Innerview-インナービュー 内側から見た世界

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すばらしい!でもどうして?


[質問]
ハートに従うのはいつもいいことなのでしょうか?それとも時には明晰なマインドからすべきことを決めたほうがよいのでしょうか?そしてそれらが反対方向へ行こうとしていたらどうしたらよいのでしょうか?

[答え]
スワミ・アヌトーシュ・プラディープ。あなたの質問は愉快だ。控えめに言ってもだ。それらが行きたいほうへ行かせなさい!なぜあなたが心配しなければならないのかね?マインドは一つの方向へ向かい、ハートは別の方向へ向かおうとする。それはあなたの知ったことではない。あなたはただ観照者にとどまり、そいつらがどこへ行くかを見ていればよい。

気付きの秘密を理解しないことがあなたの問題の原因だ。あなたはハートでもなければマインドでもない。あなたはそれらの背後にある純粋な意識だ。そしてあなたが同一化しないかぎり、それらはどこへも行くことはできない。それらはそれ自身のエネルギーを持たない。

そしてあなたは私に、いつもハートに従うのはいいことなのかと尋ねている。私はあなた方にあなたのハートが、マインドが、身体があなたに従うべきだと教え続けてきた。これがいかに私たちが誤解し続けるかだ。あなたはいかなるものの追従者になるのではない。あなたは単に観照者となる。マインドが一方に動き、ハートが別方向に動いていくのを見つめることは大いなる体験だ。あなたがそのどちらでもないことを体験することで、あなたはその上にとどまっていることができる。それらはあまり遠くに行くことはできない。
それらは互いのサポート必要としており、結局はあなたからのエネルギーを必要としている。なぜならあなたが生命であり、それらは器具に過ぎないからだ。
あなたの質問はちょうど「私の左手はこっち側に行きたがり、私の右手はあっち側に行こうとしています。どうしたらよいのでしょうか?」と尋ねているようなものだ。
もちろん、右に従うのはいつもよいことだ。右(right)は正しい(right)だ。左は間違いだ。

だが、従わないことが自由の秘訣だ。一度あなたのハートとマインドがあなたは付き従うような人間ではないことを知れば、それらはけんかを止める。それらは動きを止めるだろう。なぜならそれらはどんなエネルギーも持たないからだ。エネルギーはあなたからやってくる。エネルギーがやってくるのはあなたが同一化したからだ。すべての同一化は間違いだ。

あなたは私にルーシー・フィンクルスキンのことを思い出させる。
彼女は時々セラピーを受けつづけていたが、漠然とした不安と混乱の状態にたいした改善も見られずにいた。最後に彼女はセラピストにしばらく休暇のためにギリシャへ行くと言った。
しばらくして、先生はルーシーから葉書を受取った。そこにはこう書かれていた。
「とてもすばらしい時を過ごしています。でもなぜ?」

あなたはなぜと尋ねることなしにすばらしいときを過ごすこともできない。それがあなたのすべての喜びを破壊する。質問は妨害だ。どんな質問にもいかなる重要性もない。ただ沈黙し、あなたの内側であなたの周りに・・マインドの中に、ハートの中に、距離を保って起こりつづけることを見つめる。そのことがこの問題だけではなくあらゆる問題を解決するだろう。

だがマインドは質問することが大好きだ。あなたはハートに従ってとても幸せだ、それは常によいことだと言う…誰があなたにそんなことを言ったのか?ハートはマインドと同じほど多くの犯罪を犯してきた。

イスラム教徒がゴータマ・ブッダの像を破壊する時、あなたはそれをマインドからやっていると思うかね?それは彼のハートだ。剣を突きつけてイスラム教に改宗を強いるとき、あなたは彼がそれをマインドに従ってやっていると思うかね?彼はハートに従っているのだ。ハートにはマインドのものよりも根深いそれ自体の条件付けがある。

ハートはいつも単純な理由から賞賛されてきた。なぜなら出番がなく、マインドがゲームのすべてをやりつづけているからだ。そして社会はあなたがハートに耳を傾けないようにする。だがキリスト教徒はイスラム教徒を殺しつづけ、イスラム教徒はキリスト教徒を殺しつづける。彼らは今でもやりつづけている。そして彼らがしている非人間的で宗教的ではありえない行為に対し一瞬でも疑いが湧き起こらない。それがマインドによって行われたものならば、問いが湧き起こったはずだ。だがそれはハートによって行われたことだ。ハートは問うことを知らない。それは絶対的な確信もって感じる。
彼らがジハードと呼ぶ聖戦でもし人が殺されたのなら、その人はすでに天国へと至っていることになり、多くの人を殺せば殺すほど、あなたの天国行きもより確実になる。

これらのことはマインドのことではない。これらのことはゆっくりゆっくりと数世紀にも渡ってハートに染み込んでいったことだ。ただ一つの違いがある。マインドはいつも自分がしていることは正しいのか間違っているのかと尋ねる。ハートは決して問わない。だからこそあらゆる宗教はあなたに明け渡すことを、信仰深くあることを、信じることを求める。これらはハートに入りこんだ質だ。
私は数千の大学にあるようなマインドを教えない。私はハートを教えない。なぜなら私はハートがマインドよりも残酷になれることを知っているからだ。少なくともマインドはためらう。ハートは全面的に信じる。

私はハートとマインドを超えたあなたの存在への気付きを教えている。私があなたに言っているのは自分をそれらと非同一化すれば、それらはあちらこちらに行くのを忘れるだろうということだ。
そして初めてあなたが主人であり、それらは単に召使いとなって、あなたはそれらに命じることができる。それらは従わざるを得ない。なぜならあなたの命令なしには、いかなる滋養も得られないからだ。

アヌトーシュ・プラディープ。あなたの質問に関するかぎり、その両方を行きたいほうへ行かせなさい。それらに引きずられるのではなく、それらに影響されるのではなく、あなたは単に中心に、上に、注意深くとどまっていなさい。そうすればあなたの気付きの純粋さがあなたを宇宙的な存在の純粋さへと導くだろう。それが全体へと溶け去る唯一の道だ。他のことはすべてまったく無駄なエクササイズだ。

あなたの沈黙が正しい道にあなたを導く。マインドも沈黙を知らなければ、ハートも沈黙を知らない。あなたの意識があなたを正しい方向へと導く。マインドも意識的になることを知らなければ、ハートも知らない。それらは両方ぐっすりと眠っている。それらが何をしようとも、それは愚かなことだと証明される。あなた自身にとって危険であり、他人にとって危険だ。

世界でなされてきたすべての犯罪を数えられたら、すべての宗教がこれら犯罪の根本原因だと知ってあなたは驚くだろう。彼らは愛を教えながら憎しみを実践している。一つになることを教えながら、差別を実践している。
人間の宗教の歴史はあまりにも意地悪く、あまりにも醜い。いかなる宗教の一部であることもあなたが知恵遅れであることを証明する。それはあなたには宗教が何をしてきたかがわからないということだ。

老サム・フィンクルスキンがアメリカに住む親戚を訪ねるためにロシアからやってきた。テキサスへ行く電車の中で二人の農夫の間に座ることになった。彼は友好的に会釈したが、二人の農夫は押し黙ったままだった。老サムは座席の下にアメリカの新聞があるのに気付き、それを引っ張り出して読み始めた。過去数ヶ月、英語のクラスに通っていたので、ページのほとんどを読むことができた。だが突然右側の農夫のほうへと向き直り、ひどいロシア訛りでこう尋ねた。
「あなたは知性的な人のようですが、この言葉をどう読めばよいのか教えてくださらんか?」
農夫は彼の友達にウィンクして、新聞を見もせずに言った。
「そいつは無能と言うんだぜ。」
老サムは礼を言うと、読みつづけた。数分後、もう一人の農夫に向き直るとこう言った。
「あなたは明らかに教育のある人のようですが、この言葉はなんと読めばよいのか教えてくださらんか?」
農夫は彼の友達にウィンクして、新聞を無視したままこう言った。
「そいつは恥知らずと言うんだぜ。」
「無能で恥知らず?!」老サムは叫んだ。
「あぁ!何てことだ。かわいそうなロナルド・レーガン!」

どんな問題も、どんな質問も深刻に受取ってはならない。あなたがそれを深刻に受取ることで、それらを無能にしてしまう。そしてあなたに解決を見出すことを強いる。質問が湧き起こったときはいつも、ただ沈黙し、質問が湧き起こるのを見つめなさい。それがいかに凝縮されていくのかを見つめ、それがいかに明晰になっていくのかを見つめなさい。だが、見つめ続けなさい。そしてあなたは驚くことだろう。あなたが単に見つめているだけで、巻き込まれずにいると、それは蒸発しはじめる。すぐにそれは沈黙だけを後に残す。

そしてこの沈黙が答えだ。だが質問がマインドに湧き起こったときに人がやっているやり方では―何千もの質問がある―それら全てに答えを見出すのに何百万生もかかるだろう。それでもあなたは無知なままだろう。知識だらけの無知だ。誰かが答えを知っているのだと思って、あなたが人に尋ねはじめることが、あなたを乞食にする。

そしてあなたが他人から得た知識は借り物だ。それはあなたを少しも助けはしない。唯一、ただ一つだけ助けとなるのは、質問を見つめ、どんな方向へも引きずられずにいることだ。沈黙し、全ての質問に何が起こるのかを見つめていることだ。それはやって来ては去っていく。どんな質問もとどまり続けることはない。それは水に書く名前のようなものだ。名前を全て書き終わる前にそれは消えていく。

瞑想のアートとはあなたの質問をいかに消していくかであって、答えることではない。なぜなら答えは新たな質問をもたらすからだ。それに終わりはない。だが瞑想はあなたを質問も答えもない、ただ純粋さと素朴さの空間に置き去る。同じことをあなたは生まれた時に知っている。あなたは生きていたが質問はなかった。あなたは小さな物事を見て眼を輝かせるほどに驚きに満ちていた。私が希望なしに希望する正しい社会では、子供の無垢さは破壊されてはならない。そうして彼らはほとんど海原のような無垢さを身にまとうだろう。その美しさとその経験はあまりにも凄まじく力強い。そして誰が馬鹿げた質問などに構うだろうか?実際、それは決して湧き起こらない。

私は私が今世紀でとても愛した人、D・H・ローレンスのことを思いだした。なぜなら彼はあらゆる方面から非難されたからだ。私が非難されたほどではないが・・だが彼は道を準備した。
朝早く、彼は小さな子供と彼の庭を散歩していた。小さな子供が尋ねた。「どうして木は緑なの?」言語に関するかぎり質問はまったく正確だが、それは馬鹿げているとあなたにはわかる。でもそれを馬鹿げていると言うことはあなたにはできない。もし誠実で真摯な人D・H・ローレンス以外の人だったら、だれでも知識のある人なら「木が緑なのは、特定の化学物質クロロフィルのせいだ。」と言っただろう。おそらく子供はしばらく黙り込むかも知れない。「クロロフィル。」しかし遅かれ早かれ質問が湧き上がることになる。「でもなぜ全ての木がクロロフィルを持っているの?誰が彼らにクロロフィルを与えつづけるの?そして全ての木をクロロフィルで満たしつづける目的は何なの?いったいクロロフィルって何なの?」だが、D・H・ローレンスは子供の無垢な目を見て言った。「坊や。木はただ緑なんだよ。」そして子供は途方もなく幸せだった。「木は緑だから緑なんだ!」それは問題などではなかった。幼い子供は理解した。何ができる?もし木が緑なら、緑なんだし、それは彼らの問題であって私たちの問題ではない。なぜ私たちがそんなことで悩まなければならない。

だが人は成長するにつれ、教育の名のもとに、文明化の、教養の名のもとに、あらゆる類の知識や情報で一杯にされる。そうして途方もなく美しい無垢さが駄目にされる。そして木がなぜ緑なのかを知る必要はない。それは緑であって完全によい。彼らが色を変えたければ変えてもよい。だが人々の質問を見るならば、あなたは全ての質問が馬鹿げていることがわかる。例外なしにだ。

私はこの質問は意義深いと言うけれども…だが知ってのとおり、私は矛盾の人だ。それが私を悩ませないのに、どうしてあなたが悩まなければならないのか?私は論議の的だ。私はそのことで悩まないのに、世界中がそのことで悩んでいる。可笑しなことだ。それらのことは私の問題だ。そして私はそれを問題とは思わない。それが私のユニークな個性だ。なぜあなたが悩まなければならない。でもそのことで人は悲しむ…

ちょうど数日前、ハーシャが私にあるサニヤシンのニュースを伝えてくれた。彼はOSHOが聖書にないことを話しているという理由でサニヤスをドロップしたというのだ!私は聖書について話していないし、私は少しも聖書のことを気に掛けもしていない。だが、深いところで彼は彼の信仰が正しいことを認められ、聖書が正しいことを認められ、祝福されることを待っていたに違いない。そしてさらに不思議なことに、彼は聖書を読む前に私の話していることが聖書だと思って、まずサニヤスを取ったのだ。感銘を受けて、彼はまったくうんざりする本、聖書を読んだ。知性のある人なら最初のページから最後のページまでを読むことはできない。誰も読めない。何が問題なのか?なぜ私が聖書にあるようなことを話さなければならないのか?聖書を落とさずに彼はサニヤスを落とした。こうしたことが条件付けのやり方だ。

三人の尼の宣教師が道を歩いていた。一人がアフリカで見た巨大なグレープフルーツを手振りで示していた。二人目もまたインドで見た巨大なバナナを手振りで示した。そして少し耳の悪い三人目の尼僧が言った。「どの神父?!」

奇妙な質問だ。あなた自身の存在とその成長には何のかかわりもないことだ。だが人々は全人生を通して歩く百科事典になっていく。彼らはすべてを知っているが、彼らの内側の中心深くでは、生まれた時と同じ無垢さがある。それは知識的ではなく、無知でもない。それは単純に無垢だ。まったく無垢であることが、すべての瞑想の目的だ。特にここではそうだ。私は私がそれらをできるだけ破壊できるようにあなた方に質問させているのだ。

                      Om Shanti Shanti Shanti #16

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