言霊屋いたるが贈る 『元気が出る100の言葉』

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いたる34

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2005.04.05
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大事なんは心や


この本を読んだとき、脳に衝撃が走り、心が震えた。自分の中に漠然と持っていた掴みどころのない感覚がストンと腑に落ちた。やはり、人間の体内に宇宙は存在するんだろう、そう思った。

水に良い言葉(ありがとう、すごいね、好きだよ、など)を投げかけると結晶が驚くほど綺麗になり、逆に、悪い言葉(バカ、死ね、嫌い、など)を投げかけると結晶とは言えないほどドロドロしたものになる、という実験結果が写真付きでまとめられている素晴らしい本だ。

この本の中で、もうひとつ興味深い実験がなされている。瓶詰めのゴハンをふたつ用意し、1ヶ月間にわたって声をかけ続ける。片方には「ありがとう」、もう片方には「ばかやろう」と。すると「ありがとう」と声をかけ続けた瓶詰めのゴハンは、臭みがなく発酵したのに対し、「ばかやろう」と声をかけ続けた瓶詰めのゴハンは、真っ黒で匂いを嗅ぐことすらできないくらい腐ってしまったという内容だ。人間の体も70%が水分なら、この実験結果は人間にも当てはまると言える。そう考えたとき鳥肌が立った。日々何気なく使っている言葉の大切さをあらためて考えたのを憶えている。

それとは別にこんな話もある。『書』は筆と墨を使って文字を書く。書き手の精神状態によって筆遣い、躍動感がまったく違うものになる。だが、それは見た目だけに留まらず、半紙に染み込んでいる墨の粒子にまで影響を及ぼす。どういうことかと言うと、書かれた墨の成分を顕微鏡で見ると、記された文字は同じでも、墨の粒子の形が全く違ってくるのだ。

そう考えると「絵」も「書」も「彫刻」も、「料理」だってそうだろう。「気持ち」が入っていないものはいくら技術があっても、人を感動させることはできない。大切なのは「心」なんだ。「心」があるからこそ「技」が生きる。「心」があるからこそ「感動」を呼ぶのだ。小手先ではなく、本物を目指して「人間道」を進んでいきたいものだ。
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Last updated  2005.04.05 22:59:47
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聖書預言@ Re:予期せぬ出来事(07/29) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に 国民の…
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