということで如何だったでしょうか?私としては大変満足のいく出来になったと思います。今回の実生から鉢上げまでの育成で1番良かったと思う点は、やはり高性能なLEDによる葉焼けギリギリの安定した照射時間の確保により、腰水からの吸水に負けず常に葉から蒸散が促されたことではないでしょうか。ただ、植え替え時に殆どの細根が根腐れを起こしていた為、灌水量をもう少し絞ればもっと生育したかもしれません。しかしここからが鬼門とのこと。実生のパキコルムス・ディスカラーは発芽率こそ良いものの、休眠時の管理の難しさや根を触られることを極端に嫌う性質から植え替え後に枯れることが多いようです。しかも今回結構根を傷つけてしまったので、もしかしたら急激に枯れ込んでいくかもしれません。一先ず植え替え後の灌水はしばらく控え、休眠したら出来るだけ涼しい場所で慎重に管理していきたいと思います。或いは全滅を避けるために野外組と室内組に分けて経過を見るかもしれません。それにしても、仕事以外でこんなに考えることが多く、一喜一憂できる趣味に出会えたことは本当に幸せな事だと改めて実感出来ました。有難う象の木。それではまた。
2023.06.07
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アガベやらベアルート株やらの発根管理に夢中でほったらかしになっていたパキコルムス・ディスカラー達。播種から約3ヶ月が経った現在までの成長記録を報告します。※以前の記事パキコルムス ディスカラー 実生記録①パキコルムス ディスカラー 実生記録②(〜30日)パキコルムス ディスカラー 実生記録③(〜38日)先ずは育成環境のおさらいから。・完全室内管理・育成ライト Enfun-クォンタムLEDグローライト,240W 約40cm直下で4〜5万lx 7〜22時点灯・灌水 毎日受け皿が腰水状態になるまで・サーキュレーター 24時間 首振りで葉が揺れる程度・温度 概ね20〜30℃ 昼夜の寒暖差ありこれを現在まで継続して管理していました。<〜50日目>R5.5.10この時期が最も樹勢があり葉色も健康的です。ただ日によっては30℃を超える日もあり、小さな株は既に紅葉して休眠に入りつつあります。この大きな株は1番生育が良く幹も真っ直ぐに伸び、近くで見ると既に灌木系の風格があります。何故かこの鉢だけみんな同じ方向に傾いています。ledの光は満遍なく当たっているので徒長では無いと思うのですが。恐らく根張りの問題でしょうか。<〜79日目>更に塊根部が大きくなり、どの鉢も用土がこんもりと隆起しています。もう限界でしょうか。少し掘り返してみると思ったより根本はしっかりとしています。用土が溢れそう。全ての株が紅葉し休眠期に入ろうとしています。ですが今だに水の要求が多く、朝灌水しても夕方帰宅時には受け皿がカラカラになっています。このままでは良くないですね。恐らく今は植替えの適期ではありませんが、本格的な夏に入る前に植替えしようと思います。予想では梅雨に入り一時的に気温が下がることで植え替え後に根が動くと思っています。果たしてそう上手く行くでしょうか。それではまた。
2023.06.07
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発根管理開始から約1ヶ月経過しましたので経過報告の記事となります。※前回の記事パキポディウム グラキリス 発根管理(土壌篇)①管理方法として、しっかり用土が乾燥したことを確認してから鉢底から水が溢れるくらいにたっぷりと灌水する用に徹底しました。その為用土が乾いたことを確認する為に、灌水前の重さを予め測ることである程度正確に管理できていたと思います。また、グラキリスの発根には25℃以上保つことが理想とのことですが、グラキリスの成長にはある程度の寒暖差も必要との記述もあります。その為日中はLEDで鉢内温度を上げることができ、夜間は20℃以下にならない室内で管理することにしました。もちろん24時間サーキュレーターの風を当てています。・経過・これがカラカラの状態です。灌水時に用度が流れ出ることも考慮してあくまで目安として判断します。灌水後です。用度は川砂と日向土をメインで使用したため保水性は殆どありません。灌水から1日後。2日目。ここから3日様子を見ましたが殆ど重さは減らなかったのでここが下限と判断しました。2度目の灌水。大体2、3日で用度が完全に乾きます。そして発根管理開始から3週間後に少し変化が起こりました。R5.5.28 発芽を確認グラキリスは未発根状態でも株に残った体力で葉を展開する事があるため、葉からの蒸散を防ぐために取り除く方が良いのですが、葉の展開と根の成長はリンクしているとも言いますし、暫く様子を見ることにしました。そして誤差ではありますが、発根管理開始から徐々に軽くなってきました。R5.5.28R5.6.2やはり小さな葉でも蒸散は少なからずある様です。前々からこの白いプラ鉢を変えようと思っていたのと、丁度1ヶ月経ち確認も兼ねて植え替えることにしました。さて根はどうでしょうか??あーやっぱりだめかあ。一応腐敗臭はしませんし株元も堅いままです。白く見えるのはルートンですね。それにしても...ん?ハッコンシテルッ!!小さいですが確かに白い根が確認出来ました!慌てて植替えの準備をします。今回はしっかり黒い鉢にしました。それにしてもこれ2号鉢なんですね。比較対象が無いので写真だとやたら大きく見えます。用度はこのまま順調にいくことを願って少し堆肥も入れましたが日向土メインは変わりません。排水性重視です。突然芽が動き出したのは偶然では無かった様です。豪雨の影響で湿度が急上昇した事も関係ありそうですが。が、まだ発根したとは到底言えず、しっかりと根が張るまでは緊張感を持って管理していきたいですね。しかし小さな根を確認した時は1人でガッツポーズとってしまいましたw本当に嬉しいなあ。それではまた。
2023.06.06
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最初に始めた水苔での発根管理でしたが、早々に老白鯨とノーネームは発根したので残りの赤猫とエボリスピナの発根管理となります。それでは早速経過を見ていきましょう。過去の記事アガベの発根管理 水苔篇(チタノタ 老白鯨 エボリスピナ レッドキャットウィーズル)①1.レッドキャット・ウィーズル購入時からずっと水苔で発根管理を行ってきました。特にトラブルもなかったのですが2週間たっても全く反応無し。殆ど放置気味で管理していましたが、先日他の株と一緒に確認してみると...R5.6.2 17日目にしてやっと発根を確認しました!翌日。思ったより根は伸びませんでしたがこのまま植え付けます!根を痛めないように用土を被せていくといつも中心からズレてしまいます。R5.6.3. 鉢上げ完了!同じ日に鉢上げした覇王竜と一緒にたっぷり灌水しました。2.ユタエンシス・エボリスピナ此方は別の記事でリセットをかけて水耕管理に切り替えました。以前の記事アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)②その後どうなったかと言うと1日目水耕管理をする上で重要なのは浸している水が清潔に保たれていることです。直ぐに発根してくれれば良いのですが、長期戦になった場合カビや腐敗のリスクも上昇する為、毎日の水換えが大切だそうです。つまり遂行管理に使用する容器は出来るだけ容量が大きい方が水質が安定しやすいのではないかと考えました。アクアリウムをされている方なら分かると思うのですが、45cm水槽より60cm水槽の方が水質を保ちやすいですよね。2日目 少し白い所が膨らんできた様な...3日目やはり発根の兆しだったようで無事発根しました!早速鉢上げ。ストックしていたプラ鉢が底をついてきました。本当は3号鉢を使用したかったのですが小さめの2号で妥協します。たっぷり灌水。やはり中心から少しズレているw初めての発根管理を手探り状態で行ってきましたが、都度ネットで情報を集めなんとか先発組はロストせず発根完了となりました!先輩方の知恵に感謝です!と言うことでこの記事は終了。以降は個別に成長記録を記事にしていきたいと思います!それではまた!
2023.06.05
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水苔での発根管理から10日経過しました。ではその後どうなったかの記録です。前回の記事にて、水苔で発根管理中の子株を幾つかを再処理・殺菌しました。以前の記事アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)②その後、もう一度水苔で管理しようと思い、おまじないも兼ねてオキシベロンを使用しています。40倍希釈に12時間浸水。R5.6.1 再度水苔へ。発根に時間の掛かるエボリスピナの子株は水耕管理に切り替えました。R5.6.1 此方は今後別の記事にて経過を報告します。では発根管理から10日後、一度全ての根をチェックすると、覇王龍の1番大きかった子。やっと発根しました!もう一つ覇王龍。少し分かりづらいですが僅かに発根しています。あとはレッドキャットウィーズルも発根していましたが其方は別の記事で。色々ごちゃ混ぜにしてしまったので時系列が追いにくい。全て水苔発根管理に纏めればよかったですね。夜遅かったので一度水苔に戻して翌朝鉢上げしました。更に伸びました。もう植え付けても良さそうですね。此方はまだ根が出てきていませんが前日より亀裂が大きくなっています。せっかちなのでもう植え付けますね!後ろにグラキリスが横たわっています。此方は難航しております...一度綺麗に洗って大きい覇王龍小さい覇王龍用土は、日向土とバーク堆肥(野菜の土)を1:1に少量の鹿沼土。マグアンプ・オルトランを少量。たっぷり灌水して完成!これで覇王竜はあと1株。バベルの塔に至ってはまだ3つとも発根していません。霸王竜は株元を処理するときに成長点付近まで削ってしまったので最早望み薄です。それではまた!
2023.06.04
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今回はケープバルブの人気種、エリオスペルマム・パラドクサム 別名霧氷玉の発根管理を始めたいと思います。以前からヤフオクに出品されるたびに欲しいと思いつつも高額で手が出せなかった種類なのですが、現在エリオスペルマムの球根(?)がベアルートとして大量に入荷されていました。そして意外と安い!あまり入札がない様で再出品されているものを多く認めますが、時期的にも敬遠されているのでしょうか?エリオスペルマムは基本的に冬型であり今購入しても芽が動き出すのは早くても10月頃。それまでに夏の暑さでダメになってしまうリスクを考えると、確かに手は出しにくいですね。しかし憧れの霧氷玉が手に入るチャンス!ということで、落札してしまいました。後悔はしていません。所々小さいですが生き生きとした根が確認できます。それにしても、一体どっちが上なんでしょうか??こっちの何も無い方でしょうか?しかしあの黒い部分だけ明らかに他と違うのでここから芽が出てくるのでしょうか。根の様子以外とこの時期でも発根してくれるかも。夏までは少量ずつ水遣りしてみようかしら。凄く地味な写真が続きます。また、用土を調べてみると、水捌けが良いが成長期は水切れするとすぐ葉がへたるとか書いてあり、そこそこ保水性も必要なようです。なので今回は赤玉土多めの配合で植え込みました。若干球根を露出させました。でないとあまりにも素っ気なくて何を育てているのか分からなくてなりそうだったので。そして植える時はこっちを上にしました!!まあ間違っていても何処かから芽は出てくるでしょう!※もし間違っていたらコメントで教えていただけると幸いです!と言うわけで非常に地味な記事になってしまいましたが、半年後にあの幻想的な姿を紹介できればと思い、取り敢えず休眠組と一緒に風通しの良い日陰に。それではまた!
2023.06.01
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発根管理から10日程経過しました。前回の記事アガベ ユタエンシス エボリスピナ 発根管理①結論から言うとまだ発根していません。なのでもう一度情報を収集し一度リセットを掛けて再スタートしたいと思います。それではまず現在の状態から。んー。水苔が付着して分かりづらいですが一応変な匂いもなく腐敗はしていないようです。ただやはり除去し切れていなかった古い根と木質化した組織が黒く変色して発根の妨げになっているような気がします。先ずはもう一度新鮮な組織を露出させる為にカッターで削ります!結構削りましたが恐らく中心から太い根が出ていた為かなり奥まで枯死していました。それと枯れた下葉も何枚か除去して出来るだけ株元を露出させたつもりです。次にオキシベロンを40倍に希釈して12時間浸透させます。分かりますでしょうか?露出した組織から樹液がゆっくりと漏れてきています。これはパキポディウムのときもそうだったのですが、株内の栄養素が漏れ出ているためあまり長時間浸すのは気が引けます。ネットの情報ではしっかり乾燥させる派と直ぐにオキシベロンにつける派で意見が分かれていたのですが、この方がしっかりと薬剤を浸透させられるような気がするので私は直ぐに漬けることにしました。でも不安になりますね。本当に大丈夫なのかな...そしてここからの管理なのですが、①このままオキシベロンの濃度を下げながら水耕管理を続ける。②一度しっかり乾燥(2日程度)させてから水耕管理を開始する。③乾燥させ土壌管理に移行する。枯れた下葉を残したいが為に水耕管理をせず実績の乏しい水苔管理から始めてしまったことを後悔しています。またしっかりとした処理をしていなかったことも反省する点だと思いました。やはり素人がいきなり自己流で始めるのはいけませんね。先ずは先駆者が辿った基本的な方法を踏まえて改めて再チャレンジすることにしました。ということで次回は②の方法で頑張りたいと思います!乾燥中のエボリスピナ君。どうやら梅雨に入った様なので念入りに乾燥させてから水耕管理に移りたいです。それではまた!※その後アガベ ユタエンシス エボリスピナ 発根管理③
2023.05.31
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発根管理を開始してから凡そ1週間。日々状態をチェックしているのですが発根しないどころか少し不安な状況に...前回の記事アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)まずは覇王竜を代表してこの子からグエェ...黒い部分はカビのようです。木質化した部分がブヨブヨになりとてもヤバそうな状態。霸王竜も根本に深い亀裂が入っていたのですが、そこから奥の方まで同様の状態。つい一昨日来たばかりのホワイトアイスは白カビと黒カビが!他の子株は発根せずとも何とか良い状態を保っているのですが。全てしっかり洗浄・殺菌してしっかり乾燥させてから発根管理を開始したのにこの違いは何でしょうか?思い当たるのはやはり硬く枯死した組織をそのままにしたことではないでしょうか。こういうのとかこんなのはそのままにしてはいけなかった!ということで、緊急処置を施行します。一度水苔から抜いて流水で洗い、半日乾燥させました。これは亀裂の入っていた覇王竜ですがカッターで削いでいくとかなり深い所まで痛みが進行していた様です。このエボリスピナの子株もこんな感じで現地球の様にカッターで削ぎ落としました。他の子株も同様に下葉を取り除いたり新鮮な組織が露出するまでカッターで削りました。処置が終わったら再度ベンレート風呂に薬害が怖いのであまり長時間浸けたく無いのですが、念の為2〜3時間浸してからしっかり乾燥させて発根管理を再開させようと思います。しかしどうしたものか。水苔継続するか水耕に移行するか...明日までに考えなくては。因みに悪いことばかりでは無く良いことも有りましたよ!写真を撮り忘れたのですが覇王竜の一番小さい子株が発根していました!前回のモブ君もそうでしたが何故か小さい株から発根するんですよね。それではまた!
2023.05.30
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今回はソーラーエクリプスのベアルート株の発根管理を水苔でチャレンジする記事です。R5.5.26 到着ソーラーエクリプスは季節斑と言われるある時期限定で班入りとなる性質を持ったチタノタの一種です。また葉を展開する際にB.Bや姫厳竜のようにボール状になるのではなく、外側に反る様に展開していく特徴があるのだとか。確かに言われてみれば葉が反り返ってトップが外側に向いていますね。現段階では班を確認できませんが、どうやったら出てくるのか原因は分かっていないそうです。根はもちろんカラカラ。全て切り落としますね。今回は下葉を処理しなくても良さそうです。処理が終わったら100倍希釈のベンレートに1時間漬けます。同時に購入したホワイトアイスの子株と一緒に次にルートンを塗布して半日乾燥させます。乾燥したら水苔に挿して準備完了!R5.5.26 発根管理開始!翌日確認すると3点から太い根が出ていますね!では早速植え付け行いましょう!今回もいつかアガベを買った時用に購入していたブラックポットに植え付けていきます。この鉢は本当に使い勝手が良いですね。シンプルでデザインもかっこいいし軽量でかつ安定性もあり、そして何より安い!!多くのアガベ愛好家が使用する理由が分かります。ある程度育ったアガベなので排水性重視の配合で行きます。日向土メインに赤玉土、鹿沼土、腐葉土を少量ずつ加えてマグアンプとおまじないのオルトランを適量。空が雨模様なので急いで作業します!化粧砂はいつもの赤玉細粒たっぷり灌水して完成です!ワイルドな風貌でカッコいいひとまず根が安定するまでは水を切らさない様にするとして、もうすぐ梅雨入りなので暫くは室内LED管理ですね。あーまた置き場所をどうにかしなくては。他の発根管理中のアガベ達が不穏な状況になってきているのでそちらも追々記事にして報告致します。やっぱりそうそう思い通りにはいきませんね...それではまた!
2023.05.29
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今回は姫厳竜のベアルート株を購入したので、その発根管理の記事となります。R5.5.26 到着とても小さく締まった良い株に巡り合うことが出来ました。しかし所々葉に穴が空いており一番下の歯はグシャグシャになっていたので下処理の際に取り除いてしまいました。既に発根していますね。このまま植え付けても良さそうですが、念のため100倍希釈のベンレート水溶液に1時間程付けて洗浄し水苔に刺しておきました。下葉を取り除いて殺菌・乾燥させます。既に根が出ているのであまりカラカラに乾燥させては不味いような気がして半日くらいにとどめました。R.5.26 発根管理開始!左手前の黒い容器に入っています。翌日。さてどうなっているでしょうか...しっかり発根していますね。もう植え付けても良さそうです。今回はある程度育った株ということでしっかりした鉢に植え込みました。用土はオーソドックスに赤玉、日向土メインに鹿沼と腐葉土を少量配合し、マグアンプで肥培しました。暫くは明るい日陰で表土が乾いたらたっぷりと水やりします。後は葉の開き具合を見ながら締め気味に管理していきたいと思います。ついに憧れの姫厳竜を手に入れることができました。同時期に購入したソーラーエクリプスも追々記事にしていきたいと思います。まだ未発根の子株達が大量にいるのに鉢数が増えて置き場所が無くなってきました。冬入りまでにもう一台LEDを導入しなければ...本当、お金の掛かる趣味ですね。それではまた!BLACK PLASTIC POT【BOWL TYPE】9cm×6.5cm 黒 プラ鉢 3号 植木鉢 ブラックポット
2023.05.28
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今回は塊根植物の大人気種「パキポディウム グラキリス」ベアルート株の発根管理記事になります。実を言うと一番最初に発根管理を開始していたのですが、作業行程が他のベアルート株より大変だったことと、小心者なので発根できてから記事にしようとか色々理由を付けて後回しにしていた為遅くなってしまいました。こんな私のブログにも毎日見て頂いている方がいる様です(本当に感謝しています!)。恐らく僕と同時期にベアルート株を購入された方が情報収集のためにたまたま訪れていると勝手に思っています。(エボリスピナとブーファンの記事にアクセスが集中していて次点でアガベの発根管理)なので力になれるか分かりませんが、同じ発根管理初心者の皆さんと少しでもこの不安と成功体験を分かち合うために、出来るだけ工程を細かく記載して、失敗や疑問に思ったことを隠さず記事に出来ればと思います。それでは前置きが長くなりましたが、早速グラキリスの発根管理スタートしていきます!1.株の購入R5.5.6 到着ベアルートを購入する場合、一番いいのは実施に手に取って確認することです。分かってはいてもベアルートを実店舗から購入するってかなりハードルが高いと思いませんか?難しい理由として ①近くにベアルートを扱っているお店がない。 ②実際にあっても入荷直後などタイミングの良い時期 に行くことができない。 ③行けたとしてもじっくり見ることが出来ない。(子連 れだったり夫婦で行動していたりetc...)なので私のように仕事や育児で忙しい方などは自ずと通販に限定されてしまいます。そして画像で判断するしかないのですが、私がヤフオクで気を付けたことを挙げると ①色んな角度から撮った写真がある ②根周りの画像があり主根が確認できる。(無いものは 絶対にダメ!) ③既に鉢に植え込んであり「発根管理中」というもの は全部除外! ④出来るだけ画質が良い。上記の点に注意して見れば、「画像でここがもっと見たいのに...」と思う物に当たることがあると思います。それは恐らく出品者側も意図的に誤魔化していると考え選択肢から除外していきましょう。そして幾つか絞り込めたら、今度は絶対にこれが良いと思った物を絶対に落札する!これ結構重要だと思うのですが、例えば自分の中で決めてある予算を競り合っている段階で超えてしまい、「まあ他のはまだ行けそうだからこっちで妥協するか。」と思っていると予想より入札者が少ない時があります。これは自分の目や直感が他の入札者と同じ、つまり良い物の可能性が高いのだと私は思っています。(あまり熱くなりすぎるのも程々にとは思いますがw)そもそも安い買い物ではありませんし、絶対に失敗したくないのであれば多少値が張ってでも納得できるものを購入しましょう! 2.状態確認さて到着したら早速開封して下処理をする前に状態を確認しましょう。・重さ手に取って初めに重さを確認します。実際グラキリスの重さなんて生まれて初めて手に取る初心者に分かるのかと思っていましたが、このミニサイズでもズッシリ感が分かります。・主根周りの確認殺菌剤として硫黄が塗ってありますね。出品時の画像では手根を切った直後の画像がありました。その後乾燥すると樹皮と根の間に空間が出来て樹液は黒く酸化して残ります。大事なのは主根の周り。見た感じ縦皺もなく、軽く押しても全く凹みません。主根は3本ありますが、思ったより短いためもし腐りが入っていた場合全て切り落とすことになりリセットは難しそうです。不安です。・成長点の確認成長点は動いていません。未発根状態で成長点が動いていると其方に株の体力が奪われてしまう為、この方が良いでしょう。それにグラキリスは夏型なのでこれから動き出したなら発根の目安になるかもしれません。・表皮の確認一度洗って硫黄を落としました。こうして改めて見ると根元に縦皺が寄っていますね。表面は茶褐色で所々傷が見受けられます。よく聞く濡れたら緑色ではありませんでした。3.主根の処理そしてなんと作業に集中し過ぎて1番肝心の根本の処理の写真が1枚も無いことに気付きました!申し訳ありません...。文章で説明しますと手根をカッターで切断した断面は一部黒くなっていて完全に綺麗な色ではありませんでした。腐敗臭はなくブヨブヨした感じもなかったのですがかなり不安になります。ただ切った直後滴るくらい樹液が溢れてきたので株自体は新鮮な様です。切断面を1時間程度乾燥させて、薬剤処理に移ります。まずはオキシベロンの40倍希釈溶液に12時間浸します。先人の知恵をお借りしてハンモックを作り丁度株元だけ触れるように調整しました。12時間経過して引き上げた状態。株元の皺が増えたような気がします。切断面はこんなに黒くなるものなんでしょうか?もうこの段階で不安しかありません!取り敢えず風通しの良い日陰で乾燥です。4.植え付けR5.5.7 発根管理開始!色々と、反省点があります。まず何故白いプラ鉢を選んでしまったのか!他にもありますが取り敢えず用土と環境を。・用土 今回は兎に角速乾性重視で行きます。鉢底に厚めに軽石の小粒を敷き、川砂メインに日向土、赤玉少量です。目論みでは、一度の灌水から2日で完全に乾けば良いと考えています。・環境 暫くは室内管理で。室温20〜30℃。サーキュレーターで風を送り、LEDの光が漏れ出る場所に置いています。恐らく15000lxです。5.まとめもうぐだぐだで、記事を作成しながら後悔ばかりしていました。ですがこの失敗をそのままにせず、次に生かすことを考えます!園芸はトライアンドエラーですからね!っていうかまだ失敗してないですからね!?一先ずこのまま様子を観察して、1ヶ月後に根を確認したいと思います。それではまた!
2023.05.28
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今回は先日購入したアガベの子株後続組です。こちらも水苔で管理して発根次第個別に成長記録を分けていきたいと思います。数が多いので種類別にまとめて紹介します。1.バベルの塔シワシワのペチャンコです。葉も所々黒ずんで傷んでいますね。根本鋸歯はしっかりしています。R-TYPEに出てきそうな造型ですね。2.覇王竜個体差はありますが結構しっかりしてます。やっぱり痛みはあります。でも安かったしこんなモンです。3.霸王竜(ハクオウリュウ?)恐らく覇王竜の斑入り個体なのでしょう。鋸歯が螺旋状でかっこいいです。カチカチ。こういう株元ってどう処理すればいいんでしょうか?少しでも残さない方が良いのか…ふやけると明らかにヤバくなりますよねぇ。それでは早速下処理に取り掛かります。傷んだ葉を取り除いて株元を露出させ、ベンレート風呂に1時間程度付けて殺菌処理します。殺菌後は流水でしっかり洗い流します。次に株元にルートンを塗布し、風通しの良いベランダの日陰でしっかり乾燥させます。準備完了!!これを水苔に刺していくのですが、ダイソーでいい物を見つけたのでコレを使ってみようと思います。豆苗プランター ホワイト 21×12.5×高さ6.4cm (100円ショップ 100円均一 100均一 100均)通気性良さそうな内籠とセットになった二重容器です。これは色んな使い道がありそうですね。試しに一つ購入してみましたが使い勝手が良ければ追加で購入しようと思います!予め戻しておいた水苔を豆苗プランターに敷き詰めて、R5.5.23 発根管理開始!!二重容器にしてしまうとせっかくの通気性が発揮できない気がするのでこうやってひっくり返して上に乗せました。サーキュレーターの風がダイレクトに水苔にあたっていい感じです。子株の状態は良くありませんが、1〜2週間程度様子を見て発根しなければ一度リセットして再度水苔か、オキシベロンの仕様も検討していきます。それではまた。※その後の記事アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)②アガベの発根管理 水苔篇(バベルの塔 覇王竜 霸王竜)③
2023.05.26
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結局まとめてやりますwアガベの発根管理 水苔篇 です以前の記事で紹介していた4株の発根管理なのですが、手元に届き次第水苔に刺していったので管理日数がややこしくなってしまいました。以前の記事それでは改めてメンバー紹介1番 老白鯨白鯨と間違えて買ったやつ。鋸歯はいい感じです。株元2番 モブキャラ(チタノタ ノーネーム)商品名:アガベ チタノタ 無名 極上血統子株 強棘 狂棘何度見ても面白い文字の羅列wん?改めて画像をよく見ると既に発根の兆しが…3番 レッドキャットウィーズル皺も少なく綺麗な草体です。株元4番 ユタエンシス エボリスピナ難物です。これは全部削ったほうが良いのか…・発根管理開始初めに届いたのは老白鯨。枯れた葉を取り除き洗浄、ルートン塗布して乾燥(以下同様の処置にて割愛)サーキュレーターの風が当たる部屋の隅っこで管理。R5.5.14容器はダイソーのプラ容器。腰水用に大量購入していたものです。水苔は湿りすぎでしょうか?もう少し絞ったほうが良かったかも。次にモブ君と赤猫到着。同上の処置にて水苔に挿しますR5.5.16賑やかになってきた。最後はエボリ君R5.5.17老白鯨 発根管理から5日目で発根確認人生初の発根管理成功です。淡々と書いていますがこの時は本当に嬉しかった。これから沢山の発根管理に挑戦する上で、難易度の低いと言われるアガベの発根管理でも私には確かな自信に繋がると思います!モブ君も3日で発根!紹介画像で膨らんでいた株元から一気に4本も発根していました。株の状態は悪そうに見えたのに意外でした。モブといっても極上血統の持ち主ですからねw翌朝になりさらに根っ子が伸びました。早速植え付け行います!今回の用度は赤玉土・鹿沼土に日向土を少量と、最近息子とイチゴの種まきに使った野菜用のフカフカした土(名前忘れた)を入れてかなり保水力強めの配合にしました。と言うのも子株は葉が3、4枚展開するまでは生育を早める為に多肥・多水で管理すると何処かで読んだことがあり、今回実験しようと決めていたのです。腰水にして暫く明るい日陰で慣らします。初の発根管理成功ということで幸先の良いスタートを切ることができました。しかし赤猫と難物のエボリ君は未だ発根せず…まあまだ1週間も経過していないので焦らず経過を観察していきたいと思います!それではまた。<その後の記事>アガベの発根管理 水苔篇(チタノタ 老白鯨 エボリスピナ レッドキャットウィーズル)②
2023.05.25
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今回は先日ヤフオクで購入したベアルート株、ブーファン・ディスティチャの発根管理を始めたいと思います。購入時の様子コーデックス 、着生植物、アガベときたらケープバルブにも手を出すのは時間の問題でした。最初はコーナンにてカクタス長田さんの「ちょっぴりレアな多肉植物」で購入したレデボウリアから入り、冬型のマッソニア2種と安価なものから手を付けいよいよケープバルブの王様に辿り着いたという訳です。成長点のアップ。重なった枯葉や表皮に年数を感じます。先ずは情報収集。1.根本の処理 ブーファンは発根時、根本より少し上の茎部から発根している画像をよく見かけました。なので基本根回りはいじらずに洗浄・殺菌してルートン塗布で良いと思います。2.植え付け 先ずは発根方法ですが、調べた所によると球根部は水耕と相性が悪いようなのと、今回は長期戦を想定しているので初めから土に植えることにしました。発根後暫くは植え替えせずに様子を見たいのでそれなりに保水性は確保するため、赤玉小粒をメインに日向土、鹿沼土を加えました。今回は発根目的なので腐葉土などの有機用土はなしです。当面は球根内の養分で頑張って貰います。3.管理方法 現在5月で大体外気温が15〜30℃ある為ベランダの直射日光が当たらない場所で管理します。灌水は用土が完全に乾いてから、後述しますが理由があり底面給水で行います。それでは早速根本の処理からカラカラに乾いています。球根内部に水が入らないよう根本だけを綺麗に洗い流し、ルートンを塗って乾燥させました。こんな感じで1日乾燥させます。次に植え付け。鉢底には軽石を敷いて通気性を確保しています。球根の2/3〜1/2程度植えると調子が良いそうです。そうなるとかなり長めの鉢が必要になりますが、丁度いいプラ鉢があったのでこれを使用しました。ですが植え付けてみるとほぼジャストサイズ!用土を流し込むのに苦労しました。初めの灌水は微塵を流したいのでたっぷりとやりたかったのですが、これでは灌水時に球根が濡れてしまいますので水を張ったバケツにドボンと付けて灌水しました。今後の水やり事情ですが、乾燥地で根が生育する為には、地下深くの水分を求めて根を伸ばす環境が適しているとのことです。また、極力球根部分を湿らせたくないので今後も底面給水で様子を見ていくことにしました。R5.5.18. 発根管理開始!これから梅雨入りまでは野外管理で様子を見て行きます。さてこの子は何型なのでしょうか?夏型なら管理しやすいんですけどね。それではまた。
2023.05.21
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前回の記事の続きです。今回はアガベの子株たちになります。それにしてもヤフオクは恐ろしいですね。数百円ならば。一応入札しておくか。あれ誰も入札しない。落札しちゃった。が積もり積もって…・レッドキャットウィーズル 1株・老白鯨 1株・エボリスピナ 1株・チタノタ(ノーネーム) 1株※以下はまだ届いていないもの・バベルの塔 3株・覇王竜 4株・ソーラーエクリプス 1株・霸王竜(はくおうりゅう?) 1株・ホワイトアイス 1株…買いすぎですねwバベルの塔なんて3株も買っていたなんて記憶に御座いませんが。白鯨と思ったら老白鯨だったし。たははっこのっ!悪い酒めっ!!買ってしまったものは仕方ないのでしっかり発根させて育てていきますよ。それにしてもこの台湾アガベのネーミングですがほんと日本の男の子に刺さりますわあ。その内「崩竜」とか「轟竜」が出てくるんですね分かります。姫厳竜なんか見た目もレイアっぽいですしね。話が逸れましたが届いたものを一部紹介していきます。「老白鯨」ぺったんこですが鋸歯はなかなか。白鯨との違いは葉が開いて展開する様です。つまり丸くなり難いということでしょう。はたして上手く作り込めるのか。「チタノタ ノーネーム」モブキャラですね。さらにペッタンコ。安かったんですよ。でもなんだかカッコよくなりそうです。ネームドに負けないよう頑張るように。「赤猫」おお、こ、これがモブとの違いなのか。エゲツナイ鋸歯をしていますね。どうでもいいですがヤフオクの商品名が「超強刺 強棘 狂刺 特選極上子株!」ってなんか伝わりますがいつも笑ってしまいます。「エボリスピナ」ベアルート買いましたが子株からも育ててみたくてつい。小さくても鋸歯がエボリっぽいし根本の枯れて固くなった所までソックリ。発根管理は同時に行いますが記事は別々にまとめていきたいと思います。ではこれらの極上子株!を頑張って育てていこうと思います。それではまた
2023.05.21
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それではいよいよベアルート株で購入したエボリスピナの発根管理を開始したいと思います!「陽炎」という鋸歯のトップが螺旋状になる変異種の様です。これが強くなればなるほど値段も跳ね上がります。今回購入した個体は控えめな陽炎ですね。まあそのお陰で比較的安く購入できたのですが。1.下準備まず株元に付いている枯れて不要になった根を全て切り落とします。そして固く茶色くなった基部を白く新鮮な組織が出るまで削っていきます。これをこんな風に削ります。本当は枯れた下葉も全て取り除いた方が良いのですが、今回は残しつつ発根管理を続けたいと思います。だってかっこいいんだもの!!2.薬剤処理次に露出した組織をベンレートで殺菌処理します。このまま半日漬け込み、24時間以上かけてしっかりと乾燥させます。乾燥したら発根促進剤を使用するのですが、今回はオキシベロンは使用せずルートン塗布のみにしました。3.発根管理開始エボリスピナの発根管理方法を調べてみると、枯葉を残したまま水耕管理を実施すると腐敗してよくない様なので、土壌か水苔。土壌管理が無難な様ですが、発根したか確認できないことやリセットの見極めが遅れる可能性を考慮して今回は水苔で管理することに決めました。蒸れを嫌うエボリスピナを少しでも通気良く管理するためにスリットの入ったプレステラ90を選択しました。本当は水切りカゴの様な容器を使用したかったのですが、今回うまくいかなければ其方も考慮したいと思います。R5.5.20 発根管理開始!!後は直射日光の当たらない風通しの良い窓辺に置いて経過を見ていきます。暫く気温は最高25℃以上ある様で、室温も大体23〜30℃ あとは梅雨入りまでに発根してくれれば良いのですが…ということで、素人が手を出してはいけないと言われる難物エボリスピナ。果たして無事成功することが出来るでしょうか?やれることはやった。保険としてまだ奥の手(枯葉を除去して水耕管理)は残してある。不安で一杯ですが頑張ろうと思います。それではまた※10日後の記事アガベ ユタエンシス エボリスピナ 発根管理②
2023.05.20
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またまた植え替え記録です。今回は購入から3年、ポリポットのまま放置されていたアガベ ケルショビー ファジャパン・レッドこれを漸く植え替えることに致しました。購入時の様子真冬の京丹後に旅行に行った際、いい感じの園芸店を見つけてチタノタと間違えて購入したことを覚えています。買って帰ってあれ?全然名前違う!ってか名前長っ!ってなりましたがこれも何かの縁ということで大切に(ベランダ雨曝しで放置)育てていました。3年後の様子この品種は他のアガベよりストレスカラーが出やすく別名レッドアガベなんて呼ばれたりしています。探して見ましたがあまり情報が無い。人気無いのでしょうか。しかしなんと耐寒温度は驚異の-10℃!!そのお陰かベランダに雪が降ろうが霜が降りようが元気に育ってくれたのでしょう。それにしても本当に真っ赤ですね。ストレス溜まってそうですねぇ…ギチギチに詰まった根っこ用土はかなり保湿性の高そうな配合でした。何処かで読んだ記事によると子株のうちは排水性の良い用土より根腐れしそうなくらい保水性の良い土にジャブジャブ灌水したほうが早く大きく元気に育つと書いてあったような気がします。アガベは滅多なことでは根腐れしないので、これから育てる子株たちも幾つかはこうやって実験してみようかな。あれ?あなたこんなにカッコよかったのね。ちゃんとした鉢に植え替えただけで見違える程見栄えが良くなりました。意図的にではないにしろ結果かなり締めて育てたことで鋸歯は白く詰まり、やや内側に向いたトップがかっこいいです。いつか新居を構えた際にはこの耐寒性を生かして庭に地植えしてみても面白いかもしれませんね。それではまた。
2023.05.19
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今月に入ってから気温が上昇して室内管理していた夏型植物達を植え替えたりベランダに出したりとやることが多いです。基本仕事と育児の合間に夜な夜なベランダで作業することになるのですが、砂の音やら鉢を叩く音、写真を撮る音に苦情が来ないかビクビクしております。さて小心者の私なので新たな植物を購入する時も比較的慎重に行動しているのですが…やってしまいました。深夜のテンションと春めいた気候のせいで未発根株及びアガベの子株を大量購入するという暴挙に!だって周りが(ネットの情報)発根管理するなら今しかないと煽るんだもの…と自分の罪悪感を他人のせいにすることで緩和させながら購入株を紹介させて頂きます。<パキポディウム グラキリス>2株も!どちらも手乗りサイズですがまん丸としたフォルムに現地の厳しい環境に晒されたワイルドな表皮。特に写真2枚目の株なんかまるで地球儀の様な模様が入っており大変気に入っています。<ブーファン ディスティチャ>ずっしりと重みを感じます。ずっと欲しかったケープバルブの王様。生育域によって夏型か冬型か成長期がはっきりしない株が多いらしい。高額で手が出せなかった時期がありましたが最近ヤフオクで大量に出回ったせいか少し値段が落ち着きましたね。<アガベ ユタエンシス エボリスピナ 陽炎>いや〜かっこいい!!上からユタ州原産の高山生アガベということで高温多湿に弱いようです。今の私に育てられるか不安しかないですが、この凶悪なフォルムを崩さないように頑張っていきたいと思います!実はベアルート株を購入したのが今回初めてなんです。植物を趣味として栽培・実生を経て3年経ち、いつかは避けて通れない発根管理に今回初挑戦ということで、またブログに経過を上げていきたいと思います。それではまた
2023.05.18
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播種から1ヶ月が経ちました。前回の記事チタノタ・ドワーフ「姫厳竜」実生記録①7日目(R5.4.17)発芽率5/8パーミキュライトを表面に敷いたのが初めてだったのですが、成程発芽からスムーズに根が潜っていきますね。この段階で新芽が赤くなるのは良くない傾向でしょう。遮光してもまだLEDの光は強い様です。18日目(R5.4.28)本葉が出始めました。このままあと2、3枚本葉が出るまで腰水は継続していきます。30日目(R5.5.11)早くも鋸歯ができてきました。この段階ではまだドワーフか分からないですねえ。ふと思ったのですが、アガベの品種は子株かメリクロンによるクローンで増えますよね?(鋸歯や個体差による葉の密度は遺伝しても安定しないため)種子が採れるということは50〜100年栽培した姫厳竜が開花したということでしょうか?何だか育ててみたら普通のオテロイだった。ということは無いですよね??ということで検証する為にオテロイも実生で育てて比較していきたいと思います。此方はまた別の記事で報告いたします。それでは。
2023.05.11
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5月に入って日中25℃を超える日も増えてきましたね。休眠から覚めた植物達が続々と葉を茂らせている中で、急に勢いが無くなり出した株がいくつか有りました。2年程植え替えをしていなかったことで根詰まりを起こしているのでしょうか。天気も良く、ちょうどいい機会なので植替えしつついくつか育てている株の紹介をさせて頂きます。ゲラルダンサス・マクロザリス(眠り布袋)主根が迫り上がってきています。大変なことになっていますね!ゲラルダンサスってパワータンクあるんですか?一回り大きいセメントポットに植え替えました。セサモタムナス・リヴァエこちらは今年の3月に購入したものです。ネットで調べても中々情報のないマイナー種です。購入時休眠中で葉は全くなく、4月頭から急激に葉を展開していたのですが、3、4枚目の葉が中々大きくならず根と用土の確認のために一度植え替えることにしました。やはりかなり根が回っていますね。用土もかなり保湿性の高そうなものだったので赤玉・日向土・鹿沼土で通気性重視の用土に植え替えます。根を少し整理して縦長の鉢を持ち合わせていなかったので、こちらのアガベ用に買っていたプラ鉢に植え付けました。やっぱり化粧砂は赤玉細粒がシンプルでカッコいいですね!登録商標三本線【焼成・硬質赤玉土 14L】 赤玉土 あかだまつち アカダマツチ 培養土園芸 ガーデニング 花の土 用土 めだか メダカ 細粒 小粒 中粒 大粒最後は実生2年目のデンシフローラムです。さっき後ろにちらっと写ってましたね。実生にハマり始めた頃にパキポの種子アソートを購入して育てたものです。まだ他にも実生パキポ沢山あるんですがポリポットが管理し易くてずっと放置状態です。せめて発育の良い株だけでも今年は鉢上げしていきたいですね。根を撮り忘れましたが見事に根鉢状態でした。このズングリが可愛いのですがいつか分頭してしまうのでしょうね。根をいじってしまったので2、3日は日陰で養成させます。植物を趣味にしていると植替えが楽しくてつい時間を忘れて没頭してしまいます。皆さんもそうですか?ではまた。
2023.05.10
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過去の記事実生記録①(播種〜発芽)実生記録②(〜30日)あれからますます旺盛に成長しているのですが、一つ気になることがあったため記録として残しておこうと思いました。新芽は無事役目を終えて散っていきました。そしてほぼ全ての株の根本が木質化しています。腰水管理は継続で良さそうなのですが一つ懸念があります。まずこの2株。中央の一際生育の良い個体です。早く大きくなるのはとても良い事なのですが、このどちらともやや斜めに生えていることに気が付きました。鉢底を確認すると既に根っこが飛び出ていますね。こちらも少しだけ。恐らく既に塊根が形成されており、鉢底に当たって歪な形に成長しているのだと思います。そしてこの状態だと腰水に浸かった部分から根腐れしてしまう様な気がします。水耕栽培の様な状態なら問題なさそうなのですが兎に角早目に植え替えたほうが良さそうです。ですがパキコルムス・ディスカラーは根を触られるのを嫌うと聞いている為、中々手を付けていない状態です。私個人として灌木系コーデックスは直幹か或いは箒立ちが理想と考えている為、早めに手を打たなければならないと考えています。栽培スペースの問題やら考え直さなくてはいけませんね。それではまた。
2023.04.28
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発芽から約1ヶ月経ちました。事前情報で知ってはいたのですが予想以上に水を吸い上げる様で、朝受け皿一杯に水遣りしても夜帰宅した頃には受け皿がカラカラに乾いています。それでも個体差はありますがみなそこそこ元気に育ってくれていますね。前回の記事パキコルムス ディスカラー 実生記録①〜3日目(R5.3.27)発芽率は19/26とまずまずの発芽率ですね。オーソドックスな双葉。ここから出来るだけ脱落せずみな元気に育ってほしいものです。〜14日目(R5.4.7)発芽から2週間が経過して本葉が展開してきました。生え始めは赤みがかっているのが普通なのか、LEDの光量が強すぎて葉焼けしているのか解りませんがこのまま様子を見ます。〜21日目(R5.4.14)この辺りから成長に明らかな差が出始めました。写真手前の個体は本葉が殆ど広がっていないのですが奥の2株は既に3枚は展開し、樹高も5倍くらい違います。双葉もまだ萎れる様子もありません。違う角度から別の鉢の様子〜30日目(R5.4.21)成長が目に見えて分かるため日々観察していてとても楽しいです。場所が変わっているのはLEDの照射角度の問題で定期的に鉢回しを行なっている為です。本葉の展開にも個体差が出てきました。既に脇芽の様な物が成長点以外の場所からも出てきています。室温は日中28℃を超える日もあり、パキコルムスの適性温度(15〜25℃)を外れて成長が止まらないかヒヤヒヤしていましたが、夜間20℃まで下がるためなんとか成長を止めずに頑張ってくれています。上からこうして比べてみると鉢の中心にある株の成長が特に良いようです。根を張るスペースの問題でしょうか。パキコルムスディスカラーは植替えによる根の干渉に敏感だそうで直ぐに葉を落としてしまうとのことで、せめて茎が木質化するまではこのまま様子を見たいと思います。そしてやはり葉焼け気味ではありますが徒長せず横に広がっているため光量は絞らず4〜5万lxで照射していこうと思います。他の夏型植物たちも、最近の気温上昇に反応して続々と動き始めました。ただ唯一灌木系のマクドガリーだけ未だに沈黙を貫いており心配の種は無くなりませんね。それではまた。
2023.04.22
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春になり夜間の最低気温も23℃くらいになってきたので前々から育てたいと思っていたチタノタドワーフ「姫厳龍」の実生を始めたいと思います。以前チタノタブルーの実生にチャレンジしたことがあったのですが、発芽したものの3年間で本葉2、3枚しか成長せずそのまま全て枯れてしまいました。恐らくドワーフも同じ方法で良いと思うので、今回はその反省点を踏まえて挑みたいと思います。先ずはメルカリで種子を購入しました。8粒で900円とチタノタブルーに比べると遥かに割高ですね。大切に育てたいと思います。先ずは種子を浸水させます。アガベは発芽率が高く特にカビることもないので何も添加せず大体10時間くらい浸けました。培養土をどうするか考えます。以前は赤玉細粒にサボテン用を混ぜて撒きました。発芽に問題は無かったのですがその後の根張りが良くなかったため、今回は発芽後の成長を考慮してアガベ用の配合で最初から行きます。赤玉土4鹿沼土3日向土3何も小粒これに極少量の腐葉土とマグアンプ、表面に薄らバーミキュライトを敷いて念の為熱湯消毒します。R5.4.11播種土が冷めてから播種し、腰水管理とラップを被せて湿度を高めます。LEDの光量が30000〜40000lxと強めなので一枚に剥がしたティッシュペーパーで遮光して18000lxに調整しました。植物を育てている部屋の床温度が23℃なので、led下ではもう少し温度が上昇する筈です。前回は基本ベランダでの野外栽培だったので、強光に晒されたり梅雨に気温が下がるなど不確定な要素に対応できなかった為、今回は室内栽培で頑張りたいと思います。発芽が確認出来次第報告致します。
2023.04.11
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復帰1回目はパキコルムス・ディスカラー 通称「象の木」の実生記録でございます。メキシコ産ウルシ科の春秋型灌木系コーデックスで、情報を集めますとこの植物はなんと種子の発芽率がとても優秀だとか。藩種時期は諸説ありますが成長には15〜25℃が適温とのことなので今が丁度いいと判断して早速某オークションにて種子を購入しました。安心安全のseed stock様です。20粒購入したのですが数えてみると26粒も入っていました。サービスでしょうかとても助かりますね!写真を撮り忘れましたが種子は扁平で柔らかい毛がついています。枯れた花茎のような見た目です。早速種子を水につけて吸水させます。am7:00から帰宅後子供を寝かしつけてから藩種しようと考えていたのですが、うっかり一緒に寝てしまい翌日の朝急いで巻きました。子育てあるあるですね。。すると既に種子が発根しており発芽率の良さを改めて実感しました。しかし24時間以上水に浸けていたため種が溺れていないか不安になります。用土は赤玉土をベースに日向土とゼオライト、腐葉土を極小量混ぜたものを使用します。実生株はあまり植替えしたくないので初めからこの配合でいきます。あとは用土に熱湯をかけて殺菌し、冷めてから等間隔に種子を置いて薄くバーミキュライトをかけて準備完了です。栽培環境は室内で。室温は日中23℃ 夜間15℃くらい。ledはENFUNのEF-2000を約40cm離して最大光量で照射しています。照度計では47500luxとなります。このプラ鉢は以前nico and...で購入した物で、腰水もできて使い勝手がいいので実生では度々お世話になっています。R5.3.21藩種 ピンボケが酷いですねR5.3.24ちらほらと発芽しています。何度も見てもこの発芽を確認した瞬間はとても嬉しいですね!写真を撮り溜めしているので続きはまた後日書きます。また3日坊主にならない様にしなければ:-/その後パキコルムス ディスカラー 実生記録②(〜30日)
2023.04.07
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3年も放置していたブログを再開しようと思いました。この3年間園芸を趣味として続けてきたことを少しずつ備忘録として残していきたいと思います。特に実生で育てたコーデックスの記録は偉大な先人のブログに大変助けられたこともあり、自分の経験も少なからず需要があるのではないかと思ったからです。拙い文章でお見苦しいとは思いますが、細々と再開していきますので宜しくお願い致します。
2023.04.06
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仕事で知り合ったお爺さんから盆栽の面白さ、奥深さを教えて頂き、自分でも育ててみたい!でも何から育てればいいのか分からない。そこで自分が育ててみたいと思った盆栽を育ててみることにしました。 先ずは黒松。 2019.11.19某ホームセンターで購入。 やはり人気種ということで簡単に手に入りました。師匠曰く2年程度の実生株とのことです。此方は現在時期的にすることが無いため、大きめの素焼き鉢に移し替えて暫くは幹を太くする予定となります。 そして次は檜!しかし周辺のホームセンター、園芸店を回っても苗が売っていない。時期的なものなのか。通販で購入する事も考えましたが、そうなると妻の了承を得なくてはならない為断念。 ということで山にいって苗が手に入らないか探してみます。これを山採りというらしいですね。しかし、檜林の周辺を見渡しても何も生えていません。仕方がないため檜の種子を持ち帰って育てることにしました。 へへ、大漁だぜ。 前置きが長くなりましたが此処から檜の実生チャレンジ開始です。実生など一度も経験が無いので先人の知恵をお借りすべくネットで情報を調べました。成る程、播種は春。檜は発芽率が悪い、と。そして今は1月下旬。暖冬とはいえ気温は10℃以下。大人しく春まで待つか。いや、待てない。そこで室内栽培を決行することになりました。 先ずは採ってきた種子を一晩水に浸して、沈んだ種子を選別するのですが、5粒しか沈みませんでした。仕方がないのでこの5粒を蒔くことにします。 非常に見難いのですが、小さな素焼き鉢に種子を撒き、腰水管理で様子を見ます。苗床は一度鉢ごと熱湯消毒しています。ちなみにメネデールなど使用していません。 これで発芽するか!次回の記事で続きをお知らせします。
2020.02.17
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はじめまして、ハニカム耕三です。 新しい仕事の中で御縁があり、植物を育てることの楽しさに触れる機会がありました。そして自分で始めてみたものの中々上手くいかない。そんな初心者の試行錯誤が、同じ初心者の方々に少しでも力になれたらいいなとブログを始めてみました。 現在の育成環境です。西向きリビングの窓辺にて、室温は一日中15℃〜20℃くらいです。 私が育てている植物達は、 ビフルカツム ネザーランド アデニウム ダイソー産 パキポディウム ラメリー 笹蟹丸 黒松 チランジア各種 etc… 他にもありますがまたの機会にご紹介させていただくかも知れません。 続けられるか分かりませんが、仕事の合間にに少しずつ更新していきますのでよろしくお願いします。
2020.02.16
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