寒い寒いふところも 消費税増税反対



 毎日寒い日が続いています。挨拶はもっぱら「寒いですね」です。日中も気温は上がらず真冬日で、まるで冷蔵庫に入っているようです。
 ビーナスラインでは今下水道工事が行われていて、片側通行の交通整理をしている方々がいます。それが仕事かもしれませんが大変だなあと思って心の中で「ご苦労様」と言っています。
 気候だけでなく懐も寒くなりそうです。野田首相は「ネバーネバーギブアップ」と、不退転の決意で消費税アップに取り組むとしています。消費税値上げ反対の署名を集めていますが、国にお金がないんだから10%への値上げも仕方がないのではと言う方もいます。 でもどの世論調査でも反対が50%を越えています。 政府やマスコミの「消費税やむなし」の攻勢にも関わらずです。それだけ生活苦が切実になっているのです。
10%という金額は高いのか安いのか、1000円で100円というとそんなに思わないかもしれません。でも、1万円の買い物をして1000円、2000万円で家を新築したとして200万円・・・。消費税増税は消費を落ち込ませ景気を後退させます。前回3%から5%に消費税率が上がったとき景気が悪くなったこと覚えているでしょうか。
 消費税を上げる前にムダをなくして!
 来年度予算では原発予算4188億円、八場ダムなど建設に220億円、思いやり予算などアメリカ軍関連で2660億円、欠陥があるかもしれないというF35戦闘機4機分600億円、政党助成金320億円・・・・等々。
税金の集め方を変えて!
 消費税は社会保障のために使うと導入されたのが1989年、2009年までの間に国民が払った消費税224兆円、その間法人税が42%から30%に引き下げられその減税分が208兆円、消費税は法人税の穴埋めに使われてしまっています。
 来年度予算でも法人税5%引き下げで年間1兆2000億円です。また、株の取引で得た利益や配当金への課税を本来20%のものを期限を延長して10%にして年間5000億円です。私たちの虎の子の貯金の利子は20%なのに・・・。
 また、輸出大企業には「戻し税」がはいってきます。
消費税は売上げにかかる消費税から、仕入・経費にかかる消費税を差し引いて納税します。国内で販売した商品は消費税がかかりますが、海外へ輸出したものについて消費税がかからないので仕入・経費の消費税が戻ります。輸出企業全体で1兆円、トヨタ自動車では年間2291億円もの輸出戻し税が還付されるしくみになっています。
 こんな大企業大金持ち優遇の不公平税制を見直せば財源はあるのです。
消費税増税反対の署名にご協力を!

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