美保まりのスピリチュアル・ヒーリング

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2008.01.23
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カテゴリ: 子育て
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長男が4月から小学5年生になります。
そろそろ高学年になるので、これからはどのように
子どもに接するべきかな…と思っていた時に、
とても良い文章に出合いました。

今日は 大前研一 『遊ぶ奴ほどよくデキる!』 から
ご紹介しますね。




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欧米には、「 アカデミック・スマート 」「 ストリート・スマート
という表現がある。アカデミック・スマートとは、
いいタイプ
の人間だ。決められたことを効率よくこなすのは
得意だが、経験のない新しい事態に直面すると対応できず、
挫折してしまう。

対するストリート・スマートのストリートとは、

現場の体験が豊富なタ イプの人間だ。

人間関係の構築が得意で、社会に潜むチャンスや
危険に対する嗅覚に優れ、一度や二度の失敗にへこたれない。
道なき道に遭遇しても、独特の嗅覚で突破口をかぎつける。

手本のない混乱の時代に力を発揮するのは、


松下幸之助、本田宗一郎、川上源一など、
戦後の混乱の中から、世界有数の起業を
立ち上げた人たちがそうだ。家庭こそ、
子どもをストリートスマートに育てる場にしたい。


ストリート・スマートを育てる教育を、学校レベルで
実践しているのが、デンマークなどの 北欧諸国 だ。
北欧諸国では、 IT教育 英語教育 リーダーシップ教育
起業家教育 などに、特に力を入れている。


先生の役割とは、教える(= teach )のではなく、
学ぶ(= learn )ことを手助けすることだ。

teach とは、あらかじめ答えが一つに決まっていて、
それを教え、覚えさせるという行為だ。
learn の場合は、生徒が自ら学び、先生のアドバイスを受けながら
何通りもある答えを、討議や想像によって考えだし、
その一つを独自の答えとして選ぶ訓練をする。


子どもをストリート・スマートにすべく
家庭内フリースクール 」を実践するにはどうすればいいか。

最も大切なことは、親も子どもに何かを教えるのではなく
子どもが学ぶ手助けをしようという姿勢を取ることだ。


家の近所にラーメン店が2軒あり、片方は流行っているが
もう片方は閑散としているとしたら、両方の店に
食べに行き、味のせいなのか、立地のせいなのか、
値段のせいなのか、宣伝のせいなのかなど、
両者の違いをウオッチングしよう。

こうした家庭内フリースクール、ご近所フィールドワークを
実践し、ぜひ子どもをストリート・スマートに育ててほしい。

またコミュニケーション教育、リーダーシップ教育を
家庭内で実践する方法を紹介しよう。

日本人の中には、パブリックスピーチを苦手としている人が多い。
食事中に子どもが話すことがらについて、質問しながら、
一つのことについて長く子どもに話させるように
リードしていくのだ。最初は1分、親の質問に答える形でいい。

最終的に親からの質問なしで、 1テーマ5分 のスピーチが
できるようになれば、子どもは大きな自信を手に入れる
ことになる。 

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この本の中の「目から鱗の子育て術」という章では、
ご自身の子育てについても語っていらっしゃるのですが、
大きな視野で物事を見ている、大前さんの視点がとても新鮮で、
父性の足りないわが家にとっては、とても勉強になりました。


また「海外の常識、日本の非常識」となっている
全寮制の学校に子どもを預けるという提案も興味深く読みました。

欧米諸国では、全寮制の小学校、中学校、高校が充実していて
海外赴任の多い多国籍企業で、経営幹部を目指すような
ビジネスマンは、子どもをこうした学校に入れるのが
一般的なのだそうです。 

そうすることによって、一人っ子でも、
集団の中で生き抜くためのコミュニケーション、
リーダーシップ、他人への思いやり、自立心などを身につけやすく、
親の子離れもすすみ、メリットが多いそうです。


大前さんにも2人の息子さんがいらして、
次男さんは、日本の中学校を出ると、アメリカに渡って
高校からアメリカの学校に進み、今はコンピューター関係の
仕事をしています。

次男さんは中学生の頃から、パソコンが得意だったので、
母親にパソコンを教えたり、データ入力を行うことを
次男さんの 仕事 と決めて、何をやったらいくらと 料金表 を作り、
労働の対価としてお小遣いを渡していたそうです。

中学生以上の子どもには、 マネー教育 として、
お小遣いは、労働して渡すルールを決めるように とも
おっしゃっています。


ちなみに欧米では、大学進学を機に、子どもは親元を離れ、
どんなに豊かな家庭でも、授業料などの費用は
子どもが負担するのが普通なのだそうです。


学生のほとんどは、自分で銀行ローンを組み、
授業料の工面するので、借金をしているからこそ、
必死に勉強し、社会で通用するスキルを
身につけようとするそうです。

大前さんは、ご長男の結婚のときにも
1円の援助もしなかったそうで、
人生の節目節目に、子どもを信頼して子どもの選択に任せ、
できるだけ自分たちで、金銭面も含めて独り立ちできるように
導いているところを、ぜひ見習いたいなと思いました。



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Last updated  2008.03.17 19:09:31
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