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SF・ファンタジー

SF・ファンタジー

「ハイペリオン」シリーズ ダン・シモンズ

ハイペリオン(上) ハイペリオン(下) ハイペリオンの没落(上) ハイペリオンの没落(下) エンディミオン(上) エンディミオン(下) エンディミオンの覚醒(上) エンディミオンの覚醒(下) 遥かなる地平(2)
間違いなく90年代最強のSF作品。私は半年かけて読みました。
巡礼7人の語るそれぞれの物語に思いを馳せ、<ウェブ>世界の崩壊を目の当たりにし、そして3世紀後にロール&アイネイアー&Aベティックと共に、宇宙をまたにかけた<パクス>からの逃避行。まさに壮大なる叙事詩でした。
これを面白いと感じなければSF読みの資格なしとまで言い切っておきましょう。
最後の1冊はアンソロジーですが、外伝が載ってます。マスト・バイ!

消えた少年たち オースン・スコット・カード

消えた少年たち(上) 消えた少年たち(下)
カードは、傑作『エンダーのゲーム』シリーズで知られる、当代アメリカきってのストーリーテラーの一人です。この『消えた少年たち』は『本の雑誌』によって90年代小説の ベスト1に選出されたようですが (ちなみに3位は『ハイペリオン』)、これはちょっと過剰評価かも(汗) 作者がモルモン教徒という事で、斉藤由貴がムリヤリ解説にひっぱり出されたのが効いているんでしょうか?
でも、主人公一家の生き様を丹念に描いていく様は、素晴らしいの一言です。 ラストでぼろぼろ泣きました、私。 父親がゲームプログラマーというのも個人的にグッド。ジャンル分けするとしたら、うーん、SF(?)もしくはホラー(?)なんでしょうが、それ以前に「家族小説」です。

「アルヴィン・メイカー」シリーズ オースン・スコット・カード


奇跡の少年 赤い予言者
伝説は永遠(とわ)に(1)
日本ではようやくシリーズ2冊目が訳されたアルヴィン・メイカー(Maker)・シリーズも、かなり「家族小説」入ってます。もちろん7番目の息子のそのまた7番目の息子として生を受けた (7番目の息子は特別な存在だという伝承があるそうな) 主人公のアルヴィンJr少年がアンメイカーと対峙していく話であり、もう1つの架空アメリカ史ではありますが、まず粉挽き職人一家の物語です。
早川ではなく角川から出版されたせいか、刊行ペースが遅いのが残念。本国では既に5作出ているだけに、早いうちにお目見えしてほしいものです。
(現在は2作品とも絶版中・・(怒))
早川から出たアンソロジーには外伝が載っています。

「エンダー」シリーズ オースン・スコット・カード


エンダーのゲーム

死者の代弁者(上)

死者の代弁者(下)

ゼノサイド(上)

ゼノサイド(下)
エンダーの子どもたち(上) エンダーの子どもたち(下) 遥かなる地平(1) エンダーズ・シャドウ(上) エンダーズ・シャドウ(下) シャドウ・オブ・ヘゲモン(上) シャドウ・オブ・ヘゲモン(下) シャドウ・パペッツ
「エンダーのゲーム」~「エンダーの子どもたち」がシリーズ本編。アンソロジーである「遥かなる地平(1)」には外伝が載っています。
そして「エンダーズ・シャドウ」以降は、現在の進行中の外伝シリーズです。
宗教くさいといえば宗教くさいんですが、そこがカード・マジック。3000年を越していきることになった超人物エンダーをめぐる物語は、ページをめくる手を休めることを許しません。

ドゥームズデイ・ブック コニー・ウィリス

ドゥームズデイ・ブック(上) ドゥームズデイ・ブック(下)
「コニー・ウィリスはアメリカの宮部みゆきだ!」とは大森望の言葉ですが、まさにその通りです。
体裁はタイムトラベルSFですが、SFの範疇を超えたそのリーダビリティー。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞のトリプル・クラウン達成もうなずける内容です。
文庫版の表紙は個人的に趣味じゃないのがちょっと残念。

航路 コニー・ウィリス

航路(上) 航路(下)
訳者の大森望が「今まで自分で訳した作品の中で最上のもの」と断言しています。私は通勤時間を利用して読みすすめていたのですが、あまりの展開に泣いてしまい、周りの人に奇異の目で見られてしまいました。
この作品もSFという概念を超えています。とにかくオススメと言っておきましょう。

「グイン・サーガ」シリーズ 栗本薫

豹頭王の誕生豹頭王の誕生(70巻)
現実世界の裏側にて進行している平行世界とでも言うべきでしょうか。客観的な目で読めば、矛盾点も多くあるでしょうし、文体等で「ちょっと・・・」と眉をひそめる箇所もあるでしょうが、それでも現在構築中という劇場世界に浸れるのは快感です。私がこのシリーズを読み始めたのが、約15年前の23巻発売時ですからもう長いつきあいになります。
実は私、8年前の2月29日(だからよく覚えている)、神田・三省堂本店での氏のサイン会に行列した事があります。思ったより小柄な方で、この体のどこに年間20冊あまりの本を出版し、舞台を手がけ、作曲さえしてしまうパワーがあるのだろうと驚嘆したものです。「100巻完結は一時の通過点で続編も書く」と公言してはばからない(笑) 栗本薫、ガンの再発など微塵も感じさせないパワーは現在も健在です。
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上記は2000年2月15日の日記より引用。その後物語は急激に失速(特に100巻のぐだぐだ展開にはあきれた)。多くの人と同じように私もグインから離れることになり、持っていた本は知人に譲ってしまいました。当初は面白かったんですよ、当初はね・・・(遠い目)


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