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2005年09月17日
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カテゴリ: 日本文化
今年もお月見の季節がやってきました。今年は明日が十五夜だそうです。お月見の風習は中国から伝わったものですが、世界でも月を愛でる風習は日本と中国だけなんだそうです。ヨーロッパでは月の女神の神話などもあるのに不思議ですね。日本でもお月見の風習はだいぶすたれてしまって、名前は知ってはいるけど体験したことはない人が多いのではないでしょうか。私の子供のころは、農家ではどこでもやっていました。といっても、そもそもお月見は月を鑑賞しつつ酒盛りをする事ではなく、収穫の神であるお月様にお供えをし、今年も無事に作物を収穫できた事に感謝する神事だったので、農家で熱心に行われたのです。お供えするものは、おなじみの月見団子、豊作を表わすススキ、作物の代表としての里芋、そしてお神酒でした。月見団子はもともとは、中国で月餅をお供えしたのが起源で、日本に伝わった後、団子の形に変化したと言われています。お月見が終わったあとは、ちょっと硬くなったお供えの月見団子を、七輪の炭火であぶって、食べました。これが香ばしくて美味しくて子供たちの楽しみになっていました。月の光は暖かくはないのに、穏やかでやさしい光です。ドビュッシーの「月の光」という曲を聴くと、お月見の風習のないヨーロッパの人も日本人の感じ方とそう違いなく、月の光を神秘的な物としてとらえているのが解ります。私自身も月の光を浴びると、昔、見ていたテレビ番組のように「ムーンライトパワー」が体に満ちてくるような錯覚を覚えます。アポロが月まで行っても、私の中の月は、今でも神秘的で気高い存在なのです。





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最終更新日  2005年09月17日 18時24分28秒 コメントを書く
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