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石坂千穂つれづれ日記
2005.12月議会一般質問(その2)
5.浅川の治水対策について
(石坂)最後に、浅川の治水対策について土木部長にお伺いします。
平成9年、河川法の改正がされました。そのポイント、そこに定められた河川整備計画に盛り込むべき考え方の基本が今回の浅川の河川整備計画県案にいかされていると思いますが、ポイント、基本についてご説明をお願いしたいと思います。
【答弁 原土木部長】
お答えをいたします。河川法改正のポイントでございますが、2点ございます。
まず1点目は改正前の河川法の柱となっておりました、治水利水の観点に河川環境の観点が導入されたことでございます。
それから2点目でございますが、地域住民の意見を反映した河川整備計画精度を新設したところでございます。これが2点でございます。
それから、河川整備計画に盛り込むべき考え方の基本ですが、河川整備計画は今後20ないし30年の間に河川管理者が実施する河川整備の目標や具体的な整備の内容を明らかにし、広く住民の皆様にご理解をいただくことを目的として策定をするものであります。また河川法改正の趣旨に沿い、河川環境の整備と保全に関する方針を記載するほか、河川の維持管理、河川に関する情報提供、さらに地域や関係機関との連携に関する考え方などを盛り込むこととなっております。以上でございます。
(石坂)今ご説明いただいたとおりですが、今まで以上の環境への配慮、住民参加でその河川の特性に合わせた総合的な計画を立てないさいというのが河川法改正のポイントだと思います。それで、今後の総合的な河川整備にあたり、基本高水の設定などを含む長期的な方針を定めた河川整備基本方針と、「おおよそ20年から30年間程度」を計画対象期間とする具体的な河川整備に関する事項を定めた河川整備計画をそれぞれ策定し、策定にあたっては学識経験者、地域住民、地方公共団体の長の意見を聞かなければならない、とされています。まだまだ、この部分の不理解や混同が多くの人の間にあろうかと思われます。
現在、改修の進んだ浅川では、天井川部分の河床は10メートル以上も切り下げられて基本的に掘り込み河川となり、破堤の可能性はなくなりました。今後の浅川の洪水対策としては、内水対策、都市型水害対策がますます重要であり、これらの対策が、基本高水450トンにカウントできないからといって、浅川の洪水に有効でないということにはなりません。逆に、数字の辻褄あわせのために、地すべり地帯へのダム建設や河道内遊水地などで、仮に450トンが計算上はクリアされたとしても、浅川流域の住民にとっては安全が脅かされかねません。
私は、今回提案された浅川の河川整備計画「県案」に内水対策が正式に盛り込まれたこと。住民からの提案を受けての土砂対策などが具体化されたこと。などを歓迎し、今後、流域住民や関係自治体に対して河川法や国土交通省の方針の正しい理解を深めていく努力を県としても繰り返し行なうべきだと思っています。青山副本部長のご見解を伺います。
【答弁 青山出納長】
ご指摘になりました、旧河川法と新しい河川法、改正された河川法、だいぶ基本的な考え方というのは変わって来ております。それで基本的にご指摘にありましたとおりの対応をこれからやって行きたいと思いますし、具体的には、14日から始まる住民説明会につきまして、今ご指摘にありました点を具体的に説明し住民の皆さんの理解を得て行きたいと思っております。なお今議員さんからご指摘ありました、河川法の変わったところというのは今部長が申しましたけれども、その中に含まれているものとして、いままでは工事をやる場合、河川改修をやる場合につきましては、河川の実施計画だけだったんです。今回改正されたというのは整備方針を作って、整備方針の下に計画的に段階的に整備をしていきなさいという形で法律が変わってきているわけです。その点今回私どもは趣旨に沿った整備計画ということで考えた次第でございますけれども、その点も含めて住民の方へ詳細な説明をしまして、理解を得ていく努力をしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
(石坂)以前にも紹介させていただきましたが、これは広島県の、これは岩手県の、これは富山県のそれぞれの例えば北上川とか、太田川とかその水系の河川整備計画の新しく出来上がったものです。これを拝見しますといまお話のありました河川法の改正にそって環境問題、植生、そして文化、歴史、人と水との関わり、まさに総合的な観点から様々な点が計画に含まれております。基本高水の数量をどう配分するかという狭い配分だけが河川整備計画ではないと、ここの理解のところを是非県としてもご努力をして、住民の皆さん、それから首長の皆さんへのご説明の徹底に一層務めていただきたいことを改めてお願いをしておきたいと思います。
さて「県案」の提案時期は、最初は「夏頃まで」、そして「秋まで」、「遅い秋まで」とご説明をされていましたけれども、今回ついに冬になりまして、大幅に遅れてしまいました。その大幅に遅れた理由について、改めて土木部長にご説明をお願いします。
【答弁 原土木部長】
お答えをいたします。県案の提示が大幅に遅れた理由ということでございますが、県としましては浅川の河川整備計画に関する基本的な考え方を決定する前段として、これまで地域の皆様に説明をしてまいりませんでした、仮称「檀田遊水地」、仮称「田子遊水地」について、まず計画の概要について説明を行い、意見をお聞きしたうえでこの基本的な考え方を決定したいと考え、本年5月より関係区長の皆様に説明会の開催をお願いしてまいりました。その結果9月16日と28日に、まず浅川総合治水対策連絡協議会の役員の皆様に対しまして、浅川の治水対策について説明を行なったところでございます。基本的な考え方を決定する前段として住民の皆様の意見を聞きたいという私どもの意向はこれまでの公共事業の進め方の中では前例があまりない方法でもあり、なかなかご理解がいただけない状況でございました。こうした状況から、まずは河川整備計画を策定するにあたって県の基本的な考え方、今後20年間で何を実施するのかという内容でございますが、これを明らかにし、この方針について関係機関や地域住民の皆様にご説明をし、ご意見をお聞きすべきと、こういうことで判断をしたところでございます。以上でございます。
(石坂)この案を固める前に住民の意見を聞きたいということで、非常に手間取ったという趣旨のご答弁だったかと思います。いずれにしましても5月頃に住民の皆さんには遊水地案などについてご意見を聞く説明会を開くという県のご説明だったと思います。その辺が何故手間取ったのかというところをもう少しわかりやすくご答弁いただきたいと思います。
【答弁 原土木部長】
もう少し細かくということでございますが、分かりやすくと、この5月に私ども基本的な県としてのまずは素案といいますか、まずはたたき台というものを当然持ったわけでございます。それに対して、従来は地元の方にある程度県として考え方がまとまった段階で説明すべきという、通常の仕方はそういうプロセスがあるのですが、今回は前年度に河川協議会、流域協議会、ここのダムに、6案について説明をしましたが、その際にダムのみの議論で終わりまして、遊水地とかこれについて全然説明をしていなかったわけでございます。そういうわけで遊水地これをまずはご説明をしてご意見をお聞きしたいということで5月の段階で私どもたたき台と言いますか、私ども案を持って地域の役員の皆様方に説明をさせて欲しいとお願いをしたわけでございます。そういうことでやったわけでございますが、なかなか地域の中では、まずは役員の方々がまずは了解をしてからでないと責任を持って地域の方にご説明をできないという、そういうことがございまして何回か関係機関と説明、あるいは調整したりした中で、9月の時期まで役員の方に説明する機会がずれ込んだという、こういうことでございます。
(石坂)役員が了解しない案でなければ、了解する案でなければ説明を受けられないと、それは100年確率、450トンの案を持って来いと、そうでなければ説明は聞かないということだったのではないですか。いかがですか。
【答弁 原土木部長】
お答えいたします。役員の皆様方は450トンを構成する内容、これを県として案を持って来なさいということでございました。
(石坂)そういう理由で説明を拒否していた組織に、「浅川総合治水対策連絡協議会」という組織がありますが、この会はどのような性格の組織と認識されているのか。お伺いをしたいと思います。
【答弁 原土木部長】
「浅川総合治水対策連絡協議会」はどのような性格のものかということでございます。この規約を拝見いたしますと、次のようになっております。長野市の浅川沿線各地区における浅川の治水に関する組織を総括する連絡協議会であり、浅川治水についての調査研究や、勉強会を開催しながら、その対策についてさらに理解を深め、河川改修等流域対策による総合治水対策の早期実現に向けて関係機関に要望活動を行なうことを目的とするとございます。これは設立が平成13年6月でございます。ダムが止まりまして平成13年でございますが、その後協議会として設立されましてその構成メンバーとしましては、浅川地区総合治水利水対策委員会をはじめ9地区12組織の同じような治水対策委員会という名称が各地区にございますが、そういう方々の住民組織の代表の皆さんで構成されていると規約ではなっております。
(石坂)この会は、発足時に、「浅川ダムに反対しているから」という理由で、日本共産党の県会議員、市会議員を顧問からはずしました。今年度の役員名簿では、田中清一議員も顧問からはずされています。長野市内に数多くの期成同盟会や対策委員会がつくられていますが、考え方の違いを理由に選挙で選ばれた公職の議員を意図的に顧問からはずしているこのような組織は、あまり聞いたことがありません。浅川流域の区長や、治水関係組織の役員を自動的に組み込んでいるこの協議会ですが、名前は「浅川総合治水対策連絡協議会」ですが、「ダムに反対している」議員を顧問からはずす。実態はダム建設推進協議会と言わざるを得ません。長野市では、何も区長さんというのは、ダムに賛成か反対かを公約して選挙で選ばれるわけではなく、ほとんどが1年交替で、ダムに賛成の住民にとっても反対の住民にとっても、区民の調整役であるはずです。浅川総合治水対策連絡協議会が、決して浅川流域住民の治水対策に関する意見を代表するものではないということを指摘しておきます。
さて、基本高水450トンは昭和61年9月の洪水から算出したひとつの計算結果ですが、仮に、この計算結果が適切なものだったとしても、実はこの計算結果は440.06トンだったものを切り上げて450トンにしたものです。鷲沢長野市長は、口を開けば「治水安全度を守るために、1トンたりとも下げることは認めない。」と主張していますが、計算結果を約10トン上乗せしてある基本高水を根拠に、「1トンたりとも下げることは認めない。」と主張すること自体、大変こっけいとしか言いようがありません。
昨年10月の台風23号では、長野気象台が1889年(明治22年)に観測を開始して以来115年目に記録した最大値の、ほぼ100年確率に匹敵する雨が降りました。その結果、実際に測定された流量は、ダム計画地点が基本高水130トンに対し19.3トン、中流の富竹地点が計算値260トンに対し実際の流量は43.8トンだったというひとつの結果が出ています。
参考までにお伺いします。今回の「県案」では、ダム計画地点、富竹地点で、どの程度の流量に対応できるのでしょうか。
【答弁 原土木部長】
お答えいたします。ダム計画地点と富竹地点での流量でございますが、これは旧浅川ダム計画地点ですが、これにつきましては谷地形であり十分な がございます。このため河川改修の必要がございません。従いまして100分の1確率規模の流量、これ130トンでございますが、これが流れてきても流下は可能でございます。今回の浅川の河川整備計画におきましては現在工事実施中の河川改修計画をそのまま踏襲しており、河道で受け持つ流量、すなわち計画高水流量は変更しない方針でございます。次に富竹地点では治水安全度は40分の1であり、河川改修とため池、それから仮称「檀田遊水地」これにより対応できる流量は100分の1確率の基本高水流量260トンに対し77%、約200トンの流量に対応は可能ということになります。以上でございます。
(石坂)ただいまのお答えで分かりましたことは、少なくとも昨年の秋10月の100年確率にほぼ匹敵する雨が降ったあの台風災害では今度の県案は十分対応できるということが分かったと思います。
いずれにしても私たちは、基本高水450トンの数字の呪縛にとらわれた狭い感情的な議論やダムの賛否を乗り越えて、流域住民が納得できる河川整備計画作りのためにお互いが協力し合うことを、広く県民の皆さんに呼びかけていきたいと思います。
最後に知事にお伺いします。
浅川の水害と深いかかわりを持つ千曲川の河川整備基本方針や河川整備計画は、国において今なお策定されておらず、天竜川水系に比べても大きく遅れています。千曲川河川事務所の事業費も年々減少しています。
千曲川の抜本的改修の前進と予算確保のため、国への働きかけを今まで以上に強めていただきたいと思いますが、知事の具体的な決意をお伺いします。
【答弁 田中知事】
いま最初に、少し原が緊張気味だったようでございまして、先日の68トンというのに対して2倍以上の200トンに耐えうるという計画なわけでございます。ほぼ100年確率の雨が降ったときに68トンであった場所において200トンを耐えられる計画ということですから、現時点での現実の問題の2倍以上に耐えられるということでございますし、また先ほどの浅川総合治水対策連絡協議会はどのような性格の組織かというご質問で、これはまさにダム計画というものではない治水を目指すと言った後に、ではダム計画ではないために一緒に両輪となって協力していこうという形でのご議論がどのくらいあったかというと、これはそうではないご議論の方が多かったのではないかと、ご発言等を報道で拝見する限りでは私は認識しておりますし、またそうした中で今議員がご指摘になったような議員の方がそうした場所から役職からなかば一方的に抜けさせられてしまうというのは民主主義の上で由々しきものだと思いますし、また改めてこの顧問の名簿を拝見いたしますと下条みつ議員、篠原孝議員、北澤俊美議員、倉田竜彦議員と民主党の方々もいらっしゃいますから前原誠司さんのみならずダムによらない治水を目指されていた菅直人さん・・・(副議長が質問の趣旨にそって答弁をするようにと知事の答弁を遮っているため知事答弁が聞き取れない)・・はいかばかりかと思っています。こうした点の中で私どもは今ご指摘のありました内水被害の軽減のために千曲川の改修促進が不可欠であるということは従来から深く認識しているところで、これは関東地整をはじめとする三地整とのお話し合いの場所でも常々お願いをしているところであります。こうしたことは第12回の浅川流域協議会に出席をしたときにもご出席者の方々から多くご指摘をいただいておりますので、県としてはこの点を積極的に国に働きかけていくということであります。同時に私どもは天井川の改良をいたしましたし、あるいは河川改修も行なってきました。先に述べたように河床整備という河床の浚渫というものも秋口に予算を組んで行なうというような形をしております。これは私の就任前にはこうした記録や、こうした実施もほとんど無いという状況でありましたから、いま目の前の問題を解決をする、そして今回お示しをしている問題もいま目の前の問題をより迅速に充実をして解決をするというものです。この中で内水の問題に関しても積極的に申し上げて行動をさせていただくところであります。
(石坂)12月10日、勤労者福祉センターの教室に会場あふれる140人が集まりまして、今回の県案と新河川法を学びました。青山出納長がその席で「皆さんふるさとの川じゃありませんか、角付き合わせることなく、力を合わせて安全な川にしてまいりましょう」と本当に私は感動いたしました。これからも力をあわせて安全な川づくりがんばっていきたいということを申し上げまして、以上で質問を終わります。
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