■■■ | A・クリスティー (エルキュール・ポアロ) | ■■■ |
機械のように完璧な、ポワロの秘書ミス・レモンですが、その日に限ってミスの連続。どうやら、姉のハバード夫人の勤める学生寮で起こっている奇怪な紛失事件のせいらしいのです。 なくなった物は、聴診器や靴の片方・口紅や電球etcと一見関連性のないバラバラなものですが、ポワロが調査に乗り出します。結果、一部の紛失事件は狂言と判明するのですが、犯人である女学生の婚約発表が行われたその夜、女学生本人が自殺と見られる怪死を遂げます。 事件が警察に注目される中、第二・第三の殺人事件が起きていき、次々と若者たちの生活が明るみに出ます。一体犯人は誰なのでしょうか・・・?? 物語の最初のほうで、お三時のお茶の様子がこと細かに描かれていて、食いしん坊バンドルはその優雅さ・ゆったりさに憧れてしまいます・・・。 |