めをとじて




めをとじて

君のクチビルを
待つことにしよう

時間は
永い方が
いいに
きまってる


めをとじて

朝の明るみを
かんじることにしよう

生きてる感じがして
いいじゃないか


めをとじて

うしろむきに歩いてみよう

どっちにしたって
不安じゃないことなど
ないはず
だから


めをとじて

泣いてみよう

誰に対してか
きっと
わかるはずだ


めをとじて

眠らないようにしよう

きがついたら
君は夢見てたはずだ


めをとじて

手を差し伸べよう

なにかを
いままで以上に
感じるかもね


めをとじて

歌ってみよう

わすれていたことを
思い出すかも知れない


めをとじて

めをとじて

さぁ

めをとじて

めをとじて



そして。


めを明けたら

きっと 君は


あたらしい

はずだろう

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